最近話題になっている乳酸キャベツ。
テレビでダイエットを行なった芸能人さんのダイエット結果が凄かったため、自分で作って行う方が多いようです。ただ食べるだけの方法なので試してみたくなりますよね。
その中で効果ないという声も聞かれます。
その場合は、作り方や保存する時のやり方が間違ってしまっている可能性があるので、レシピを参考にしながら作っていきましょう!
やり方や食べ方、食べる量には特に決まりがないというのも、続けやすいポイントだと思います。
お味噌汁に合うという声も多いので、ぜひ取り入れてみましょう。
細かいルールがなくストレスになりにくいダイエット方法なのでぜひ試してみたいですね。
乳酸菌キャベツとは
キャベツや塩などを使って作る漬け物のようなものです。
表面には乳酸菌がついており、これを材料を合わせて揉んでおくことでキャベツや砂糖を餌にして菌の発酵が進みます。
これにより〝乳酸キャベツ〟と呼ばれているそうです。
表面に乳酸菌がついているということに驚きました。
ほのかに酸味も味わえるこのキャベツはそのまま食べても、料理にも使えるので作り置きしておくととても便利です。
最近では作り置きおかずでのダイエットも話題になっていますが、そのメニューの一つとして活用できそうですね。
ちなみに海外では、〝シュークルート〟や〝ザワークラウト〟と呼ばれており、海外でも人気なんだそうです。
キャベツの栄養素
そのままのキャベツにもダイエット効果が高いですよね。
それをこのようににすることで、しんなりとするため、量も多めに摂ることができます。
栄養素からご紹介していきます。
栄養素
・むくみの解消効果があるカリウム
・目や皮膚の健康を保つβカロチン
・ダイエットをする上で必要なビタミンB群
・美肌、美白効果の高いビタミンC
・胃腸薬に使われるほど胃腸の健康を保つビタミンU
・血液の凝固作用のあるビタミンK
・骨を丈夫にしたり細胞を修復するカルシウム
・妊娠中に積極的に摂りたい葉酸
・便秘の解消効果のある食物繊維
などの栄養素が豊富に含まれています。
とくにビタミン・ミネラルが豊富に含まれいます。
これらは不足しがちな栄養素ですが、乳酸キャベツならたくさん食べられるのでしっかりと補いたいですね。
乳酸菌の効果
乳酸菌に注目されることが増え、最近ではチョコレートに入っているものも販売されるようになってきていますよね。
腸内環境を整えるイメージが強いですが、実は他にも多くの効果があるのです。
乳酸菌の効果
・腸内環境を整えて便秘を改善する
・免疫力が上がることで風邪の予防ができる
・アトピーの改善ができる
・口臭を予防する
・コレステロール値を下げる
・大腸ガンを予防できる
などの効果があります。
また、腸内環境を整えることや、コレステロール値を下げることはダイエットにも繋がりますよね。
この二つが合わさることでたくさんの効果を期待できそうです。
乳酸キャベツの作り方
とても簡単に作れる乳酸キャベツの作り方をご紹介します。
材料:1/4・塩小さじ1・砂糖ひとつまみ
1.キャベツは常温にしておきます
2.千切りにしたらジッパー付きの袋に入れます(細くしたいときはピューラを使うのもおすすめです。)
3.そこに塩と砂糖をも入れたらよく揉み込みます
4.水分が出てきたら空気をしっかりと抜いてジッパーのくちをしっかりと閉じましょう
5.袋の上にペットボトル3本を重しとして置いておきます。
気温にもよりますが、1~3日ほどすると、袋の中に小さな気泡が出てきます。これが乳酸菌が発酵している証拠です。
キャベツの色が変わって酸味があるようなら完成です。
完成まで少し時間がかかりますが、熱を加えたりしたら意味がないので気長に待ちましょう。
保存するときは煮沸消毒をした容器に入れておくようにしましょう。保存期間が長くなります。
作り方はとても簡単ですよね。
材料も3つだけなのですぐに実行できそうです。
余計なものを一切使っていないのでさらに身体によさそうですね。
ちなみに2017.4.1に放送された“世界一受けたい授業”であるものを使うと、乳酸発酵が早く進むと紹介されていました。
そのあるものとはヨーグルトのホエイです。ヨーグルトから出てくる水っぽいやつですね。
これを作るときに一緒に入れるといいそうです。
早く食べたいときはこの方法で作るといいですね。
乳酸キャベツダイエットのやり方
この方法は作った乳酸キャベツを毎日の食事にとり入れるというものです。
特に細かいルールはないようですが、〝毎日とり入れる〟というのが大切なんだそうです。
一度にたくさんの量を食べたとしても、これは、3日ほどしてしまうと体外へ排出されてしまうからなんだそうです。
ナイナイアンサーというテレビ番組で、SKE48の鎌田菜月さんが2週間で、なんと体重が4キロほど減っていました!
効果てきめんですよね。2週間で4キロはすごいと思います。
しかも、やり方に細かいルールがないというのも続けやすいポイントだと思います。
身体にいい食事は一汁三菜と言われていますが、作っておけば簡単に一菜プラスにもなりますね。
乳酸キャベツのダイエット効果
デトックス効果
胃腸の健康を維持するために大切なビタミンUがキャベツには豊富に含まれています。
このビタミンは胃腸薬にも使われているほど、効果の期待できるビタミンなのですが、実はダイエットの味方になるビタミンでもあるのです。
それは、ビタミンUに肝機能を強化する効果にあります。
肝臓とは、食事から摂った栄養素を体内で使えるようにしたり、老廃物などの有害なものを無害化する働きをします。
その肝臓の働きを高めることで老廃物の処理をより活発に行えるようになるため、デトックス効果があがるのです。
さらに、このビタミンUは肝臓に脂肪がつくのを防ぐ効果もあります。
肝臓が弱ってしまうとむくみの原因にもなってしまうので、しっかりビタミンUを摂りたいですね。
腸内環境を整える
腸内環境を整えることも一種のデトックス方法です。
腸内環境が整うと便秘の改善もできますよね。体内にある老廃物や毒素の排出の大半が便として排出されます。
逆に考えると、便秘の方は老廃物や毒素をしっかりと排出できていないことになります。
便があるのは腸内です。
腸は栄養素を吸収して、血管に送ることで全身に栄養素を行き渡らせる役割があります。
その腸に老廃物や毒素の塊である便があると、腸は便からも余分なカロリーや老廃物を吸収してしまい、それを全身に運んでしまいます。
これが肥満の原因にもなるのです。
なので、ダイエットをする時にはまず、便秘の改善が必要になります。
さらに、ダイエットとの関係はこれだけではありません。
腸内環境が良くなると、老廃物が体内から減るため、血液やリンパの流れがよくなります。
それにより代謝が上がりやすくなるため、痩せやすく太りにくい身体を作ることができるのです。
乳酸菌にもキャベツの食物繊維にも腸内環境を整える効果があるため、便秘の改善はもちろん、腸内環境を整える効果はバツグンなんです。
お通じは、匂いがなくするっと出る便を1日3回ほど出すのが理想なんだそうです。
便秘の方も、お通じの回数が少ない方もぜひを取り入れてみましょう!
むくみの改善
むくみの原因はいくつかありますが、そのうちの1つが塩分の取り過ぎです。
水を飲むとむくむと思っている方がいますが、正確には塩分を摂り過ぎているせいで水を蓄えやすくなってしまうことがむくみの原因です。
塩分をとると体内のナトリウム濃度がこくなってしまうため、これを薄めようとして水分を保持してしまうのです。
これを改善するためには、水ではなく、塩分の排出を促すことが大切になります。
そこで乳酸キャベツです。
キャベツには多くのカリウムが含まれています。
カリウムには塩分を排出する効果があるのでむくみの改善にぴったりなのです。
むくみを気にして水分を摂らないのは、ダイエットをする上では逆効果になるので、水分はしっかりも摂るようにしましょう。
むくみを改善するだけでも足がほっそりして見えるようになりますよね。
体重の変化だけでなく、見た目の変化もダイエットをする上では嬉しい効果です。
その他乳酸キャベツの効果
美肌効果
腸内環境が整うことは美肌効果にも繋がります。
腸内環境を整えるのところでも書いたように、老廃物や毒素の塊である便が腸にあると、そこから本来なら排出されるべきである余分な老廃物や毒素を吸収してしまいます。
吸収されたこれらは、血管を通って全身に行きます。もちろん肌へも送られます。
老廃物や毒素が肌に送られるということは…
想像すると恐ろしいですが、これが肌荒れの原因なのです。
さらに、血液中に老廃物か増えてしまうと血行が悪くなってしまいます。
これにより、肌がくすんだり、クマができたりなどのトラブルもでてしまいます。
腸内環境が悪いと肌に関するたくさんのトラブルの原因になってしまいますね。
腸内環境か整う乳酸キャベツは、美肌づくりの強い味方になってくれます。
高い化粧品を使うよりも、食べ物で身体の内面からキレイにして行きたいですね。
免疫力アップ
腸内環境が整うことは免疫力アップにも繋がります。
ヨーグルトが免疫力アップにいいのはこれと同じですね。
実は免疫細胞の7割が腸にあります。そして腸内に住んでいる菌がこの免疫細胞を活性化させます。この菌を増やすことで免疫力が上がるのですが、その効果があるのが乳酸菌です。
乳酸菌は腸内細菌のエサになるため、菌を増やすためには欠かせない栄養素なのです。
この腸内細菌は最近では〝腸内フローラ〟と呼ばれており話題になってきています。
腸内フローラを整えて増やすことでダイエットをする方法が本やテレビでたくさん特集されていますが、それができるのです。
風邪だけでなく病気の予防にもぜひ取り入れたいですね。
ストレスの緩和
ダイエット中は食べたいのに食べられないことでストレスが溜まりやすくなりますよね。
ストレスが溜まるとそれが爆発してしまい暴飲暴食をしてしまったり、甘い物を欲してしまうことありませんか。
さらに、ストレスは太る原因になる〝活性酸素〟というものも増やしてしまうなど、ダイエットをする上ではとても厄介な存在です。
しかし、腸内環境を整えることは、そのストレスを緩和する効果もあるのです。
実は、腸は第2の脳と呼ばれているほど、たくさんの神経があります。
その中に、幸福感を感じることのできる〝セロトニン〟という神経伝達物質がもあるのですが、腸内環境が悪いとこれが不足してしまうため、ストレスに弱くなってしまうそうです。
イライラしやすくなるのも腸内環境か悪いことが原因になります。
そんなストレスの緩和ができるんです!
ダイエット中のイライラを上手く改善して、より痩せやすくしていきたいですね。
乳酸キャベツはどんな味?
少し酸味のあるお漬け物のような感覚です。
食べた時においしいと感じる方が多いようですが、少し不味いような気がする方は発酵ではなく腐敗している可能性があるので気をつけましょう。
もちろん個人差はあると思います。
ちなみに、砂糖を減らしてしまったり、空気をしっかり抜かないことで、発酵ではなく腐敗してしまっている可能性があります。
レシピ通りに作ることが美味しい乳酸キャベツを作るポイントになります。
乳酸キャベツダイエットの食べる量は?
摂取量は1日80グラムを目安に食べるようにしましょう。
ダイエットにいい乳酸キャベツですが、こちらは作るときに塩を使っているため、過剰摂取は高血圧やむくみの原因になります。
ダイエット面で話をすると、むくみは時間が経つとセルライトに変わります。一度できてしまったセルライトは無くすのがとても大変です。
さらに、むくみやセルライトをさらに作りやすくなってしまいます。
なのでむくんでしまわないように摂取量は80グラムほどにしておきましょう。
ちなみこのダイエットは食べる量よりも毎日食べるということが大切なんだそうです。
少しずつでも毎日忘れずにたべるようにしましょう。
乳酸キャベツの保存期間は?
保存期間は約2週間です!とても長いですね。
これだけ日持ちするのなら、まとめて作っておけばキャベツを悪くさせてしまうこともなく、手間も省けそうです。
しかし、2週間持たせるためには1つ大切なことがあります。
それは、保存容器をあらかじめしっかりと煮沸消毒をしておくということです。
消毒をしておけば、カビなどの発生を防ぐことができるので、乳酸キャベツを入れる前に必ず行いましょう。
さらに、保存容器はガラス製のものにするとよりいいでしょう。
乳酸キャベツは効果なし?
テレビでの効果がすごくて話題になりましたが、一方で効果がないという声も。
それには次のような原因が考えられます。
乳酸菌発酵が進んでいない
このダイエットは必要な乳酸菌がしっかりと増えていなければ効果は出にくくなってしまいます。
たべる前にチャック付きのポリ袋の中にしっかり気泡出ていることを確認しましょう。出来ていない時は材料の分量の間違いや、袋の中の空気がしっかり抜けていなかった可能性があります。
塩分が少なすぎたり、重しをしていないことも原因になりそうです。
作るときの保存環境
この乳酸キャベツは常温において作ります。冷蔵庫に入れてしまうと乳酸菌ではない菌の発酵が進んでしまう可能性があるので、常温で置いておきましょう。
また、季節によって部屋の暑さも変わりますよね。
温度が高いときの方が発酵が進みます。そのため、毎日確認することをおすすめします。
逆に寒い時期は発酵が遅いため、気長に待つようにしましょう。
ダイエット向きの食生活をしていない
この方法は乳酸キャベツを毎日食べるということ意外に決まりがありません。
だからといって痩せないような食事ばかりしていたら効果も薄くなってしまいます。
このキャベツに効果があるので、ストイックにダイエット生活をする必要はないと思いますが、ダイエットに悪い食生活ばかりするのは避けましょう。
市販の揚げ物やおかしは特に控えてください。
特に時間のたっている揚げ物は太る原因になります。
できるだけ自炊をすることで、ヘルシーで健康的なものが作れると思います。
時間がなくてコンビニばかりになってしまうという方も、最近ではコンビニにも健康的なものがたくさんあるので、そのようなものを選ぶようにしましょう。
世界一受けたい授業で紹介!乳酸キャベツレシピ!
2017.4.1に放送されたテレビ“世界一受けたい授業”で紹介された簡単に作れる乳酸キャベツのレシピをご紹介します。
材料:乳酸キャベツ・サバ缶・卵
1.耐熱容器に乳酸キャベツを敷き、その上に軽くほぐしたサバ缶を汁ごとのせます。
2.その上に卵を割り落としたら電子レンジで1分30秒加熱して完成!
乳酸キャベツのサバ蒸し煮の完成です!おいしそうですよね。サバ缶はダイエット効果の高い食材なのでこのレシピは嬉しいです!
簡単に作れるので明日にでも試してみようかと思うます!