運動しているのに痩せない。
食事制限をしているのに痩せない。
昔の方が簡単に痩せた。
と思ってしまうことはありませんか。
ダイエットは女性にとって永遠のテーマですよね。
それなのな頑張っても結果がでてこないとモチベーションも下がってしまいます。
でも、痩せないのには理由があります!
栄養素の不足や、間違った方法で行っていないかなど、原因は必ずあるはずです。
次からご紹介していくものに当てはまるものはありませんか?
チェックをしてしっかり取り入れていきましょう!
痩せない人の特徴
ダイエットをしている方に意外と多いのが何をやっても痩せなれないと感じている方です。
このダイエットは効果がある!というビフォーアフターの写真を見てみると、劇的に変わっている方がたくさんいますよね。
なのに自分は痩せられないのはなぜだろうと私も感じたことがあります。
そんな方には意外にも共通点がありました。
・食べていないつもりが意外と食べてしまっている
私がエステティシャン時代に見ていた方で多かったのがこのタイプです。
・ダイエットのやり方を間違えてしまっている
せっかく行なっていても意味のないものになっていまっていますね。
・即効性を求め過ぎている
美は1日にしてならずです。継続して行えるものをえらびましょう!
・運動しているからいいやと思って食べている
運動1:食事9と言われるくらい食事が大切になってきます。
・基礎代謝が低い
摂取したものをエネルギーとして使える量が少ないため、体脂肪を燃やす前につけやすい体質になってしまっています。
・ストレスを溜めやすい
痩せたいと思い過ぎてしまうのもストレスになる可能性があります。
・早食い
噛まないせいで満腹感を得られず食べ過ぎの原因になります。
消化器官への負担にもなります。
・睡眠不足
睡眠が足りていないことで食欲が旺盛になります。
代謝のコントロールがうまくできなくなったり、痩せホルモンの分泌が減ります。
・お腹が空く前に食べている
空腹時間を作らないと、腸内環境のデブ菌の割合が増えてしまいます。
・食べる量は少ないけど食べているものが悪い
朝食に【菓子パンだけ】なのと、【目玉焼き・お味噌汁・焼き魚・ご飯】では菓子パンだけの方が量は少ないですが、こらは太るのはもとです。
ざっと書いただけでもこれだけ出てきます。
まずは自分の生活を見直して見ましょう!
痩せない原因
栄養不足
ダイエットを始める時、まずはエネルギー摂取量を減らすために食事制限が思い浮かぶのではないでしょうか。
確かに食生活の見直しは痩せるためにとても大切になります。
そして、エネルギー摂取量を減らすことも大切になります。
しかし、間違えた減らし方が痩せない原因になるのです。
【痩せない原因、実は4つの栄養不足】という本も出版されているほど、栄養素は大切なんですね。
ダイエット中に減らしてはいけない栄養をご紹介していきます。
カルシウム
骨の健康のために欠かせないカルシウムですが、ダイエットにも欠かせない栄養素です。
カルシウムは血液の中や脂肪細胞にも存在しています。
血液中のカルシウムが不足すると、脂肪細胞が取り出して補おうとするのですが、実はこの時に脂肪を合成してしまう酵素が出てしまいます。
これにより体内の脂肪が増えて太りやすくなってしまうのです。
これだけではありません。
カルシウムは不足すると体脂肪を蓄えてしまう遺伝子の働きを活性化させる〝カルシトリオール〟というホルモンの分泌が行われてしまいます。
きっとこの働きも何かの役に立つものだと思うのですが、ダイエットをしている方にとってはすこし厄介ですよね。
これらを見ると、摂取することで痩せやすくするというよりは、不足することで太りやすくしてしまうということですよね。
せっかく他のダイエットを頑張っても太りやすくなってしまっていたら効果が出にくくなってしまいます。
日本人はカルシウムが不足しがちだと言われているので、積極的に補うようにしましょう!
また、イライラを抑える効果もあるので、ダイエット中のストレスの緩和にも役立ち、ストレス太りを防いでくれます。
カルシウムが多く含まれている食材
乳製品・小松菜・桜エビ・しらす・ひじき・豆腐 など。
ビタミンB群
ビタミンはどれも大切になってきますが、特に必要なのがこのビタミンB群です。
ビタミンB1は主に糖質の代謝をサポートします。
ビタミンB2は脂質の代謝をサポートします。
そして、ビタミンB6はタンパク質の代謝をサポートします。
摂取した栄養素はエネルギーとして使えなければ脂肪として身体に蓄えられてしまいます。
そのために必要になります。
しかし、一つのビタミンばかり摂っていても他のビタミンもバランスよく摂れていなければ、身体に吸収されないまま排出されてしまいます。
ビタミンB群が不足しないように気をつけながら、他のビタミンもしっかり摂れるように、野菜や果物を積極的に食べるようにしましょう。
ビタミンB群が豊富に含まれている食材
B1
豚肉・玄米・うなぎ・ナッツ・ごま など。
B2
納豆・乳製品・たまご・レバー・焼き海苔 など。
B6
バナナ・ナッツ・たまご・かつお・まぐろ・にんにく・ささみ など。
身近な食品にもたくさん含まれているので取り入れやすそうですね!
ぜひ毎日の食事を意識して取り入れましょう!
鉄分
女性に不足しやすい栄養素の一つが鉄分です。
鉄分と言えば貧血予防になるイメージが強いですよね。
しかし、こちらもダイエットには必要な栄養素になります。
血液中には〝ヘモグロビン〟という成分があるのですが、鉄分はこちらの成分になるため、とても大切な栄養素です。
ヘモグロビンは酸素を身体中に運ぶ大切な役割があるのですが、不足してしまうと酸素がうまく行き渡らなくなってしまい、代謝が低下します。
代謝が下がってしまうのはダイエットではよくないですよね。
運動面で考えても、ダイエットにはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的ですが、酸素が体内にうまく行き渡らない常態では運動の効果も出にくくなってしまいそうですよね。
そうならないためにも、さらに女性に起こりやすい貧血予防のためにも、しっかりと摂るようにしましょう!
鉄分が多く含まれている食材
かつお・まぐろ・かき・小松菜・ほうれん草・レバー・豚もも肉・たまご・など。
ちなみに、私はベーコンとほうれん草を使ったバター炒めが好きでよく作るのですが、この二つの組み合わせは鉄分の吸収を妨げてしまうようです。
なので、かきとほうれん草のバター炒めなどにするとしっかりと摂れそうですね。
タンパク質
三大栄養素の一つ、タンパク質は私達の体を作るもとになる栄養素です。髪の毛や臓器などはもちろん、体内に分泌されるホルモンのもとにもなります。
もちろん筋肉を作るためにも必要な栄養素です。
筋肉量が増えると代謝が良くなるため、太りにくく痩せやすい体質を作ることができます。
筋肉の方が重さがあるため、体重は減っていないように感じることもあるかもしれませんが、体積は小さいため、引き締まった身体を作ることもできます。
そう考えると筋肉はとても大切ですよね。
ダイエットをしていると、どうしてもサラダを食べることに意識がいってしまい、その他な物を減らそうとしてしまいます。
特に肉なんかは高カロリーなイメージがあるため、避けてしまいますよね。
そのため不足しやすい栄養素になってしまっています。
タンパク質が不足すると筋肉量が落ちやすくなってしまうため、せっかく痩せられたとしても代謝が低くなってしまっているため、リバウンドしやすくなっています。
これでは意味がないですやね。
そうならないためにも、しっかり摂るようにしましょう。
ダイエット中におすすめのタンパク質
鶏むね肉・鶏のささみ・豚もも肉・ハラミ・ヒレ肉・ロース
たまご・ヨーグルト・サバ・さんま・鮭・納豆や豆腐などのの大豆製品 など。
お肉に関しては、低脂質で高タンパクなものがおすすめです。
豚肉はビタミンB群が豊富に摂れるのでいいですね。
サバや納豆、ヨーグルトはそれぞれダイエット効果が高いものとして注目された時期があるものです。
ぜひこれらを積極的に摂るようにしましょう。
亜鉛
体内にもあるミネラルの一種〝亜鉛〟は
・身体の新陳代謝をサポートする働き
・糖質の代謝もサポート
・筋肉を作るサポート
などの効果があります。あまり聞きなれない栄養素ですが、実はダイエットにはとても大切そうですね。
上に書いた新陳代謝にはもちろん脂肪を燃焼する代謝も含まれます。
特に、最近では糖質制限のダイエットが流行っていますが、その糖質の代謝をサポートしてくれるなら積極的に摂取したいです。
先ほどタンパク質の部分で筋肉がダイエットには必要だとかきましたが、その筋肉を作るサポートをしてくれるため、タンパク質と合わせて摂るといいのかもしれないですね。
不足すると食欲がなくなってしまったり、味覚障害などの症状がでます。
逆に過剰摂取は肝機能障害の原因になる可能性もあるためきをつけましょう。
また、意識的に亜鉛を毎日摂取した方はやる気アップや集中力アップ効果も感じたそうです。
ダイエットしたいけど‥うーん。
となってしまう方はぜひこれでやる気アップもしたいですね。
亜鉛が豊富に含まれている食材
アーモンド・カシューナッツ・牡蠣・スルメ・干しえび・カニ缶・レバー・牛ひき肉・ビーフジャーキー・ごま・きな粉 など。
ナッツ類はおやつに取り入れるとダイエット効果もありますよね!
ぜひ積極的に食べるようにしましょう!
腸内環境が悪く便秘になりやすい
ダイエット効果のある食材をいろいろ見てみると、必ずといっていいほど便秘に効果のある食べ物です。
腸内環境を整えるダイエットがたくさんありますが、それほどダイエットと腸は大きく関係しています。
その理由の一つが腸内フローラです。
これは、腸の壁に住んでいる細菌たちのことを言うのですが、太りやすい方と太りにくい方ではこの細菌たちのバランスが違ってくるそうです。
デブ菌、痩せ菌とも表現されていますが、ダイエットを試しても痩せにくい方はこのデブ菌が多い可能性があります。
まずはそれを減らす対策をとりましょう。
デブ菌を減らすには
・空腹時間を作る
・ヨーグルト・納豆などの乳酸菌を増やす食べ物を摂る
・水溶性食物繊維が多く含まれているものを摂る
・オリゴ糖が含まれているものを食べる
・白い砂糖や人工甘味料はできるだけ避ける
など。
身近な食材や少しの工夫でできそうなことばかりですね。
まずはこちらを試して見ましょう!
便秘が痩せにくい理由になるのは他にもあります。
腸は栄養素を吸収して血液中に渡し、全身に運ぶという役割があります。
その腸に本来排出されるべき毒素や老廃物の塊の便が残っていると、この弁からも吸収をしてしまうため、老廃物や余分なカロリーを全身に送ってしまうことになります。
嫌な表現になりますが。泣
血液中に老廃物や毒素が増えてしまうと血液の流れが悪くなり代謝が落ちてしまうため、痩せにくい体質になるのです。
ダイエットで代謝が落ちるのは1番よくないですよね。
腸内に便があること自体も、腸の働きを悪くしてしまうため代謝が落ちてしまいます。
腸内環境が悪く便秘になりやすいことは、こんなにもダイエットの妨げになってしまうんですね。
そうならないために、まずは腸内環境を整えることから始めてみましょう!
便秘症の方は食生活の見直しをして改善させると良さそうですね。
ストレスがたまっている
ストレス社会と言われている現代でストレスを全く溜めずに過ごすと言うのは難しいことかもしれませんが、ダイエットにも影響が出てしまうので、少し厄介ですね。
痩せにくくなる原因はいくつかあるのですが、まず一つ目は代謝を下げてしまうということです。
ストレスがかかると、私たちの体の自律神経は、交感神経が優位になります。それにより、血管が収縮してしまうのですが、これが代謝の低下の原因になります。
代謝が下がることはダイエットではとてもマイナスになってしますよね。
これだけではありません。
ストレスが溜まると体内に活性酸素が発生してしまいます。
この活性酸素は、身体を酸化させてしまい、これにより太りやすい体質を作ってしまいます。
さらに太ってしまうと余計活性酸素を発生させるという負のループに陥ってしまいます。これだけは避けたいですよね。
また、ストレスが溜まると食に走ってしまう方も多いと思います。しかも、そんな時に限って食べたくなってしまうのは甘いものなどの太りやすいものですよね。
代謝が落ちている状態で暴飲暴食をしてしまえば、当然痩せません。
それほどダイエットに大きく関わってしまうのです。
ぜひリラックスできる方法を見つけるようにしましょう!
ちなみにストレスに1番効果があるのは読書なんだそうです。
知識も増えるので一石二鳥ですよね。
ぜひ毎日10分だけでも読書をすることをおすすめします。
また、先ほど書いた活性酸素は〝抗酸化作用〟が強い食事で除去をすることができます。
ビタミンEやポリフェノールを含んでいるものを積極的に摂るようにしましょう!
間違った食事制限をしているまたはしているつもり
ダイエットには食事9:運動1と言われるほど食事が大切です。
運動ももちろん必要ですが、おにぎり一つのカロリーを消費するだけでも1時間以上のウォーキングが必要になります。
(この数字はおにぎりの大きさや体重にもよります。)
そう考えると食事でダイエットを考えた方が楽な気もしますよね。
そんな食事で痩せようと試みる方は多いはずです。
そして痩せたい時に1番に思い浮かぶのが食事制限ではありませんか?
ダイエット中の食事のイメージといえばサラダ!サラダ!サラダ!という感じですが、これだけは間違った食事制限になってしまいます。
はじめの方でもかきましたが、栄養素が不足することで痩せにくくなります。そして、リバウンドしやすかったり、太りやすい体質を作ってしまいます。
これではダイエットの意味がなくなってしまいますよね。
食事制限をする時、極端に量を減らしたり、サラダだけを食べるダイエットをするのではなく、まずは和食中心のバランスのいい食事を心がけましょう。
麺類やパンなどの小麦製品が大好きな方や、ファストフードが好きな方は、手作りの和食にすることでだいぶ変わってくると思います。
また、食事制限をしているつもりというのも痩せない原因です。
エステティシャンをしていた頃、たくさんのお客様のダイエットのお手伝いをさせて頂いていました。
その方々とのお話の中で食事について聞くと
『そんなに食べてないんだけどね』
や、
『食べる量を減らしているんだけど』
という方が多かったのですが、いざ食事をメモしてもらうと食べ過ぎていることがわかりました。
食べる量が多ければもちろん痩せられないですよね。
食事をしっかり把握するのには、レコーディングダイエットがおすすめです。
書き出してしまえば、意外と多く食べていることに気がつきます。
最近ではダイエットアプリもたくさんあるのでそのようなものを活用するのも良さそうですね。
セルライトのせいで痩せない
太ってしまった時、脂肪よりも厄介なのがセルライトです。
セルライトは老廃物と膠原線維(コラーゲン)が絡まってガチガチに固まってしまったものなので、簡単には落とすことができません。
つき過ぎてしまうと見た目も悪くなりますよね。
セルライトは、血行やリンパの流れが悪くなって老廃物よ排出ができなくなるとついてしまいます。
そして、一度ついてしまうとさらに血行やリンパの流れが悪くなるため、さらにセルライトができやすくなるという悪循環を作ってしまいます。
ダイエットをしているときにマッサージやストレッチが必要になるのはこれなんです。
むくみも老廃物が溜まっている状態の場合もあるので、むくみを放置することも作ってしまう原因になります。
毎日寝る前やお風呂上がりにストレッチやマッサージを取り入れるようにしましょう。
とくに開脚がおすすめです。
ホルモンバランスを整える効果もあります。
最近では開脚で下半身痩せができるという特集が雑誌で組まれていました。
それほどダイエットに大切なストレッチです。
テレビを見ながら、歯を磨きながらなど、何かと一緒に行うことで継続しやすく、時間短縮にもなります!
女性には痩せない時期と痩せる時がある
生理前に食欲が増えてしまって体重が増えてしまうということはありませんか?
これはホルモンバランスが崩れることで起こります。
女性の身体は排卵後、赤ちゃんができた時のために栄養素を蓄えやすい身体になります。そして生理がくるとそれがリセットされます。
そのため、生理前は代謝も落ち、むくみやすくなるので体重が増えてしまいます。その時期に暴飲暴食をしたら当然体重は大変なことになりますよね。
生理前に増えた体重は生理後に元に戻ることが多いですが、食事の内容や量によってはそのまま脂肪として蓄えられてしまいます。
これは避けたいですよね。
これだけ見ると生理はダイエットにはよくないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
なぜなら生理後1週間は痩せやすい時期になるからです。
この時期は体調もいいのでぜひこのタイミングに合わせて体重を落とす努力をしましょう!
生理1週間前 痩せにくい
生理終了直後の1週間 痩せやすい
まとめ
いかがでしょうか。当てはまるものはありましたか?
当てはまるものを少しずつ減らしていけば身体に変化が出るはずです。
痩せないからと諦めずに頑張りましょう。
痩せない原因まとめ
・栄養素が不足している
・腸内環境が悪く便秘になりやすい
・ストレスが溜まっている
・間違った食事制限をしている
・セルライトがある
・痩せにくい時期にダイエットをしようとしている