少しずつ話題になってきていた餃子ダイエット。
2017.1.11放送の〝おデブがアイドルに大変身!ダイエット総選挙2017〟で、参加した12名のうち3名が挑戦し、そのうちの一人は、なんと3ヶ月で-20kgのダイエットに成功しています!
しかもこのダイエットではビールも一緒に飲むことでさらに効果を上げるというので驚きです。
高カロリーなイメージもあり、一見失敗しそうだなあとも思いましたが、やり方さえ抑えればちゃんと成功させられるダイエット方法なのです。
気になるのは餃子を1日何個まで食べられるかというところですよね。
詳しくはこれからご紹介していきます。
餃子ダイエットとは
このダイエットはボクサーの減量法から生まれた方法です。
ボクサーの減量はすごいですよね。これを一般のダイエット用にしたのがこの餃子ダイエットです。
この間みた番組で出ていたボクサーさんは2週間で6kg落とすと言っていました。
これをダイエットに取り入れられればすぐに痩せられそうですよね。
そこで用いられるのが餃子なんだそうです。
減量と聞くと炭水化物を控えるのかな?と思いました。しかし、餃子には炭水化物もたくさん含まれていますよね。
それもこのダイエット方法のポイントなのです。
餃子は太るイメージがありましたが、むしろ痩せられると知り、餃子好きの私には嬉しい方法です!
なぜ餃子で痩せる?
私の中で高カロリー、高脂質、高炭水化物なイメージがある餃子ですが、なぜ痩せられるのでしょうか。
それは、餃子に使う食材にありました。
餃子には、皮の中にキャベツやにらなどの野菜や、ひき肉などが入っています。
野菜でビタミン・ミネラルを補え、ひき肉でタンパク質や脂質を補えます。そして、餃子の皮からは炭水化物が補えるため、栄養バランスがいいというのがこのダイエットのポイントです。
置き換えダイエットをするとどうしても栄養バランスが崩れてしまいます。特に代謝を上げるのに必要なタンパク質が不足しやすくなりますが、これならタンパク質もしっかりと補えますね。
さらに、豚肉にはダイエットの味方になるビタミンB群も含まれているので、ダイエット向きの食べ物になります。
餃子ダイエットのやり方。餃子は何個まで?
1.15に放送された〝おデブがアイドルに大変身!ダイエット総選挙2017〟で紹介されたやり方をご紹介していきます。
このダイエットではカロリーではなく、摂取する食べ物のグラムを重視してください。
朝食:バナナ一本・100パーセントのオレンジジュース
昼食:500gの重さの食事・水300ml
夕食:餃子150g(約7個)・ビールか炭酸水180ml
(運動をしたら餃子を倍の量食べてもいい)
だいぶストイックに感じますがいかがでしょうか?
お昼ご飯はグラムさえ守れば何を食べてもいいそうなので、ここで好きなものを食べておくとストレスにならなくていいかもしれないですね。
この時にご飯などの炭水化物もしっかり摂るようにしましょう。
そして夕飯で餃子の出番です。
驚きなのがビールも飲んでもいいということ。
アルコールはダイエット中はダメなイメージでしたが、この方法では一杯なら飲んでもいいそうです。
1日を通して食事制限をしている感じですね。
これなら痩せられる気がする反面、私には続けられないような気がします。汗
もし、完食がしたくなってしまったら、羊羹や大福などのあんこ系の物を一個だけなら食べてもいいそうです。
ちなみに、この番組が放送される前からあった餃子ダイエットのやり方も、夕飯を餃子に置き換える方法でした。
食べてもいい量は最低7個、最高で16個だそうです。
こちらのやり方は他に制限がないので、私は実行するならこちらがいいです。笑
しかし、大幅に減量したい!という方はテレビで紹介された方法の方が確実に痩せられそうですね。
餃子に含まれている栄養素
餃子の皮
炭水化物・タンパク質
最近では炭水化物を減らすダイエットが主流になってきていますが、炭水化物は私たちが活動するためにとても大切な栄養素です。
そのため、完全に抜くことはよくありません。
餃子では炭水化物もしっかり補うことができます。
豚ひき肉
タンパク質・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンA・ビタミンE など。
タンパク質は筋肉を作るもととなります。
ダイエット中に筋肉を落としてしまうと代謝が落ちてしまい太りやすくなってしまうので気をつけましょう。
キャベツ
食物繊維・ビタミンC・ビタミンU・ビタミンK
キャベツといえはダイエットの味方のイメージですよね。
便秘の改善だけでなく、糖質の吸収を緩やかにしてくれる食物繊維が豊富なためダイエットにぴったりです。
ニラ
ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・カルシウム・マグネシウム など。
ダイエット中に必要なビタミンB1・ビタミンB2が含まれているニラもダイエット中にオススメの食材です。
ダイエットだけでなく、免疫力アップや疲労回復効果などもあります。
にんにく
ビタミンB1・ビタミンB2・食物繊維・カリウム
体に良いイメージがあるにんにくにも、ダイエットの味方になる栄養素がたくさん含まれています。
また、代謝を高める働きがあるので痩せやすい体を作ることができます。
ネギ
ビタミンA・ビタミンC・カルシウム・アリシン
風邪予防になるイメージが強いネギには体を温める効果があります。身体が温まると代謝が上がるので痩せやすい体を作ることができます。
特に冬のネギは栄養価が高くなるので積極的に摂りたいですね。
餃子ダイエットの効果
栄養バランスをよく摂れる
ダイエットといえば、食事制限をしたり、置き換えダイエットをしたり‥栄養バランスが崩れやすくなってしまいます。
理想的なダイエットは、和食のようなヘルシーな食事をバランスよくとって、程よく運動すると言うものですが、なかなか実行できない方が多いですよね。
そこでこの餃子ダイエットです。
餃子の皮は炭水化物・タンパク質を多く含み、野菜でビタミン・ミネラルが補えます。
ひき肉ではタンパク質・脂質がしっかり摂れるので五大栄養素をバランスよく摂ることができます。
炭水化物は三大栄養素の1つで、私たちが活動するために大切なエネルギーになります。不足すると、疲れやすくなってしまったり、脳が働かなくなります。
タンパク質は筋肉や私たちの身体を作るもとです。
特に不足してしまうと筋肉量が落ちてしまい、代謝が悪くなります。すると痩せにくく太りやすい体ができてきまうため、せっかく痩せられたとしてもリバウンドをしやすくなります。
そしてビタミン・ミネラルです。
ビタミン・ミネラルは私たちの身体を機能させるとても大切な栄養素です。
とくに、ダイエットの味方になる物も多く、脂質や糖質の代謝を促したり、むくみの予防をしたり、脂肪をもやしやすくするなど、ダイエットをする上でも欠かせません。
そして、脂質です。
脂質はダイエットをする上では要らないようなイメージごありますが、不足してしまうと便秘になる可能性もあります。
乾燥肌の原因になる可能性もあるので、適度な脂質は必要です。
これらの栄養素をバランスよく摂れるのがこの餃子ダイエットの最大の魅力です。
栄養バランスを毎日考えるのは意外と面倒ですが、餃子なら考えなくてもしっかりバランスよく摂れるのが嬉しいですね。
代謝を上げて痩せやすい身体を作る
ダイエットをしていると代謝を上げるという言葉よく聞きますよね。
代謝とはエネルギー消費のことを言い、食事から摂取したものをエネルギーとしてしっかり消費することで、身体に余分な脂肪がつきにくくなります。
さらに、溜めてしまった脂肪もエネルギーとして使う場合もあります。
この代謝が高ければ高いほど同じ活動量でも消費できるエネルギー量が増えるので痩せやすくなります。
その代謝を上げるために必要ものの1つ目がタンパク質です。
筋肉量が多ければ多いほど消費するエネルギー量が増えるのですが、筋肉の元になるのがタンパク質です。
餃子では、お肉を使っているため、しっかりとタンパク質を補うことができます。
さらに、餃子にはもう1つ代謝を上げるものがあります。
それはにんにくです。
にんにくに含まれている〝アホエン〟という栄養素には血液をサラサラにする効果があります。血行が良くなると冷えの改善や低体温の改善に繋がるのですが、これも代謝を上げるポイントになります。
にんにくだけでなく、生姜も使えばさらに代謝を上げることができます。
脂質や糖質の代謝を促す
餃子に使う、豚ひき肉やにんにく、ネギにはビタミンB1とビタミンB2が豊富に含まれています。
この2つはビタミンの中でもとくにダイエットを手助けしてくれる嬉しいビタミンです。
ビタミンB1は糖質の代謝を上げ、ビタミンB2は脂質の代謝を上げるため、しっかりエネルギーとして使えるようにしてくれます。
そのため、身体に蓄積されにくくなります。
せっかく摂った栄養素もエネルギーとして使えなければ身体に蓄積されるだけで、意味がありませんもんね。
エネルギーとして使うことで、元気に活動でき、身体にも蓄積されないので一石二鳥ですね。
疲労回復
餃子にはダイエット効果だけでなく、疲労回復の効果があります。
それは上にも書いたビタミンB1の効果と、さらににんにくに含まれている〝アリシン〟という栄養素の効果です。
ビタミンB1自体にも疲労回復効果があるのですが、そのアリシンとくっつくことで〝アリアチミン〟という成分に変わります。
アリアチミンになることで吸収率がさらによくなるため、より疲労回復効果が出るのです。
疲れてしまえばダイエットだけでなく、日常生活もダラダラになってしまいますよね。
エネルギッシュに、活動するためにしっかりと疲労回復効果のある餃子を食べましょう!
消化がいい
餃子の具は全てみじん切りしていますよね。
それにより消化への負担が減り、さらに栄養素を吸収しやすくなりそれぞれの栄養素の効果を上げやすくなります。
また、消化への負担が減ると代謝も上がります。
普段消化活動をするときは、消化酵素というものが使われるのですが、これだけでなく、代謝に必要な代謝酵素も消化活動に使われます。
消化活動に代謝酵素が使われてしまうと、代謝を行う酵素が減ってしまいます。すると代謝が落ちてしまうのでダイエットの妨げになってしまいますよね。
しかし、消化にいい餃子なら消化への負担が減るため使う消化酵素や代謝酵素が少なくて済みます。
そのため代謝酵素が落ちにくいのです。
ダイエットでは代謝がとても大切なので、これは嬉しいですね。
餃子ダイエットを成功させるためのポイント
・餃子は最低でも7個食べる
・運動をすることで筋肉量を維持できる(食べてもいい量が増えるので空腹と戦わなくて済む)
・朝と夜の食事量に気をつける
・飽きてしまわないように工夫する
・ビールを飲むなら180mlまで
・ビールを飲まない方は炭酸水を飲むことで満腹感を得られる
これらのポイントはできるだけ抑えるようにしましょう。
また、このダイエットの餃子は買ったものでも大丈夫ですが、自分で作った方が、コストも安く、さらにヘルシーで添加物も減らして作ることができます。
市販のものは焼いてから時間がたってしまっているため、焼くときに使った油が酸化している可能性があり、脂肪として蓄えられやすくなります。
それを手作りにすることで、防ぐことができるのでよりダイエット向きですね。
このときダイエット効果の高いオリーブオイルやアマニ油を使うとさらに効果的になります。
味付けも自分で作れば薄味にもできるので、むくみの対策になり、より結果を出せるようになります。
タネは多めに作っておけば後は冷凍保存ができるので、手間も省くことができますね。
すこし手の凝ったダイエットですが、痩せるためです!
頑張って続けましょう!
餃子ダイエットを失敗する原因
飽きてしまって続かなかった
置き換えダイエット全般に言えそうですが、同じものを毎日食べるのはどうしても飽きてしまいそうですよね。
このダイエットでも失敗してしまう方は続かないという方が多いようです。
餃子が大好きという方はいいこもしれませんが、そうでない方は工夫が必要になりますね。
餃子のタネに大葉や梅干しなんかを入れてみると少し違った味わいになり、マンネリ防止ができます。
さらに、タレもいつもは醤油の方は、ポン酢に大根おろしを入れたものにしても美味しく食べられます。
テレビの方法なら即効性があるかもしれませんが、夜しか置き換えない場合は、長期戦になるかもしれないので、工夫して食べるようにしましょう。
夕飯以外で食べ過ぎてしまう
テレビで紹介していた方法を実行すれば食べ過ぎてしまうということほないと思いますが、夕飯だけの置き換えだとどうしても朝とお昼に食べ過ぎてしまうという可能性が出てきます。
置き換えをすることで、夜ご飯のカロリーや量を減らすことができるのですが、朝とお昼に食べ過ぎてしまい、1日のトータルの摂取量が増えてしまったら意味がありません。
夕飯だけの置き換えにするとしても、朝とお昼はダイエットを意識したメニューにすることをお勧めします。