甘くて美味しい黒豆は私の大好きな食べ物の1つです。
何気なく食べていましたが、実はダイエット効果も美容効果も高く女性の味方の食材でした。
一時期ハマっていた時期は、煮ては食べを繰り返していましたが、お通じの良さや、産後の体重の減り方が良くなったのを私自身実感しました。
自分で作ることによりより健康的に作れるのも魅力的です。
一度にたくさん作れるためちょこちょこ買うよりもお財布にも優しくなります!
黒豆ダイエットとは
このダイエットは、黒豆(大黒豆)の効果でダイエットをするものです。スーパーにも、煮てあるものや、自分で煮ることが出来るものが売っているため、気軽に始められるダイエット方法です。
豆と言えばイソフラボンが含まれていて女性には嬉しい効果がたくさんあるイメージですが、黒豆にはイソフラボン以外にもダイエットにいい栄養素が含まれているため、痩せられるのです。
元々このダイエットは韓国で話題になったものが日本でも知られるようになりました。このダイエットに挑戦した韓国人男性はなんと、4ヶ月で100kg以上あった体重を54kgまで減らしたそうです!
すごい痩せ方ですよね。体重100きんある方と50kgの方とでは痩せ方が違ってくるので、みんながみんなここまでの結果が出るとは限りませんが、すごく説得力のある結果なので、ぜひ試してみたいですね。
韓国人が成功した黒豆ダイエット
このダイエットは韓国人男性がニキビを治すために食べていたときに発見したそうです。
この男性は様々なダイエットを試したそうですが、なかなか痩せられなかったようですが、そんなときにこの黒のダイエット効果に気がつき痩せることができたんだとか。
この方、韓国ではダイエットの神様と呼ばれているそうです。
それは、105kgあった体重を54kgまで落としたことが由来でしょうか!?
呼び名はともかく、たったの4か月でこれだけのダイエットを成功させたこの男性はすごいですよね。しかも、ニキビに悩んでいたそうですが、この黒豆は、ニキビの悩みさえも消してくれたそうです!
素晴らしいですよね。
黒豆自体のダイエット効果にもすごく期待ができそうです!
黒豆の栄養素
黒豆にはダイエットをしているときに不足しがちなタンパク質を豊富に含んでいます。
タンパク質は身体をつくる素です。タンパク質が不足すると筋肉を作りにくくなってしまい代謝が落ち、太りやすい身体になってしまいます。
でも、このダイエットならタンパク質がしっかりと摂れるのでリバウンドしにくい身体を作りながら痩せることができるのではないでしょうか。
他にも黒豆には
・体内で作ることのできない必須アミノ酸
・むくみに効くカリウム
・痩せホルモンの分泌を促すカルシウム
・糖質の代謝を促進するビタミンB1
・貧血を予防できる鉄分
・アンチエイジングにいいビタミンE
・美白にいいビタミンC
・ダイエット効果、美容効果の高いサポニン
・ホルモンバランスを整えるわイソフラボン
・ダイエット効果の高いαリノレイン酸
その他、チアミン・ナイアシン・パントテン酸・リンなど、様々な栄養素を含んでいます。
小さな粒にたくさんの栄養素を含んでいるんですね。
一度にたくさん食べられてしまうサイズなのでしっかりと栄養素を摂れそうです。
黒豆ダイエットの効果
イソフラボンが脂肪を燃焼する
イソフラボンといえばホルモンバランスを整える効果があるこたはもう有名だと思いますが、脂肪を燃焼してくれる働きもあります。
ダイエットをしている方にはこれが一番嬉しいですよね。
これはエストロゲンというホルモンが影響します。生理前や歳をとると減ってしまうこのエストロゲンには、脂肪を燃やしたり、脂肪細胞を小さくする働きがあります。
そして、エストロゲンが減る代わりにプロゲステロンという脂肪を蓄えてしまうホルモンが増えます。
生理前や妊娠中に太りやすくなるのはこのせいですね。
もちろんこれは赤ちゃんを守るために大切な働きなのですが、ダイエットをしている側からすると厄介ですよね。
そこでイソフラボンです。イソフラボンはこのエストロゲンと似た働きを体内でしてくれるため、脂肪を燃焼しやすくなりダイエット効果がでると言われています。
特に生理前には積極的に摂りたいですね。
このイソフラボンは継続的に摂取すると効果が出やすいため、黒豆ダイエットも毎日しっかり食べる方がよさそうです。
イソフラボンと食物繊維の効果で満腹感を得やすい
イソフラボンにはもう1つ嬉しい効果があります。それは、腸内に長く留まっているため、満腹感が出やすいということです。
さらに、胃の中で膨張する食物繊維も豊富に含んでいるため、2つの効果で満腹感を得やすくなります。
満腹感を得られないと食べ過ぎてしまうため当然ダイエットの妨げになってしまいますよね。そんな食べ過ぎを防ぐことができます。
小さい食べ物なのに効果はすごいですね。
他にもイソフラボンには、
・脂肪の蓄積を抑える
・血糖値の上昇を抑える
など、ダイエットに嬉しい効果が期待できます。
カリウムがむくみを解消する
黒豆にカリウムが豊富に含まれています。
身体がむくんでしまう原因はたくさんあり、特に内臓の冷えや塩分・糖分の摂りすぎにあるのですが、カリウムはその塩分の排出を促す効果があります。
よく、水を飲み過ぎるとむくむと思っている方がいますが、これは水自体がむくみの原因になるわけではなく、塩分があるせいで水分を溜め込んでしまうためむくんでしまうのです。
ということは、塩分を排出できればむくみを減らせるということですよね!
カリウムは不足しやすいと言われているので、黒豆でしっかりと摂りむくみの解消も行ないましょう!
マッサージも合わせて行うとより効果的です。
むくんでいるときに溜まっている老廃物は、セルライトになってしまうので毎晩しっかりとるようにしましょう。
不溶性食物繊維が便秘を解消する
黒豆には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は大きく分けると水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分かれるのですが、黒豆には不溶性食物繊維が特に多く含まれています。
不溶性食物繊維の特徴は、腸内のデトックスを行えることです。水に溶けない不溶性食物繊維は腸内で水を吸収して膨らみ、便のかさを増やすため、排出しやすくなります。
さらに、ぜん動運動の刺激にもなるため、より排出しやすい状態を作ります。
子供の便秘に悩んでいたときにお医者さんから聞いた話ですが、便は便秘になればなるほど、かさが減ってしまうそうです。
かさが減ってしまうと便意が来なくなってしまうため、さらにお通じの回数が減ってしまうそうです。
そんな方も、不溶性食物繊維をとればかさを増やせるのでお通じが期待できそうですね。
なかなか便秘が治らないという方、ぜひ黒豆を試してみましょう!
アントシアニンが血糖値の上昇を防ぐ
炭水化物などのGI値が高い物を食べると血糖値が一気に上昇し、すぐに下がってしまいます。
血糖値は上がり過ぎると、脂肪を蓄えてしまう〝インスリン〟というホルモンが分量されてしまいます。そして、血糖値が一気に下がることで空腹感がうまれます。
この空腹感が本当の空腹なら問題はないのですが、実は、本当はお腹が空いているわけではないのに、脳が何か食べたいと感じてしまう状態を作りやすくなってしまいます。
この偽物の空腹感に騙されて食べてしまえば、カロリーオーバーになってしまい当然太るもとです。
そこで、アントシアニンです。
アントシアニンには血糖値の急激な上昇を防ぎ、緩やかになります。これにより、インスリンの分泌量が減るため、身体に脂肪がつきにくくなります。
さらに、血糖値が一気に下がることもなくなるため、偽物の空腹感を感じることもなくなるのです。
さらに、血糖値が上がり過ぎてしまうと眠気に襲われてしまいます。お昼休み後の仕事が眠くなってしまう原因はここなあるそうです。
黒豆にはそれも防ぐ効果があるので、仕事にも力を入れられるようになりますね。
シアジニンが脂肪の吸収を抑える
黒豆の皮に含まれているこのシアジニンにほ、脂肪の吸収を抑える働きがあります。
このシアジニンはポリフェノールの一種なのですが、本来腸内で胆汁酸と一緒に吸収さらてしまう脂肪を、シアジニンが捕まえて腸壁からの吸収を阻止します。
そしてそのまま体外へ排出してくれるため身体に脂肪がつきにくくなるのです。
ダイエットを考えていない人でも、この効果は肥満防止に繋がるため嬉しいですよね。
さらにシアジニンには
・血液をサラサラにする
・肥満や肌荒れ、老化、病気の原因になる活性酸素を除去する
などの効果も期待できます。
黒豆のダイエット以外の効果
イソフラボンの効果でバストアップ
バストアップは女性にとって嬉しい効果ですよね。
特にダイエットをするとバストから落ちてしまうことが多いため、このバストアップ効果は助かります!
まず、バストは簡単にいうと脂肪のかたまりです。
赤ちゃんができた時に母乳を飲ませるのですが、母乳を分泌するのが〝乳腺〟です。この乳腺を守る役割をしているが、バストの脂肪細胞です。
ということは、乳腺を発達させれば脂肪細胞も増え、バストアップに繋がるということですよね。
母乳育児をしているとバストサイズが上がるのはこのおかげなんですね!
そして、この乳腺の発達や、乳腺細胞を増やす働きをするのがエストロゲンです。エストロゲンの分泌量が増えればバストかアップができます。
しかし、エストロゲンを増やすというのはなかなか難しそうですよね。そこで、似た働きをするイソフラボンです。
イソフラボンがエストロゲンの役割をしてくれるため、バストアップが期待できるというわけです。
イソフラボンはとことん女性の味方ですね!
ダイエットをしながらバストアップができるのはとても嬉しい効果です!
シアジニンがアンチエイジング&美肌効果
ポリフェノールの一種であるシアジニンは活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素が増えてしまうと体内の細胞を酸化させてしまい、代謝が落ちてしまったり、細胞を傷つけてしまいます。これが原因で、シミやシワ・ニキビなどの肌トラブルや細胞の老化がおこります。
しかし、シアジニンにはこの厄介な活性酸素を除去する効果があるので老化や肌トラブルを防ぐことごできます。
老化は20歳から始まっていると聞くので自分には関係ないと思うわにはいかないですよね。
黒豆を食べるだけでキレイになりながらダイエットができるのはとてもありがたいですね。
韓国人が激やせ!黒豆ダイエットのそのやり方とは?
1日70g摂るようにします。これは乾燥した状態での分量なので、調理すると少し増えます。
意外とお腹に溜まる量なのでダイエットがしやすい気がします。
この70gの黒豆を食事の中で取り入れるのがようにしましょう。
野菜たっぷりのミネストローネやサラダなど、野菜と一緒に摂ることでさらにビタミンや食物繊維を摂ることができ、満腹感も得やすくなるためダイエットがしやすい気がします。
また、食事と食事の間に小腹が空いたなーという時に、少しつまむのもいいと思います。
私は間食がやめられなかったので、それを黒豆に置き換えることで産後ダイエットを成功させることができました。
黒豆の調理方法
黒豆は始めに水で洗います。
ざるに入れて優しく洗うようにしましょう。あまり強く洗ってしまうと皮が破れてしまいます。
洗った黒豆は、黒豆の倍くらいの水を入れた鍋で一晩(最低でも5時間)ふやかします。
ここまではどの調理方法にも共通する方法です。
蒸し黒豆
ふやかした後15分ほど蒸したら完成です。
とても簡単ですよね。
蒸すことで栄養素をしっかりと残すことができるため、この方法が一番ダイエット向きです。
煎り黒豆
ふやかした黒豆を軽く水切りをしてフライパンで煎ります。
そのままの乾燥黒豆を煎る方法もありますが、食べにくいというのと、ふやかした方がカサがふえ満腹感を得やすいため、他の調理方法と同じように下ごしらえをすることをオススメします。
茹で黒豆
ふやかした水のまま中火にかけ、沸騰する直前で弱火にしてことこと煮込みます。
黒豆が柔らかくなったらそのまま少し蒸らします。
茹で時間は袋の裏を参考にするといいと思います。
黒豆ダイエットの注意点
イソフラボンの摂りすぎに注意!
女性にとって嬉しい効果がたくさんあるイソフラボンですが
摂りすぎは乳がんや子宮内膜症のリスクが高くなってしまいます。
ダイエットにいいからと言って分量よりも多黒豆摂るのはやめるようにしましょう。
イソフラボンは納豆や、豆腐などの大豆製品にも含まれています。納豆の場合は1パックで1日の摂取量に達してしまうので、黒豆と合わせて摂ることは控えた方がいいかもしれません。
心配な方は調べてから食べることをおすすめします。
煮た黒豆に注意!
黒豆をお砂糖や醤油を使って煮る黒豆もありますよね。
こちらは甘くてとても美味しいですが、煮る時に大量の砂糖を使います。
市販の黒豆の煮豆も同様に砂糖が多く使われ、さらに味付けが濃いものになっています。
これらを毎日摂るのはもちろんダイエットには向きません。
どうしても甘い味付けで食べたい場合は次の方法で調理しましょう!
ダイエット中におすすめの煮豆の作り方
・砂糖はてんさい糖を使う
てんさい糖は白い砂糖よりも血糖値が上がりにくく脂肪を溜めにくいお砂糖です。甘さはしっかりとあるので、てんさい糖にしても物足りないということがありません。
さらにてんさい糖は寒い地方で育っているということもあり、身体を温める性質があります。これも冷えやすい白い砂糖よりもダイエット中におすすめな理由です。
白い砂糖よりも少しお値段はしますが、ダイエットや健康を考えるとぜひこちらをつかいたいですね。
・煮る時の砂糖の量は半分に
黒豆を買うと裏面に調理方法が書いてあります。
この分量で作るとどうしても砂糖の量が多くなってしまいます。
私はダイエット中にこの砂糖の分量を半分にして作っていました。(砂糖はてんさい糖です。)半分の量でも充分な甘みがあるので、ぜひ砂糖を減らして作るようにしてみてください。
砂糖の節約にもなります!笑
甘い味付けの黒豆なら、甘いものが辞められないという方も、市販のお菓子を辞めて黒豆にすることができますよね、
栄養素のないお菓子を食べるよりも、黒豆を食べる方が断然いいと思います。
ぜひこれを機に美容やダイエットの敵になる甘いお菓子とさよならをしましょう。
黒豆茶にもダイエット効果が!
私も、妊娠中から授乳中までよく飲んでいた黒豆茶ですが、こちらにもダイエット効果があります。
ダイエット効果の高いアントシアニンやサポニンはお茶にしてもしっかりと残っているため、ダイエット中に飲むお茶としてオススメです。
しかし、ビタミン類やイソフラボンは熱に弱いため壊れてしまっていることが多いようです。
ダイエット中は水分をしっかり摂る必要があるので、ノンカフェインでダイエット効果のある栄養素が入っているのなら飲まない手はないですよね。
もちろんノンカフェインなので、妊婦さんや睡眠前などでも気兼ねなく飲むことができます。
こちらもスーパーで気軽に買うことができるので、ダイエット中の補助に飲むのはいかがでしょうか。
お茶で置き換えダイエットなどはできないので、ほかのダイエットと組み合わせることで効果を発揮してくれそうです!