最近健康雑誌では酢を使った物が多く特集されています。
レモン酢を始め、バナナ酢・ゆず酢・酢生姜・リンゴ酢・酢にんにくなどなど。
たくさんありますが、今回は〝干しぶどう酢〟についてご紹介していきます。
干しぶどう酢は雑誌でも特にダイエット効果がすごいと特集されていました。
その効果はなんと、10kg以上のダイエットに成功した方がたくさんいるんだとか!
そんな大幅に減量ができるのなら、ぜひ、試してみたくなりますよね。
栄養価の高いおやつのイメージかある干しぶどうと、健康効果の高い干しぶどう酢の作り方や効果・栄養素につきてご紹介していきます。
そもそも干しぶどうとは
小さい頃からおやつとして身近にあった食べ物ですが、意外と何か知らない方もおおいですよね。
干しぶどうとレーズンの違いがあるのかなども疑問をになります。
まず、干しぶどうとは、ブドウをドライフルーツにしたものです。他のドライフルーツのように、ぶどうを天日干しや人工的に乾燥させて作られています。
それを英語にしたものがレーズン(raisin)です。
ぶどうのドライフルーツということに変わりはないようですね。
干しぶどう酢とは
そんな干しぶどうを酢漬けしたものが干しぶどう酢です。
または、酢を吸わせた干しぶどうです。
バナナ酢やレモン酢も、バナナやレモンを酢漬けして一定期間置けば完全するので、それと同じような感覚でいいと思います。
干しぶどう自体にも栄養素が豊富に含まれているので、それらをとれるというのも嬉しいですね。
おやつといえばチョコレートやクッキー、ケーキなどの人工甘味料が使われているものばかりを食べてしまうかもしれませんが、ダイエットをしたいなら、ぜひ干しぶどうのような自然の甘さや栄養素があるものを食べましょう!
お菓子には体に悪い白砂糖が使われているだけでなく、ダイエットに必要な栄養素が含まれていないため、代謝もできずに蓄積される一方です。
ダイエットを始めるのならまずおやつを干しぶどう酢に変えましょう!
干しブドウの栄養素
手軽に食べられるレーズンには嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
干しぶどうの栄養
・カロリーは100gあたり約300kcal
・抗酸化作用が高くダイエットや美容にいいポリフェノール
・塩分を排出しむくみを改善するカリウム
・貧血予防にいい鉄分
・骨の強化やダイエット効果のあるカルシウム
・便秘の解消に効果的なマグネシウム
・吸収がはやいブドウ糖
・肝臓に脂肪を溜めにくくするビタミンB6
・鉄分を運ぶこと胴
など。ここに書いただけでも豊富さがわかります。
とくにポリフェノールは、ダイエット効果はもちろん美容効果も高いため、綺麗になりたい女性には特にとってほしい栄養素です。
不健康にではなく、綺麗になりながら痩せていきたいですね!
酢の栄養素
健康効果が高く、様々な雑誌で取り上げられているお酢の栄養素もご紹介していきます。
・ダイエット効果、健康効果に優れている酢酸
・体内で作ることができない必須アミノ酸が豊富
・ダイエットをサポートするビタミンB2
・タンパク質の代謝をするビタミンB6
・神経系をサポートすらビタミンB12
・糖質・脂質・タンパク質の代謝をサポートするナイアシン
・貧血予防になる鉄分
など。
少ないように感じますが、酢に含まれている栄養素は、1つで何役もの働きをするため、とてもダイエットに効果的です。
代謝も上がって痩せやすい体質を作れるようになるため、ぜひ取り入れたい食材です。
ちなみにご飯を食べるときに一緒に摂るダイエット方なんかもあります!
摂りすぎは胃痛の原因になるので気をつけましょう!
干しぶどう酢のダイエット効果
代謝が上がる
干しぶどうに含まれているポリフェノールと、酢に含まれている酢酸には血行促進効果があり、これにより代謝が上がるため痩せやすい体質を作ることができます。
また、ダイエットや健康に影響がでる低体温もこの血行促進効果によって改善できる場合があります。
低体温の方、最近増えているみたいですね。
私たちの体は体温が1度上がると代謝は14%前後上がるといわれています。
14時というと、基礎代謝が1200kcalの方の場合だと、1680kcalくらいまであがります。
基礎代謝というのは安静時に行われる代謝です。何もしていないのに480kcalも上がるなんて嬉しいですよね。
ウォーキングですら、1時間しても200kcalいかないくらいなので。(体重にもよります。)
代謝は基礎代謝だけでなく、活動しているときの代謝や食事によるものもあるので、基礎代謝だけでなく、それらも上がれば、まさに痩せやすい体質を作れるのです!
冷えや血行不良はダイエットや健康維持において大敵です!
ダイエットを始めるときはまずそこから改善していくとよさそうですね。
むくみを改善してデトックス!
現代人の食生活は欧米化していることから、塩分の摂りすぎたと言われるようになってきています。
塩分の摂りすぎは、体内のナトリウム濃度を上げます。すると身体は、その濃度を下げるために多くの水分をため込もうとするのですが、実はそれがむくみに繋がります。
特に女性はむくみに悩んでいる方多いのではないでしょうか?
そんな方に効果的なのが干しぶどうです。
干しぶどうにはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムには塩分を体外へ排出させる効果があります。
塩分が減ることで余分な水分を溜めずにすみますよね。
さらに、酢の持つ利尿作用が、溜まっていた不要な水分を排出させるため、この2つの栄養素の連携で余分な水分を排出できるため、デトックス効果にも繋がるのです。
むくみはセルライトの原因になります。
特にむくみやすい下半身太りの原因にもなるため、早めに対策を取ることがたいせつです。
干しぶどう酢でぜひむくみの解消をおこないましょう!
鉄分がダイエットをサポート
女性に不足しやすい栄養素の1つ、鉄分には貧血を予防する効果があります。
むしろ、貧血予防のイメージが強すぎるため、ダイエット効果はあまり知られていませんが、不足することで痩せにくい身体を作ってしまうのです。
私たちの身体の血液中には酸素が取り込まれています。
有酸素運動がダイエットにいいと聞くと、酸素が必要なのかな?と考えることができますが、
その酸素を体中に運ぶ役割をしているのが〝ヘモグロビン〟です。
そして、このヘモグロビンの成分になるのが鉄分です。
鉄分が不足してヘモグロビンが減ってしまうと、酸素がうまく身体中に渡らなくなり、代謝が低下します。
代謝はダイエットをする上ではとても大切で、低下してしまうと太りやすくなってしまいます。
そのため、鉄分をとることは実はすごく大切なことなのです。
これは干しぶどうにも酢にも含まれているため、しっかりと摂取することができます。
ちなみに干しぶどうの含有量は、プルーンよりも高いんですよ!
見落としがちな栄養素ですが、しっかりと摂取するようにしましょう!
血糖値を上げにくくする
ダイエットをしていると血糖値という言葉をよく耳にしますが、これも太りにくい身体を作るためにはとても大切なものです。
血糖値が上がりすぎてしまうと、体内にはインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリン、食事から摂ったブドウ糖を全身に運ぶという大切な役割をしているのですが、使い切れなかった分はもったいないからと排出せずに、体内に脂肪として蓄えてしまうという働きもあります。
栄養過多な現代では、ちょっと厄介ですよね。
そこで干しぶどう酢です。
干しぶどうにも酢にも血糖値を上げにくくする成分が含まれているため、インスリンの分泌を抑えることができます。
干しぶどうに関してはアメリカで糖尿病の方の治療食として進められているくらい効果が認められています!
炭水化物や甘いものを多く摂ってしまったときはぜひ干しぶどう酢を食べるか飲むようにしましょう!
便秘の解消
水溶性食物繊維と不溶性植物繊維の両方が含まれている干しぶどうと、便秘解消効果のある酢の両方の効果で、便秘に悩んでいる方のお助けマンにもなります。
便が腸に溜まってしまっていると、腸内に悪玉菌が増えてしまい、腸の働きが悪くなります。
そうなってしたうと、血液やリンパの流れにも影響が出てしまうため、老廃物の排出力が悪くなり、さはれにより代謝も落ちてしまうため、これまた太りやすくなります。
便があるせいで体重が増えるというわけではなく、便秘には太ってしまう原因がしっかりあるんですね。
そこで、干しぶどう酢で便秘の解消をしましょう!
便秘を解消できると腸内環境もよくなり、代謝が上がるのでそれだけでも痩せやすい体質を目指すことができます。
便秘で諦めてしまっていた方、ぜひ試してみてください!
美肌効果
干しぶどう酢が美肌にいいのには2つ理由があります。
ポリフェノール
1つ目はポリフェノールです。
こちらには高い抗酸化作用があり、これが体内に増えてしまった活性酸素というものを除去します。
活性酸素は、大気汚染や紫外線、ストレスなど日常生活の様々なことで増えてしまうのですが、それにより細胞を酸化させてしまいます。
酸化してしまうと、ガンや生活習慣病、肥満などの原因になります。
肌においては、老化させてしまうだけでなく、くすみやニキビ・シミ・シワ・たるみなど、あらゆる肌トラブルを起こしてしまいます。
干しぶどうのポリフェノールにはそれを防ぐ効果があるため、美肌効果が抜群なのです。
これだけでも嬉しいですが、もう1つ理由があります。
便秘の解消
それは先ほど書いた便秘の解消によるものです。
便秘になることで血液の中に老廃物が溜まってしまっている状態だと血管を通って全身に運ばれます。
もちろん毛細血管を通って肌にも運ばれてしまうため、これが肌トラブルの原因になります。
しかし、干しぶどう酢で便秘を改善できれば、これらを防ぐことができます。
便秘を解消して腸内環境が整えば血液中にある老廃物も排出を促されるため、そのあとに食事から摂った質のいい栄養素を肌にも送ることもできます。
これらによって、干しぶどう酢には美肌効果があると言われているのです!
綺麗になりながらダイエットができるのはとても嬉しいですね。
干しぶどう酢の作り方
材料は、干しぶどうと酢とはちみつだけです。
作るときにはガラス製の保存容器を用意し、あらかじめ煮沸消毒をしてとくと雑菌が繁殖しにくくなり、日持ちするようになります。
作り方はとても簡単です。
干しぶどうが浸るくらいの酢を入れて、はちみつも加えたら一晩寝かせるだけです。
酢漬けと考えればわかりやすそうですね。
レーズンを入れて
酢を入れて
はちみつを入れる
酢の方をビネガードリンクのように炭酸などで割って飲むこともできますし、レーズンをそのまま、もしくはヨーグルトなどのトッピングとして食べることができます。
一晩待てない!
という方は、干しぶどうに酢をかけて30分くらいしたら干しぶどうが酢を吸います。
酢が苦手ではない方は、それをおやつ代わりに食べてもいいかもしれないですね。
レモン酢や酢生姜、酢玉ねぎなどは甘さがないため甘味料を使うことになりますが、この場合は干しぶどうに充分な甘さがあるため、余計な甘味料を使わなくていいというのも嬉しい!
と思って作ってみましたが、ドリンクとして飲む場合でもそのまま食べる場合でも、意外とすが強いので、はちみつは入れたほうがよさそうです!
米酢を使うよりも黒酢やリンゴ酢のほうが口当たりはなめらかです。
よりダイエット効果を期待するのなら黒図がおすすめです!
詳しくはこちらをご覧ください。
美容効果が高いので白砂糖ではなく、ぜひはちみつを使ってください!
干しぶどう酢ダイエットのやり方
干しぶどう酢は、食前・食後・食事中、どのタイミングで飲んでも効果がありそうです。
この間テレビで見たご飯を食べて痩せる方法では、お酢を食事に混ぜてご飯を食べる前にそちらから食べていたので、血糖値の面で考えると、食前または食事中が良さそうですね。
しかし、空腹状態の時に摂ってしまうと胃痛の原因になるので、胃の弱い方は空腹時の摂取は控えましょう!
酢の方はダイエット効果のある炭酸水やお湯で割って飲む方法をお勧めします!
飲み物として飲めるので簡単ですし、酢が含まれていることで満腹感も出るため食べ過ぎの防止に繋がります。
レーズの方はヨーグルトやパンなどと一緒に食べるのが良さそうですね。
酢が苦手ではない方はそのまま食べても美味しく食べられる気がします!
ダイエット効果の高い干しぶどう酢、ぜひ毎日の習慣として取り入れましょう!
おすすめレシピ!
一番簡単に食べられるのはそのまま食べるかヨーグルトに入れる方法だと思いますが、一つだけ少しだけ手の込んだおすすめレシピをご紹介します。
さつまいもサラダ
材料:干しブドウ酢・さつまいも・かぼちゃ・パイナップルの缶詰・マヨネーズ・ヨーグルト
1.上で紹介した作り方で干しブドウ酢を作ります
2.さつまいもとかぼちゃは1㎝角に切って柔らかく茹でます
3.パイナップルの缶詰も1㎝くらいに切ります
4.1~3を混ぜてマヨネーズとヨーグルトで和えたら完成!
マヨネーズとヨーグルトは少量で大丈夫です。気が向いたらぜひ作ってみてください!