むかしからあるコーヒーですが、最近特にブームになってきているようで、様々なショップが増えていますよね。
豆にもたくさんの種類があり、なんと高いコーヒーは一杯1万円もするそうです。
わたしもだいすきで毎日飲むほど。
妊娠してから、授乳が終わるまではカフェインレスタイプを飲んでいました。
カフェインが苦手だという方にも、わたしのように妊娠や授乳中にはという方にも飲めるカフェインレスコーヒーがあるのも嬉しいですよね。
仕事の合間や家事の合間、食後のスイーツタイムなど、ホッと一息つく時のお供に最適ですが、なんとそんなコーヒーにもダイエット効果があるのです。
普段何気なく飲んでいますが、ダイエットにもいいならさらに好きになっちゃいますね。
そんなダイエット効果をご紹介していきます。
コーヒーダイエットとは
このダイエットはコーヒーに含まれているクロロゲン酸というポリフェノールの働きにより脂肪の燃焼を促してダイエットをするというものです。
ダイエットというと、血糖値を上げないようにしたり、脂肪にならないようにする方法もありますが、脂肪を燃焼してくれるというものがダイエッターにとっては一番嬉しい効果ですよね。
コーヒーにはそんな効果が期待できるため、ダイエットができるのです。
毎日飲む私にとってはとても嬉しい効果です!
このダイエットでは飲むタイミングによっても効果が変わってくるため、より効果的に飲むことをおすすめします。
コーヒーのカロリー
カロリーは200mlで約10kcalです。
とっても低いですよね。
もちろんこらはブラックの場合です。
逆や砂糖を入れると一気にカロリーが高くなってしまいます。
お砂糖を入れる量にもよりますが、入れてしまうと100kcal近くなってしまう場合もあります。
100kcalとなると消費するのも大変になるだけでなく、砂糖は体を冷やしてしまうためダイエットの妨げになります。
しかも、毎日飲む場合はそれの積み重ねなので、当然体にはよくないですよね。
コーヒーにダイエット目的を期待するのであれば、砂糖は入れないようにしましょう。
ちなみに、市販の砂糖不使用と書いてあるものでも、ほかの甘味料が使われている場合もあるので気をつけましょう。
コーヒーに含まれているカフェインの影響
コーヒーといえばカフェインですよね。
眠気覚ましとして飲む方も多いかと思います。
私もそのうちの一人です。
覚醒作用があるカフェインは眠気覚ましも効果の1つなのですが、他にも利尿作用や集中力アップなどの効果もあります。
さらに、カフェインにも脂肪を燃焼する効果が期待できます。
しかし、カフェインにはいいことばかりではありません。
胃の弱い方は胃痛の原因になってしまってたり、カルシウムや鉄分の吸収の邪魔をしてしまうこともあります。
妊娠中や授乳中は、カフェインの代謝が苦手な赤ちゃんにカフェインが行ってしまうと、体内に残ってしまうこともあります。
これによりお腹の中の赤ちゃんの成長に影響したり、赤ちゃんの不眠の原因にもなると聞いたことがあります。
もちろん摂取量を守ればダイエットの味方になります!
今はカフェインレスタイプも多く出回っているので、コーヒー好きさんでもカフェインの摂りすぎをうまく気をつけることができそうですね。
コーヒーダイエットのやり方は?
このダイエットは大切な点がいくつかあります。
・砂糖を入れない
・ホットコーヒーとして飲む
・ドリップコーヒーが一番ダイエット効果が出やすい
・飲みすぎない
砂糖がダイエットの妨げになるのはもうご存知ですよね。
ホットで飲むというのは、冷たい飲み物を飲んでしまうと内臓が冷えてしまい、代謝が下がりやすくなってしまい、ダイエット効果が薄くなってしまうからです。
内臓が冷えるとむくみの不調の原因にもなるので、暖かいコーヒーを飲むようにしましょう。
そして、ダイエットに必要なクロロゲン酸という成分は、インスタントコーヒーよりもドリップコーヒーの方が残ると言われています。
そのため、ドリップコーヒーを飲むことをオススメします。
さらにダイエット効果を上げるには、飲んだ30分後に運動をすることです。
脂肪燃焼効果が上がっている時に運動をすることで、より痩せやすくなります。
ランチの後にコーヒーを飲んだらそのままウィンドウショッピングをするだけでも違いそうですね。
また、豆乳や牛乳を入れると満腹感を得られるため、小腹が空いたときにおやつではなくコーヒーを飲むといいかもしれないですね。
わたしはこの方法で完食を控えています!
コーヒーダイエットの効果
脂肪燃焼効果
なんといっても嬉しいのがこの脂肪燃焼効果です。
コーヒーには脂肪を燃やしてくれる成分が2つあります。
まず1つ目がクロロゲン酸です。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。抗酸化作用は活性酸素を除去する効果があります。
活性酸素ご増えてしまうと細胞を酸化させて傷つけてしまい、これが代謝の低下へつながります。
しかし、クロロゲン酸がそれを予防してくれるので、ダイエットの妨げになるものを減らしてくれます。
さらに、このクロロゲン酸のダイエット効果は他にもあります。
脂肪の蓄積を予防する
脂肪を燃焼する
糖の吸収を遅らせて血糖値の上昇を抑制する
善玉コレステロールの機能を高める
など。
様々なダイエット効果があるので、期待できそうですね!
そして、もう1つがカフェインです。
コーヒーといえばカフェインですよね。
カフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましにぴったりというイメージですが、このカフェインもダイエットの味方なのです。
それは、カフェインの脂肪燃焼効果にあります。
体内にはリパーゼという脂肪の燃焼を促す酵素があるのですが、カフェインはこのリパーゼを活性化させるため、脂肪燃焼効果があると言われています。
カフェインが直接脂肪をもやすわけではありませんが、体内で脂肪の燃焼効果を上げるという意味でダイエット効果があるんですね。
しかしカフェインは、いいことばかりではありません。
くれぐれも摂取量には気をつけましょう。
デトックス効果&むくみの解消
コーヒーに含まれているカフェインには利尿作用があるのですか、これはデトックス効果もあるのです。
デトックスとは汗や尿から体内の老廃物を排出することですが、実際汗からの排出は約3%、尿からの排出は約35%なので、尿からのデトックスの方が効果があります。
とはいっても利尿作用があるものは、体内を水分不足にしてしまい、どろどろ血液の原因にもなります。
トイレへ行くのと同じ回数、しっかりと水分を補給するようにしましょう。
代謝が上がる
カフェインには血行を促進する効果があります。
血行が良くなると代謝が上がるので、痩せやすい体を目指すことができます。
代謝が高ければ高いほど、食事から摂った栄養素をしっかりとエネルギーとして消費することができるので、脂肪として蓄積されません。
逆に代謝が低いと食事から摂った栄養素を消費しきれなくなってしまいます。消費しきれなかった栄養素はそのまま脂肪として体内に蓄積されてしまいます。
ダイエットでは代謝を上げることがとっても大切だということですね!
血行を良くすることは冷えの解消にも繋がるので特に女性には嬉しい効果ですね。
排便を促す
排便を促す効果もあります。
便秘の解消といえば、食物繊維というイメージですよね。
食物繊維は含まれていませんが、ちゃんと排便を促す効果があるのです。
これは、コーヒーに含まれているカフェインとオリゴ糖の効果によるものです。
まずカフェインには胃や大腸の動きを活発にする効果があります。そのため、消化がよくなるおかげで排便を促す効果がでてくるのです。
そして、オリゴ糖。
オリゴ糖には善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。便秘の改善では腸内環境を整えることは必要不可欠ですよね。コーヒーにはその効果もあるのです。
私がエステティシャンをしていた頃、毎朝お通じを出すためには飲まないと出せない、という方がたくさんいました。
多くの方が実感ているほど効果は抜群のようです!
さらに、牛乳や豆乳などをいれてカフェオレのようにすると、腸内の動きを良くするため、さらに効果がでやすくなります。
コーヒーのダイエット以外の効果
アンチエイジング
コーヒーに含まれているクロロゲン酸というポリフェノールには高い抗酸化作用があると書きましたが、この抗酸化作用にはアンチエイジングの効果もあります。
アンチエイジングとは抗老化です!簡単にいうと老け防止ですね。
抗酸化作用には細胞の酸化を防ぎます。細胞がしてしまうと、それだけで、シミやシワ、たるみの原因になってしまうのですが、クロロゲン酸がこれを防いでくれるためアンチエイジングに効果があるのです。
アンチエイジングだけでなく、美肌効果もあるので女性には嬉しいですよね。
ダイエットをしながら若々しく綺麗になれるなんて、まさに理想のダイエット方法です!
ガン予防
コーヒーに含まれているクロロゲン酸にはガンの予防効果もあります。
最近では病気の90%が〝活性酸素〟が原因になっていると聞いたことがあります。このガンもそのうちの1つです。
活性酸素は紫外線や大気汚染・ストレス・肥満・食品添加物など、あらゆるものが原因で増えてしまいます。
なかなか避けて通れないものばかりですよね。
しかし、クロロゲン酸の高い抗酸化作用が活性酸素の発生を抑制してくれるため、ガンだけでなく病気の予防につながるのです。
健康になりながら、ダイエットをしながら綺麗になれる!
クロロゲン酸の効果はすごいですね。
リラックス&安眠効果
コーヒーの香りにはリラックス効果があります。
以前コーヒーショップで働いていたとき、忙しいお店でずっと歩き回っていたのにもかかわらず、なぜか毎日眠気に襲われていたのですが、これは香りの効果でした。
脳がリラックスするとき、α波というのが出るのですが、香りにはこのα波をだす効果があります。
これはインスタントよりも、ドリップコーヒーの方が香りが強くなります。
消臭効果
余談ですが、ドリップコーヒーを入れた後の出がらしは捨ててしまっていませんか?
実はこの出がらしには消臭効果があります。
出がらしをよく乾燥させて、紙袋の様なものに入れて、口を少し開けた状態で消臭したい場所に置いておきましょう!
エコな消臭剤の完成です!
コーヒーダイエット飲むタイミングは食前?食後?
コーヒーといえば食後に飲む方が多いと思います。
食後に飲むと、体脂肪の燃焼を促すだけでなく、食事からとった脂肪の燃焼も促してくれるためとても効率よくダイエットができます。
しかし、個人的には食前に飲むのもおすすめです。
豆乳や牛乳を入れると満腹感を得ることができるため食べ過ぎを防止することができます。
お腹が空いたー。と思ったらとりあえずコーヒーを飲んでお腹を落ち着かせると、その後の暴飲暴食も抑えることができます。
特に牛乳には食欲を抑える効果があるためおすすめです!
コーヒーダイエットのオススメは運動前!
このダイエットで特に効果的なのが、運動の30分前に飲む方法です。
コーヒーを飲むことで脂肪を燃焼する効果があると書きましたが、これに運動をプラスすることで、さらに脂肪を燃焼させます。
そして、ダイエットに一番おすすめなのはウォーキングです。コーヒーを飲んだらお散歩やウィンドウショッピングに出かけるのもいいですね。
家の中でできることならスクワットや段差昇降運動をおすすめします。
入浴前にも!
入浴をすると代謝が上がり汗をかくことでデトックスができますよね。
そんな入浴の30分前にコーヒーを飲むことでさらに代謝が良くなるのでオススメです。
しかし、あまり遅い時間だと睡眠の質に入れ影響がでてしまい、返って逆効果になるため、早めに入浴する時のみにしましょう。
睡眠が与えるダイエット効果はこちらをご覧ください。
コーヒーダイエットは牛乳と豆乳どっちがオススメ?
牛乳
牛乳には食欲を抑える効果があります。そのため、食事の少し前に飲むと少しの満腹感を得られ、食べ過ぎの防止にもなるのでおすすめです。
また、カルシウムが豊富な牛乳は痩せホルモンと呼ばれる成長ホルモンの分泌を促します。そのため、寝る1時間前に牛乳入りのコーヒーを飲むのもいいかもしれないですね。
寝る前に飲むときは必ずカフェインレスタイプを選んでください。カフェインぎ睡眠の質を悪くしてしまい、返ってダイエットに悪影響になってしまう可能性もあります。
寝る前にホッとリラックスすることで、さらによく眠れるかもしれないですね。
豆乳
豆乳といえば女性のダイエットには欠かせない存在のような気がします。
大豆に含まれている脂肪燃焼効果などはもちろんですが、イソフラボンには女性ホルモンのバランスを整える効果があるため、ホルモンの乱れによる不調に効果的ですよね。
さらに、生理1週間前から豆乳を毎日摂取すると、生理中に増えてしまった体重を生理後にしっかり落とせるため、生理前から豆乳を入れて飲むこともおすすめです。
牛乳も豆乳もどちらもタンパク質が豊富です。
ダイエットには欠かせないタンパク質ですが、ダイエット中は特に不足しやすいと言われているため、少しでも補うという意味でもコーヒーに混ぜて飲むのもいいかもしれないですね。
今話題のバターコーヒーダイエットとは?
アメリカを中心に話題となっているバターコーヒーダイエット。
このダイエットとは良質な無塩バターを入れて飲むダイエット方法です。
バターなんて太る元と思ってしまいますが、無塩バターにはダイエットの味方になる不飽和脂肪酸が多く含まれています。
この不飽和脂肪酸は魚や大豆などにも含まれているもので、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすと言われています。
これを脂肪燃焼効果やデトックス効果のあるコーヒーに入れて飲むだけというのがこのダイエットです。
もちろん普通のバターを選んでしまったらダイエットどころか太る原因になってしまいます。選ぶバターは〝グラスフェッドバター〟を選んでください。
スーパーなどではあまり見かけませんが、インターネットでは気軽に買えます!
そして、ダイエット効果の高いココナッツオイルもプラスすることでさらにダイエット効果が上がります。
バターコーヒーの作り方
ホットコーヒーを用意する
グラスフェッドバターとココナッツオイルを各大さじ1入れて混ぜる
これだけです!
簡単にできるバターコーヒーダイエットも試してみたくなりますね!
コーヒーダイエットはインスタントでもいいの?
もちろんインスタントコーヒーでもコーヒーなので大丈夫ですが、脂肪燃焼効果の高いクロロゲン酸は豆から抽出した方が多く含まれます。
そのため、ドリップコーヒーやプレスコーヒーを飲むことをオススメします。
このクロロゲン酸ですが、あまり熱いお湯を使ってしまうと壊れてしまう可能性があるため、80度前後のお湯をつかうようにしましょう。
お湯を一度沸かせて火から話すと沸騰した泡が消えますよね。これがだいたい80~90度ですので、火から離して少ししたら使うようにするといいも思います。
最近では、雑貨屋さんでも手軽にドリップのセットやプレスの道具を買うことができますよね。
コーヒーメーカーを使えばあっという間にドリップコーヒーが飲めます。
本格的なコーヒーを毎日楽しみながらダイエットをするのもいいですね。
コーヒーダイエットでNGなのは?
砂糖を入れる
砂糖は100害あって一利なしです。
もちろんダイエットにも当てはまります。
血糖値を上げやすい砂糖は脂肪を蓄積しやすくします。
体冷やしてしまう作用もあるため、代謝の低下やむくみなど、ダイエットに不利な体質を作ってしまいます。
ダイエットだけでなくても、イライラしたり、肌荒れの原因にもなってしまいます。
ダイエット目的でコーヒーを飲むのであれば砂糖は使わずに飲むようにしましょう。
どうしても甘みが欲しいという方は、牛乳の甘味で飲むか、てんさい糖を使うようにしましょう。
遅い時間にコーヒーを飲む
コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用があります。そのため、眠気覚ましに飲むのはすごく効果的ですが、夜飲んでしまうと睡眠の質に影響がでます。
睡眠の質が悪くなってしまうと、痩せホルモンと呼ばれる成長ホルモンの分泌が減ってしまったり、食欲が止まらなくなってしまうなどの影響がでてしまいます。
睡眠がダイエットに与える影響はこちらをご覧ください。
そのため、夜にコーヒーを飲むのは控えましょう。
夜に飲むのであればカフェインレスタイプを飲むのがいいかもしれないですね!
コーヒーダイエットまとめ
ダイエットの効果を上げるには
・アイスではなくホットで!
・砂糖入れない
・ドリップコーヒーが一番おすすめ
・コーヒーを飲んだ30分後に運動をする
・バターコーヒーダイエットをする場合は良質なグラスフェッドバターを使う
・ココナッツオイルを入れるとさらに効果的