おつまみに最適なピーナッツ。
実はダイエット効果があるということをご存知でしたか?
最近の健康雑誌でも特集が組まれるほどまだまだその効果の人気はあるようです。
海外ではピーナッツバターがいいと話題になったりもしていました。
おやつとしてちょっと口が寂しいときに食べられるという反面、ついつい食べすぎてしまう可能性もありますが、痩せる目的で食べるのならしっかり量を守って食べるようにしましょう!
この記事では量やダイエット方法、効果について詳しくご紹介していきます。
そもそもピーナッツとは
ピーナッツは落花生の実です。
ひょうたんのような形の殻の中に2つの種子が入っているのですが、これのことを言います。
落花生は殻付きの状態のことを言うそうですが、その殻無しバージョンがピーナッツと呼ばれています。
ちなみに名前に〝ナッツ〟とついていますが、ナッツ類ではありません。
そもそもナッツというのは〝木の実〟です。
それに対してピーナッツは、花が地面に落ち、その状態で地面の中に身ができます。
地面の中で出来ているので木の実ではないですよね。
ナッツを使った似たようなダイエット方法もありますが、ナッツとピーナッツは別物なので気をつけましょう。
ちなみに、実家でもよく落花生を作っていてどのようにして実がなるかわかっていましたが、それでもわたしはナッツ類だと思っていました。笑
もう1つ余談ですが、食べ過ぎは鼻血がでると聞いたことはありませんか?
これは科学的な根拠がないそうなので、気にせず毎日食べましょう!
ピーナッツダイエットとは
ピーナッツを毎日の食事と一緒に取り入れるダイエット方法です。とても簡単そうですね。
どちらかというとおやつやお酒のあてにするイメージの方が強いですが、このダイエットでは食事と一緒に食べます。
噛み応えのある食べ物なので、食べ過ぎの防止になりそうです。
高カロリーなイメージがあるかもしれませんが、体に良い脂質が豊富に含まれているため、痩せるための食べ物としてはとてもオススメです。
最近ではカロリーよりも栄養素を重視するダイエット方法が増えていますので、少しくらい高カロリーでも気にしなくて大丈夫です!
また、ピーナッツはGI値が低いので血糖値が上がりにくい食材です。そのため、ダイエットにもいいとされています。
ピーナッツのカロリー
高カロリーなイメージを持っている方多いのではないでしょうか。
カロリーは100gあたり約585kcal。
イメージ通りとても高カロリーです。笑
しかし、分量を守ればカロリーは気にしなくて大丈夫です。
先ほども書きましたが、最近ではカロリーよりも栄養素を重視するダイエット方法が増えてきているので、罪悪感なく食べてしまいましょう。
いくらダイエットにぴったりだと言ってもやはりカロリーは高めなので、食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。
ピーナッツの栄養素
・不飽和脂肪酸の1つ、リノール酸
・生活習慣病の予防ができるオレイン酸
・アンチエイジングに効果のあるビタミンE
・記憶力アップに!レシチン
・抗酸化作用の高いポリフェノール
・ダイエットに欠かせないタンパク質
・むくみの改善におすすめなカリウム
・骨を丈夫にするカルシウム
・カルシウムの吸収を助けるマグネシウム
・カルシウムと一緒に骨を作るリン
など。
書いただけでもこれだけたくさんの栄養素があります。
この中にダイエット効果のあるものもたくさんあるので、ぜひピーナッツを食事と一緒に取り入れるようにしてみましょう!
詳しい効果は次からご紹介していきます。
ピーナッツダイエットの効果
オレイン酸のダイエット効果
ピーナッツには脂質が豊富に含まれています。
脂質というと太りやすいイメージがまだまだあるかと思いますが、実は同じ脂質でも太りやすいものと、ダイエットにいいものに分かれます。
太りやすいものは、主に酸化したものです。
油は火を通してから40分くらいすると酸化してしまい、体にこびりつきやすい油になってしまいます。
しかし、ピーナッツに含まれているものはその反対で、摂ることで健康効果を得られるものです。
主な効果は
・悪玉コレステロールをさげる
・血糖値の上昇を抑えて脂肪をつきにくくする
・便秘の解消効果
などがあります。
悪玉コレステロールを減らすことは血液の流れを良くすることに繋がるので代謝がよくなります。
ダイエットをするなら代謝がいいことはとても大切になります。
血糖値の上昇を抑えることは、脂肪を蓄える働きをするホルモンの分泌を抑えることができるため、これもダイエッターには嬉しい効果ですよね。
良質な脂質は体にとってとても大切なものです。
太りそうだからと避けてしまわずにぜひ摂取するようにしましょう!
血糖値を下げる
ダイエットというと、関係してくるのが血糖値ですよね。
よく聞く方もいると思いますが、何がいけないかといいますと、、、
食事によって血糖値が急上昇してしまうと、体内にインスリンというホルモンの分泌が増えます。
実はこのホルモン、使いきれなかった糖質を体内に溜め込んでしまうという、ちょっと厄介な働きをしているのです。
そのため、インスリンの分泌が多いと太りやすくなるため、ダイエットと深い関係があるのです。
気になる方はぜひピーナッツを取り入れましょう!
これにも血糖値を改善してくれる働きがあるのです。
もちろんその効果を得たいからと言って食べすぎてしまうのはやめてくださいね。
カルシウムが太りにくくする
ダイエットのイメージがあまりないカルシウムですが、実は不足すると太りやすい体質を作ってしまうとても大切な栄養素の1つです。
カルシウムは骨の中だけでなく、身体のいたるところにあります。
血液の中にももちろんあり、私たちの身体は血液中のカルシウム濃度を一定に保っているのですが、血液中のカルシウム濃度が下がってしまうと、不足分を補うために、骨や脂肪細胞からカルシウムをもらい、血液に渡します。
実はこの時、脂肪細胞から体脂肪をつきやすくしてしまう酵素を一緒に出してしまうという、ダイエット面では少し厄介なことが起こってしまいます。
それだけではなく、体脂肪を蓄える働きをするホルモンの分泌をよくしてしまったり、脂肪を燃焼する働きを弱くしてしまうなどの影響も出てしまいます。
そう考えるとカルシウム不足は肥満の原因でしかないですね。
他にもカルシウムは精神安定やイライラを緩和する効果があるので、ダイエット中のストレスの緩和にも役立ちます。
イライラしたら食べてしまうという方には特におすすめですね。
これだけたくさんの効果があるカルシウム、ぜひしっかりととりたいですね。
カルシウムは1日の摂取目安量が意外と多く不足しやすいので、毎日意識して補うことをおすすめします。
むくみの改善
女性は男性に比べて筋肉量が少ないためむくみやすいと言われています。特に夕方から足がぱんぱんになってしまうという方多いのではないでしょうか。
私もむくみに悩んでいる1人です。
原因はいろいろありますが、そのうちの1つに塩分のとりすぎがあります。食生活の変化から現代人は特に塩分を摂り過ぎているそうです。
塩分を摂り過ぎると身体のナトリウム濃度が上がってしまい、それを薄めるために余分な水分を蓄えてしまいます。
これがむくみの原因です。
そんなときこそカリウムをしっかり摂りましょう。
塩分排出の効果があるため、塩分と溜まっていた余分な水分を排出できます。
マッサージを合わせて行うとさらに排出を促せそうですよね。
飲み会の後や、塩分が多そうな食事をとってしまった後でもこのダイエット方法は良さそうですね。
タンパク質+アミノ酸で代謝を上げる!
ダイエットをしていると代謝を上げると痩せにくくなるといいますよね。その代謝を上げる方法の1つに筋肉をつけるという方法があります。
筋肉をつけると、活動代謝や、わずかに基礎代謝も上がります。毎日同じような生活をするのであれば、少しでも高くしておいた方がエネルギー消費量が増えていいですよね、
その筋肉をつけるためにはタンパク質とアミノ酸が必要です。
アミノ酸が組み合わさることでタンパク質ができ、タンパク質は私達の体のもとで、もちろん筋肉のもとにもなります。
この2つを同時に摂ることができるなんて素晴らしい食材ですね!
筋肉をつけるためにはもちろん運動も大切なので、合わせて行うことでさらに効果が出そうです!
便秘の解消
日本人の身体は便秘になりやすいと言われていますが、便秘になってしまうと、代謝が悪くなってしまったり、老廃物から余分な栄養素を吸収してしまう可能性があるため、ダイエットをするときにはぜひ改善したいものの1つです。
ダイエットというと油を控えてしまう方多いのではないでしょうか。
ノンオイルドレッシングなどもありその方が身体にいいと思ってしまいますが、実は脂質不足も便秘の原因になります。
油は便を排出するときに潤滑油の役割をします。
それがなくなってしまうと便の排出をサポートしてもらえなくなるため、便が出にくくなってしまうのです。
どんな油でもいいのではありません。
ピーナッツには良質な不飽和脂肪酸が含まれているので、このような質のいい脂質を取ることが大切になります。
食物繊維をとったりマッサージをしても便秘がなかなか改善されないという方はぜひピーナッツダイエットを試してみてみましょう!
その他の効果
美肌効果
ピーナッツには抗酸化作用の高いポリフェノールと、ビタミンEが含まれています。
私たちの身体は日常生活で、体内を酸化させてしまう活性酸素が増えてしまうのですが、それを除去するのがこの抗酸化作用です。
酸化により、シミやシワ・ニキビ・たるみ・くすみなどあらゆる肌トラブルや老化が起きてしまうのですが、それを防ぐことができます。
この抗酸化作用は肥満の予防もできるので、ダイエットをしながら綺麗になれる嬉しい栄養素なのです。
もう1つ、美肌効果のある栄養素があります。
それはレシチンです。
レシチンは肌細胞を正常に保ったり、シミやソバカスを防ぐ役割があります。
シミやソバカスは若い時はなかなか気になりませんが、歳をとるにつれて気になるようになりますよね。
そうなる前にしっかりと予防をしておきましょう!
また、アンチエイジング効果もあるので、若々しくいたいという方にもおすすめです!
ストレスの緩和
ダイエットをしているとどうしても食べたいものを食べられないせいでストレスが溜まりやすいですよね。
そんなときにもこのダイエット方法はおすすめです。
ストレスの緩和効果の高いカルシウムが豊富に含まれているため、気持ちを穏やかにしてくれます。
イライラしてしまうと暴飲暴食をしてしまったり、甘いものばかりを欲してしまう可能性があるので、ピーナッツでしっかりとカルシウムを補いましょう!
あるテレビ番組でイライラしやすい妻に内緒で、夫が積極的にカルシウムたっぷりな食事をさせていたら4日目あたりから、妻が目に見えて穏やかになっていました。
私もイライラしやすいので積極的に摂るようにします。笑
高血圧の改善をする
現代人は高血圧の方が多いとよく聞きます。実際私の親戚にも何人か血圧が高く、食事に気を使っているという人がいます。
そんな血圧の改善にもぴったりなんです。
高血圧になる主な原因は
・塩分の摂取量が多い
・ストレス
・肥満
・過労
・運動不足
などがありますが、先ほども書いたようにピーナッツには塩分を排出できる栄養が含まれているため、塩分からまず改善していけます。
また、最初に書いたオレイン酸にも高血圧の改善効果が期待できるということから、ピーナッツにも高血圧の改善が期待できます。
血圧が高くなってしまうのは運動不足も関係してくるので、日頃から体を動かすことも意識しましょう。
ピーナッツダイエットのやり方
やり方はとても簡単です。
ピーナッツを毎日の食事に取り入れるだけです。
夜はカロリーを抑えたい時間帯なので、食事に取り入れる場合は朝かお昼がおすすめです。
特に食べ方に決まりはありませんが、満腹感が出るので食前に食べることで食事量を減らせそうですね。
また、普段間食をしてしまうという方は食事中ではなく、間食をピーナッツにするやり方もおすすめです。
同じようなカロリーでも、お菓子などにはダイエットに必要な栄養素はほとんど含まれておりません。
ピーナッツならたくさんの栄養素をとれるのでダイエット面でも美容面でもおすすめです。
1日の摂取量は25粒前後を目安にしましょう。
食べ過ぎは太る原因になります。
また、最近では皮付きのピーナッツも売っています!
フルーツや野菜もそうですが、皮にも多くの栄養素が含まれています。特に抗酸化作用の高いポリフェノールがより多くとれるので、ぜひ皮も一緒に食べましょう!
ピーナッツバターでもいい?
最近ではピーナッツバターが美容やダイエットにいいと話題になっていました。
私の中では太るイメージがあったのですごく驚いたのを覚えています。
甘くて美味しいピーナッツバターで痩せられるの?と思いますよね。実はこのピーナッツバターダイエットで食べるものは、砂糖や水飴などの甘味料をあまり使っていないタイプのものです。
日本で売られているものは甘くしてあるものがほとんどですが、このダイエットが話題になったアメリカでは甘さがないものが主流です。
そのため、このピーナッツバターダイエットがいいとされているようです。
この方法を行いたいのであれば、砂糖や水飴などを使っていないピーナッツバターを選びましょう。
スーパーではなかなか見つからないので、通販などを利用してみると良さそうですね。
ピーナッツバターでも上記にあるような栄養素や効果を得ることができるので、こちらのほうが取り入れやすいという方はこちらを試してみると良さそうです。
くれぐれも砂糖や水飴をたっぷり使ってある甘いものは使わないようにしましょう!
ピーナッツダイエットの注意点
食べ過ぎに注意
これだけでなく他の食材にも言えますが、いくらダイエットにいいからと言っても、食べ過ぎは逆に太る原因になります。
特にピーナッツの場合は脂質が多くカロリーが高めです。
カロリーを気にしないダイエットが主流になってきていますが、それでもカロリーオーバーをしすぎると太ってしまうので気をつけましょう。
また、ピーナッツに含まれている栄養素が肝臓に溜まり過ぎると負担になってしまうものもあります。
肌荒れや腹痛の原因になるのでどちらにしろ、食べ過ぎには気をつけたいですね。
他にも、含まれている脂質類の摂りすぎにより、アレルギー反応を起こしてしまったり、心臓に負担をかけてしまう可能性もあります。
健康にいいものでも摂りすぎは危険ですね。
摂取量の25粒前後をしっかり守るようにしましょう。
塩分を使用しているものに注意
市販のものはそのままのピーナッツのものと、塩分を使っているタイプのものがあります。
塩分は摂り過ぎることで余分な水分を溜め込んでしまうため、むくみの原因となり、むくみはセルライトの原因になります。
そのため、女性にとって気になる下半身太りの原因になる可能性があります。
現代人は特に塩分の取り過ぎだと言われているので、無塩タイプを選ぶようにしましょう。
ピーナッツ自体に塩分を排出するカリウムは含まれていますが、より減らしたほうが効果が出やすくなります。
夜は食べない
噛み応えがあるため食事の量を減らせそうなこのダイエット方法ですが、夜ごはんの前や夜食など遅い時間に食べるのはやめましょう。
夜は活動量が減るため、消費カロリーも減ります。
その時間帯に高カロリーなものを食べてしまうと消費できずに太る原因になるので気をつけましょう。