産後ダイエットをしていた頃、ベビーフードやベビー用のおやつはダイエットにも母乳にもいいと聞いたことがありました。
海外セレブたちの間ではすでに話題になっているダイエットフードです。
そのベビーフードを使ったダイエットを2017.1.15放送の〝ピラミッドダービー〟で春香クリスティーンさんが行い、なんと1週間でマイナス3.1kgものダイエットに成功していました!
ちなみにこのピラミッドダービーでは、4名の芸能人が1週間本気ダイエットをしていました。
そのうちこのベビーフードダイエットは2番目に効果がでていたダイエットです。
この4名のダイエットを公平にするために、共通のルールで
・過度な食事制限はしない
・過度な運動もしない
・飲み物は水かお茶のみ
というルールがあったのですが、辛い食事制限や運動をほとんどせずに1週間で−3kgも痩せるのはすごいですよね!
ちなみに一番痩せたのは相席スタートの山崎さんが行なっていた〝セブンデイズカラーダイエット〟で結果はマイナス3.4kgでした。
そちらについてはこの記事をご覧ください。
ベビーフードダイエットとは
その名の通りベビーフード(離乳食)を食べてダイエットをするものです。
ベビーフードは母乳から私たち大人と同じような食事へ移行していくための準備期間の食事です。
消化器官の発達がまだまだな赤ちゃんのための食事なので、消化に優しくなっています。
栄養素もバランスよく含まれていて、それでいて薄味なため、ダイエットにすごく向いていそうですよね。
このダイエットは岡部クリニックの医院長が指導していました。この方はダイエット本を30冊以上も出版しているというスペシャリストです。
そんな方の指導通りに行えばしっかり結果も出せそうですよね。
そんなベビーフードダイエットの方法をご紹介していきます。
ベビーフードダイエットとは
2017.1.15に放送していたピラミッドダービーで、春香クリスティーンさんが−3.1kgという結果だした方法をご紹介していきます。
このダイエットは1日3食のうちの2食をベビーフードに置き換えるというものです。
置き換えダイエットといえば栄養バランスが偏りやすいダイエット方法ですが、このベビーフードは栄養バランスもいいので、他の置き換えダイエットのように栄養バランスが崩れにくいのも魅力の1つです。
さらにこのダイエットにはルールがありました。
・1日3食のうちの2食をベビーフードに置き換える
・置き換えをしない1食は何を食べてもいい(野菜不足にならないように野菜をしっかり食べる)
・1日3食しっかり食べる
以上です。何を食べてもいいというのもストレスにならずに続けられそうなメリットですね。ただ、1日の摂取カロリーは1300kcal以下に抑えるそうです。
番組で春香クリスティーンさんは次のような食事をしていました。
1日目
朝:ベビーフード・昼:ベビーフード・ロケ弁
3日目
サラダ・ヒレカツサンド・アイスクリーム・ベビーフード・ベビーフード
6日目
ベビーフード・野菜スティック・ソーセージパン・チョコパン・ベビーフード
字で見ると全体的に少なく感じますか、ベビーフード以外の食事を見てみると、パンや甘いものが多く、ダイエット中の食事という感じではないですよね。
それなのに、このベビーフードダイエットでは1週間で−3kgという結果がでているので、いかに効果的ダイエット方なのかわかりますね。
ベビーフードダイエットの効果
カロリーや炭水化物を大幅に減らせる
このダイエットの最大の特徴はカロリーを大幅に減らせるということです。
メーカーや種類にもよりますが、袋タイプの物だと50kcal前後の物がたくさんあります。
このダイエットでは14個まで大丈夫でしたが、2袋食べても100kcalほどです。
私たち成人の1日の摂取カロリーの目安は1800~2200kcalです。
1800kcalを3食で割ると一食約600kcalです。
それに比べるとだいぶカロリーを減らすことができます。
最近ではカロリーよりも炭水化物を減らすダイエットが増えてきていますが、炭水化物を見ても、一袋10g前後の物がたくさんありました。
ご飯お茶碗一杯でも、炭水化物量は50g前後になるので、糖質量もこんなに減らすことができます。
ベビーフードは低糖質ダイエット中でも良さそうですね。
ベビーフードは水分量が多いので意外とお腹にたまります。
消化がよく代謝が上がる
ベビーフードは消化器官の発達していない赤ちゃんのための食事なので、消化に優しいごはんです。
そのため代謝を上げることができます。
消化と代謝がなぜ関係するの?と思いますよね。それほ酵素の働きにあります。
私たちの体には酵素があります。食べたものを消化するのにも消化酵素というものを使うのですが、消化に負担がかかるものばかり食べているとこの酵素が足りなくなってしまい、代謝酵素というものの力を借りるようになります。
ただでさえ消化酵素は無駄遣いが多いので代謝酵素を頼ることが多いのですが、消化に負担がかかるものだとさらに頼るようになってしまいます。
代謝酵素はもちろん代謝をするために使う酵素です。
それを消化に使ってしまったら代謝が悪くなってしまいますよね。
そのため消化に優し良ものを食べることは代謝を上げるためにも大切なのです。
塩分を控えられる
ベビーフードは大人と同じ食事へ移行するための食事と書きましたが、食材に慣れるためにかなり薄味になっています。
そのため、塩分量を控えることができます。
現代人は塩分の摂りすぎだと聞きますが、塩分はむくみや高血圧などの原因になります。
ダイエット面でいうとむくみを放置すると溜まった老廃物はセルライトになってしまうため、太る原因にもなります。
セルライトは自分ではなかなか落とせないので、ダイエットもむずかしくなってしまいます。
塩分といえば塩を控えればいいのかな?と思うかもしれませんが、よく使う醤油や味噌、ポン酢などにも多くの塩分が含まれているため、一筋縄では減らせないのです。
そこでベビーフードの出番です。
ベビーフードは薄味になっているので、自分で薄味にしなくちゃと頑張る必要もなく自然と塩分量を抑えることができます。
そのため、簡単にダイエットができちゃうのです。
ダイエットといえば糖質を控えるものが主流になっていますが、塩分を控えることもとても大切になります。
ベビーフードダイエットのデメリット
コストがかかる
簡単にできるダイエット方法ですが、その反面少しお金がかかります。
ベビーフードは安いもので98円くらい、高いものだと300円や400円くらいかかります。
普段コンビニやスーパーで買ったものを食べるという方にとっては物によっては安上がりかもしれませんが、自炊をしている方にとっては高上がりになってしまうかもしれません。
高上がりになってしまうのが嫌という方は春香クリスティーンのように、1週間と決めて行うのが良いかもしれないですね。
薄味すぎて物足りない
市販のベビーフードは開けた時はとてもいい香りがするのですが、食べてみるとほとんど味がないように感じます。
もちろん薄味なのでダイエット面で考えるととてもいいことなのですが、どれも同じように感じてしまうため飽きてしまうかもしれません。
それでも結果の出るダイエット方法なので、とりあえず1週間だけは頑張って見ましょう!
補えない栄養素もある
ベビーフードだとタンパク質や食物繊維が不足しやすくなります。番組でもこのダイエットを行うときには野菜不足にならないやうにするとありました。
食物繊維は便秘の改善だけでなか、糖質の吸収を緩やかにするなどダイエットにもとても大切な栄養素です。
また、タンパク質は筋肉を作るもとです。タンパク質が不足して筋肉量が減ってしまうと代謝が落ちてしまうので太りやすくなってしまいます。
残りの一食でこの2つの栄養素をしっかりと補うようにしましょう。
ベビーフードは自分で作るのがおすすめ
この番組が放送後、お店からベビーフードがなくなってしまうという事態になってしまいました。
本来ベビーフードは赤ちゃんのためのお食事です。
被災地などでもまだまだ必要になっています。
そのため、大人が買い占めてしまい本当に必要な方に行き渡らないのはちょっと違う気がしますよね。
私には現在離乳食を食べている子供がいます。
毎日自分で作るようにしていますが、難しそうに感じる離乳食ですが意外と簡単に作ることができます。
なので市販のものを買うよりも自分で作ることをお勧めします。
ベビーフードも自炊のほうが安上がりで、さらに添加物なども減らせるため、さらに健康面にもダイエット面もよくなります。
最近ではレシピアプリでもたくさんのレシピを見つけることができます。
市販のベビーフードではなく、自分で作ってダイエットをすることをお勧めします。