ウォーキングやスロージョギング、スクワットや段差昇降運動など、ダイエットにいいと言われているので運動がたくさんありますが、また一つ、海外で話題になってきた運動があります。
それはウォールシットです。
私たちにはおなじみの空気椅子です。
中学生の頃、バスケ部だった私は筋トレで毎日行なっていたこの運動、実はとてもダイエット効果が高いんだそうです。
確かに下半身全体にすごく効くので、下半身痩せにもいいのではないかと思います!
家でできる運動で、しかも両手が空くので、雨の日でも、ながら運動としてでも取り入れられます!
足の角度によっても負荷のかかり方が変わってくるので、正しいやり方を覚えてぜひスリムボディを目指しましょう!
ウォールシットとは
ウォールシットとほ(wall=壁・sit=座る)と書きます。
壁にもたれて座る空気椅子のことです。
英語だとわかりにくいですが、私たち日本人には空気椅子というと伝わりますよね。
壁さえあればどこででもできるため、わざわざ必要な道具を買う必要がないため、とても経済的です。
そして、家の中にいてもできるので、人目や紫外線を気にしなくていいというのが嬉しいですよね。
この空気椅子は、ダイエットに適していると言われているスクワットと同じような効果を得ることができるのですが、それ以外の効果も得ることができる優秀な運動です。
よくダイエットでは『体幹を鍛えろ』と聞きますが、それもできるというのがこの運動の素晴らしいところです。
ぜひ、毎日の生活の中で取り入れてみませんか?
私が1週間ウォールシットにチャレンジした結果
体重には特に変化はありませんでしたが、太ももの付け根らへんの隙間ができるようになりました。
太もも 55.6cm→53.9cm
膝上 35.2→34.8cm
わずかではありますが変化がありました。
そして冷えやすく汗をかかなかった太ももからも汗をかくようになったので、冷えも多少改善されたのかもしれません!
ダイエットは短期間よりも長期間続ける方が結果に繋がるので、続けていこうと思います!
ウォールシットダイエットの効果
下半身やせに!
下半身痩せというとスクワットというイメージがありますか、このウォールシットでも似たような効果と、さらにプラスの効果を得られます!
このトレーニングでは
・太ももの前側・後ろ側の筋肉
・ヒップの筋肉
・ふくらはぎ
・お腹・背中
の筋肉を鍛えることができます。
下半身だけでなくお腹や背中まで同時に鍛えられるのは嬉しいですね。
特に太ももやヒップは気にしている女性が多い部分で、痩せにくい部分でもあるので、ここを鍛えられるのは嬉しいです。
ちなみに私はこれを1週間行った後、運動後に太ももからも汗をかくようになったのできいているのかな?と思いました。
ヒップアップ
私が行なって見た目で変わったと思ったのは太ももの付け根の方でしたが、もしかしたらこれはヒップアップしたからなのかもしれません。
ヒップが垂れているとその脂肪が太ももに降りてきてしまうのでそのせいで太ももが太くなったように見えます。
しかし、ヒップにしっかりと筋肉がつくことでヒップラインがあがるのでヒップアップも太もも痩せに繋がります。
両手をヒップにあてて持ち上げてみてください。
ヒップアップをすることでその時に似た効果を得ることができるため、ヒップアップをすればそれと同時に太もも痩せもできます!
脚長効果も出るのでこのへんはしっかり鍛えておきたいですね。
代謝が上がる
痩せはためには代謝を上げることが大切だといいます。
それは、食事から摂ったエネルギーよりも、代謝で消費するエネルギーの方が大きいほうが痩せるからです。
その方法の1つとして筋トレがあげられます。
筋肉量が増えることで基礎代謝や活動代謝が上がるため、普段と同じ動きをしていても、使うエネルギー両手をが増えるのです。
そのとき、特に鍛えたいのが、体の中でも大きな筋肉の背中と太ももです。
このウォールシットでは、背中と太もも両方の筋肉を鍛えることができるため、代謝アップに繋がります。
痩せやすい体質を作るためぜひ毎日続けましょう!
体幹を鍛えられる
別名〝コア〟とも呼ばれる体幹とは、胴体の深部にある筋肉のことです。
深部の4つの筋肉を主にさすのですが、ここが衰えてしまうと姿勢が悪くなってしまったり、肩こりや腰痛の原因になります。
ダイエットにおいてもとても大切です。
姿勢があまり良くない人が正しい姿勢をとろうとすると、お腹や背中の筋肉をすごく使っているのがわかります。
それらの筋肉を鍛えることで、お腹痩せができたり、背中が綺麗に引き締まります。
また、睡眠の質が上がるため、痩せホルモンの分泌量も増えるのです!
体幹を鍛えるだけでこれだけの効果を得られるので、下半身痩せだけでなく、お腹周りのダイエットにもよさそうですね。
体幹を鍛える効果
・姿勢が良くなる
・腰痛や肩こりを防げる
・お腹が引き締まる
・背中が引きしまる
・睡眠の質が上がる
ウォールシットのやり方
意外と筋肉を使うこのトレーニングは見た目以上にハードです。筋肉が少ないと言われる私は久しぶりに行ったら20秒ももちませんでした。笑
しかしこのトレーニング、始めは10秒からでもいいそうです。
最初からきついとすぐにやらなくなってしまいそうですが、10秒なら頑張れそうですね。
やり方
1.壁の前で足を肩幅に開いたら背中を壁につけます。
2.その状態からゆっくりと腰をさげ、太ももが床と平行になるところまで下がります。
3.膝は90度に曲げたらキープ
4.余裕があれば手はまえに伸ばします。
これだけです。
ポイントは
・背中を壁にしっかりつけていること
・ひざが90度になっていること
・太ももが床と平行になること
です。
ひざの角度が90度より広かったり、床と太ももが平行になっていないと、本来の空気椅子よりも楽にはなりますが、ダイエット効果は低くなってしまいます。
きついですが
このポイントはしっかりと押さえましょう!
1日目は10秒・2日目は20秒と少しずつ行う時間を増やす方法でも効果があるので、私のように筋肉のない方は少しずつ行いまいましょう。
1日のトータル時間は約5分を目安に行います。
慣れるまでは何回かに分ければいいので、思い立ったときにやるといいかもしれないですね。
ちなみに私はドライヤー中やこのような記事を書きながらや、子供と遊んでいるときに行います。(子供が太ももに登ってきて大変です。笑)
ドライヤー中は若干姿勢が悪くなってしまいます。
ウォールシットダイエットはこんな方にオススメ
・子育て中でなかなか外に行けない
私も初めての子育て中で、特に始めの頃は余裕がなくてなかなか外出ができませんでした!
でも産後ダイエットはしっかりやりたい!
という方にもおすすめな方法です。
家の中で特に音を立てることもなくできると方法なので、寝ている赤ちゃんを見ながら隣でできる嬉しい運動方法です。
しかも、妊娠や出産でヒップや太ももが太ってしまったという方多いのではないでしょうか。
私もそうなのですが、この運動ではそれらの気になる部分に効くので、ぜひ取り入れて見ましょう!
・わざわざ運動へ行くためにメイクをしたくない
ジムに通ったり、家の周りをウォーキングするのが、一番痩せるのではないかと(私は)思いますが、特に女性は紫外線を気にしたり、人目が気になりますよね。
そのため、少し外に出るためにもメイクが必須になります。
そんな煩わしさを解決できるのがこの空気椅子です。
もちろんウォーキングとは使う筋肉が違ってくるのですが、運動をするということには変わりないですよね!
家の中であれば人目も紫外線も気になりません!
しかも、やる気になったときに雨が降ってきた。など、天気に左右されることもないんです。
あまり人目や紫外線に触れたくない方はぜひ家の中で取り入れてみましょう!
・時間がない
両手が自由に使えるこのトレーニングはながら運動としてもおすすめです。いくら時間がなくても、毎日必ず行う事ってありますよね。
歯磨きであったり、ドライヤーであったり。
そんな時間をぜひ活用してみましょう!
一つの時間で2つの動作ができるなんで、まさに今はやりの時短ですよね!(意味違う?笑)
しかも、何かを習慣化させるためには、すでに習慣化しているものと組み合わせて行うのが、一番習慣化しやすい方法なのです。
なのでぜひ、日常生活の習慣と一緒に行いましょう!
・気分屋
いつてもどこでも身1つでできるこのトレーニングは気分屋さんにもぴったりです!
だって1つのダイエットがなかなか続かない私にすら1週間続けられたので!笑
この運動をするにあたって面倒な準備は何もないし、やらなくてはいけない時間が決まっているわけではありません。
そして食事制限のように我慢することもないので、気分屋さんにもぴったりだと思います!
気まぐれで1日のうちのどこかに取り入れてみましょう!笑
ウォールシットダイエットの効果をより上げるには
午後の4時に行う
午後の4時前後は、1日の中で体温が1番高い時間帯なので、代謝が上がりやすくなっています。
その時間に合わせて運動を行うことで、より脂肪燃焼効果が上がるため運動に適した時間だと言われています。
なので、ウォールシットだけでなくても運動をするのなら、この時間に合わせて行うようするといいかもしれないですね。
もちろん他の時間帯でも効果は出ます!
ダンベルを持つ
余裕がある方は両手を前に伸ばしましょうと書きましたが、より負荷をかけるためにダンベルや水の入ったペットボトルなどを持ってみましょう。
このウォールシットダンベルはどちらかというと下半身ダイエット向きですが、ダンベルを持つことで腕はもちろん、身体全体的に力が入ります。
テレビを見ながらならダンベルを持っていても飽きずに行えそうなので、ぜひ試して見てください。