置き換えダイエットとしてりんごダイエットが一時期話題になりましたが、それの進化バージョンが焼きりんごダイエット。
テレビ〝初耳学〟でも紹介されていましたが、最近の健康雑誌でも取り上げられています。
この方法は名前の通り焼きりんごを食べて痩せよう!というものです。1日1個のりんごが医者を遠ざけるとも言われているほど健康にいい食べ物です。
私も妊娠中はよくおやつや夜お腹が空いてしまったとき・水分補給として(笑)食べていました。
そんな私の妊娠中の体重増加は+8kg。これで済んだのも今思うとりんごのおかげだったのかもしれません。
さらに焼くことで効果が上がるということなので、それについてご紹介していきます。
焼きりんごダイエットとは
りんごを加熱したものを毎日の食事の中で取り入れる方法です。作り方はオーブンやレンジを使えばいいだけなのでとっても簡単!
タレントのローラのインスタにはココナッツオイルで焼いたりんごがアップされてからは、そのレシピが人気となり取り入れる方も多くなりました。
加熱することで甘みが増します。
生のまま食べる方法をやっていたけど飽きてしまったという方!
加熱する方法なら少しレパートリーが増えるので特におすすめですね。
ちなみに私はよく皮付きのままスライスしてオーブンでりんごチップスを作るのですが、これもこのダイエット効果得られるのでしょうか?笑
りんごのカロリー
カロリーは100gあたりで約50kcalです。
Mサイズくらいなら一個で約130kcalです。
甘さがあるものですが意外と低カロリーですね。
ダイエットアプリで1日のカロリーを計算しているのですが、このようなアプリを使っていると他のおやつにくらべて低カロリーだということを確認できます!
ダイエット中の間食は150kcalまでが理想的なので、丸々1個食べても問題なさそうですね!
そのままでも甘みのあるフルーツですが、加熱することでさらに甘みが増すため満足度も高いおやつになりそうです。
りんごの栄養素
医者を遠ざけるとまで言われているので、体に良い栄養がたくさんあるのでは?と期待できますね。
栄養素
・目や皮膚の健康を維持するビタミンA
・塩分排出効果のあるカリウム
・骨の健康に欠かせないカルシウム
・便秘解消か期待できる食物繊維
・胃腸の働きを活発にする有機酸
・整腸作用の高いペクチン
・抗酸化作用の高いポリフェノール
など。
特に皮に多くの栄養があると言われているので、皮ごと食べることをおすすめします!
加熱すると実が柔らかくなるのに対し、皮は噛み応えが残ったままになりますが、そのおかげで咀嚼回数が増えて満腹感にも繋がりそうです!
焼きりんごにするメリット
抗酸化作用の高いポリフェノールがりんごにはたくさん含まれているのですが、このポリフェノールは加熱することで吸収率がアップします!
ダイエットだけでなく、美肌やガン予防になるなど、私たちの身体にとってすごく嬉しい働きをしてくれるのですが、せっかく摂取してもそのまま吸収されずに排出してしまったら意味がないですよね。
そのため、加熱して吸収率が上がると、よりポリフェノールの効果を得ることができるのです。
他にも、整腸作用のあるペクチンという栄養素が含まれています。
これは加熱することで生の時よりも9倍のパワーを発揮してくれるため、整腸作用効果がアップするので、便秘の方はより解消効果を期待できそうですね!
ちなみに焼きリンゴは加熱してもそこまで水分が飛ばないので、生の時と同じくらい満腹感を得ることができます。
むしろ甘みが強くなるので私は加熱した方が満足感も高くなるので、ストレスの溜まりやすいダイエット中にはぴったりだと思いました!
痩せるための効果が上がるだけでなく、甘みが強いのは甘いもの好きな女子には嬉しいですよね!
焼きりんごダイエットの効果
むくみ
りんごには多くのカリウムが含まれています。
カリウムには塩分の排出効果があります。
食文化が欧米化してきている現代人は塩分の摂りすぎだと言われています。
摂りすぎると余計な水分まで溜め込んでしまうため、むくみの原因になり、むくみは放置するとセルライトになってしまいます。
セルライトができてしまうと、自分ではなかなか落とせなくなります。さらに、余計にセルライトがつきやすくなるという悪循環を生んでしまいます。
そのため、むくみなしの生活がダイエットには欠かせなくなります!
りんごのカリウムの効果をうまく活用して、むくみにくい身体を作りましょう!むくみをしっかり摂るだけでも、見た目がすっきりして痩せたように見えます!
コレステロールを排出
脂質の一種であるコレステロールは、血管の壁にくっついてしまうという性質があります。
〝管〟である血管の壁についてしまうと、そのせいで血液の通り道が狭くなってしまうため、血行が悪くなります。
これが心筋梗塞や脳梗塞などの恐ろしい病気の原因にもなるのですが、その前にもダイエット面でとても不利な状況ができてしまいます。
そらは血行が悪くなったことで代謝が落ちてしまうのです。
いろんなダイエット方法を見ても代謝を上げることが大切だと言われている中で、下げてしまうのは、痩せにくくしているだけでよね。
コレステロールを排出することは、この状況を防げるため、代謝を上げることができるのです。
痩せるためにも病気の予防のためにも嬉しい効果ですね。
デトックス
りんごに含まれているペクチンは加熱することで9倍にも増えると書きました。
このペクチンとは食物繊維の一つです。
食物繊維といえば便秘の解消ですよね。
りんごは乳酸菌の餌になると言われていますが、これがこのペクチンの効果です。
善玉菌のエサが増えることで善玉菌が増えやすい腸内環境が作れます。それにより、便秘が改善されます。
体内の老廃物のほとんどが便から排出されるので、お通じの改善はデトックスに欠かせないですよね。
また、腸内に溜まっていた便が排出されると、腸が活動しやすくなり、それにより、血液やリンパの流れが改善します。
これにより、血液やリンパの中にあった老廃物の排出力も上がるため、ペクチンによる効果はまさにデトックス効果なのです!
便がなくなるから体重が軽くなるなんていう簡単なものでなく、しっかりと体に効果がありますね。
血糖値を上げない
ペクチンは食物繊維の一種と書きましたが、食物繊維にはもう一つダイエットに欠かせない働きがあります。
それが血糖値を上げないことです。
血糖値は糖質の多い食事などで急激に上がりやすいのですが、急激に上がると脂肪を身体に蓄積するインスリンというホルモンの分泌を増やしてしまいます。
これにより太りやすくなってしまうのですが、ペクチンはこの糖の吸収を妨げる働きがあるため、血糖値の急激な上昇を防げるのです。
血糖値が上がった状態を作ってしまうと太る一方なので気をつけましょう!
肥満防止
りんごにはたくさんのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールの嬉しいところは高い抗酸化作用があるというところ。
私たちは日々の生活の中で、体内に活性酸素を発生させてしまっています。それは、ストレスだったり、紫外線だったり、食品添加物だったり‥。
他にもいくつか原因はありますが、この辺はなかなか避けて通れないですよね。
この活性酸素が増えることで体内の細胞を酸化させてしまうため、肥満になりやすくなります。
そこで役立つのがポリフェノールです。
ポリフェノールのもつ抗酸化作用にはこの活性酸素を除去する働きがあるため、肥満防げるのです。
発生することを防ぐのは難しそうですが、発生きたものを除去するのならできそうですね。
ストレスがたまると太りやすくなるというのはこの辺にありそうなので、ストレスを溜めやすいという方、ダイエットに興味がない方もぜひ焼きリンゴを活用しましょう!
美肌・アンチエイジング(老化防止)
肥満防止に書いた活性酸素による細胞の酸化は美容にとっても嫌な影響がたくさんあります。
それは、老化させてしまうことと、肌トラブルの原因になることです。
活性酸素による肌トラブルはニキビをはじめ、シミ・シワ・たるみ・むくみ・毛穴の開きなど、様々なトラブルに繋がります。
そこにさらに老化ときたら‥。恐ろしいですね。
活性酸素を除去することでそれらも防止できるため、女性には嬉しい限りですね。
内側から綺麗になりながらダイエットも美肌作りも頑張りましょう!
口臭予防
美肌にもダイエットにも嬉しいポリフェノールですが、もう一つ嬉しい効果があります。
それがこの口臭予防です。
口臭の原因には、食べかすや歯垢など、口の中が原因の場合があります。
それらによるものは、ポリフェノールの消臭効果によって防ぐことができます。
また、便秘による口臭もあります。
が!焼くことでペクチンが増える焼きりんごなら、その心配もいらなさそうですよね。
なかなか人には相談できないお口の悩みもこの方法で解決です!
焼きりんごダイエットのやり方
細かいルールは特にありません!
焼きりんごを毎日取り入れることで効果を得る方法です。
ひと昔前にてりんごダイエットが流行りましたが、同じように朝ごはんを置き換えてもいいと思います。
間食をする習慣のある方はおやつをこれにすると良さそうですね。
このときに注意してほしいのが、まず皮は剥かないことです。皮に豊富な栄養があるため、剥いてしまうのは効果を充分に得られません。
また、作るときに砂糖を使っていたり、アレンジレシピでバニラアイスをトッピングしたりしているものもあります。
これらは美味しくなるのですが、ダイエット向きではありません。
ここで甘えてこのようなレシピで食べてしまったらせっかく痩せたいと思っても、痩せられないですよね。
ダイエット目的で食べるのであれば、甘味料やアイスクリーム・生クリームのトッピングはやめましょう!
美味しくなるんですけどね。我慢です。やってしまったら痩せなくなります。
また、食べる時間によって少しだけ得られるものが違います。
朝
朝に食べると便秘対策になります。
特に朝食を摂ることは痩せるために大切だと言われていますが、なかなか朝から食べられないという人いますよね。
朝食抜きは1日の代謝が下がってしまう可能性があるだけでなく、腸が活発にならないことで排便がしっかりと行えません。
そこで焼きりんごの効果を活用しましょう!
皮を剥かずに切って電子レンジでチンして食べるだけなので時間がない朝でも簡単に作れます!
便秘気味の方!ぜひ!
夜
フルーツは体を冷やしてしまうため、夜に摂るのは好ましくないと言われていますが、そのなかでもりんごは夜に食べてもダイエット効果が期待できると言われています。
私も妊娠中、夜にお腹が空いてしまったときは食べていましたが、妊娠中の体重増加を8kgで抑えられたので、太る心配はないと思います!
夜は1日の中で活動が減るため、食事から摂ったエネルギーを消費できず、脂肪として蓄えてしまう可能性がある時間帯です。
なので、よく夜ご飯ひ少なめにとか、18時までに済まそうとか聞きますよね!
そんなときにも焼きりんごです!
食事前に食べることで食べ過ぎを防げます!
しかも、甘いものというところも満腹感を感じられる要素な気がします!
また、私は夜に焼きりんごを食べても朝のお通じの調子が良かったので、どの時間に食べてもお通じには良さそうな気がしました!
焼きりんごの作り方
作り方はとっても簡単!
私はよく電子レンジで作ります。
電子レンジの場合
1.りんごを1/8に切って芯をくり抜いたら皮付きのまま耐熱容器に入れてふんわりラップをします
2.電子レンジ600wで約5分加熱したら1分ほどそのまま蒸らして完成
これは私がよく作る方法なのですが、私は1/8の大きさをさらに半分に切って、量を多く見せています!笑
1/8の大きさでも下手したら一口で食べれてしまいますが、それを半分にすることで倍楽しめてさらに噛む回数も増えるからです。
この辺は適当に読んで頂いて構いません。笑
オーブンの場合
1.りんごを1/8に切って芯をくり抜いたらクッキングシートをひいた天板に並べ、100度以上で5分ほど焼きます
どちらの方法でも簡単に作れますね!
ダイエット効果を上げるりんごの食べ方
皮ごと食べる
実よりも皮の方が栄養素が豊富だとよく聞きます。
他の野菜や果物でも、皮に栄養があるから、皮も料理に使う方がいいと聞きますよね!
とくにりんごはそれが当てはまるんだそうです。
効果なところでも出てきたポリフェノールは皮の方が多く含まれています。
細か分けると3種類あります。
・茶カテキンと似た働きをするエピカテキン
・抗酸化作用の高いプロシアニジン
・目の健康に大切なアントシアニン
それぞれにも違った効果があるので、ぜひどれも摂取できるように丸ごと食べるようにしましょう。
皮を剥かない方が面倒な皮剥きの手間も省けますよね!笑
テカテカりんごを選ぶ
洗っても洗っても表面のテカテカが取れなくて心配になった方いませんか?
はじめは私もこれは農薬なのかな?と思っていましたが違いました。このテカテカは〝リノール酸〟や〝オレイン酸〟でした。
りんご自身が乾燥を防ぐために出すんだそうです。
驚くべき働きですね。
リノール酸
・血糖値を抑制する
・悪玉コレステロールを減らす
・美肌効果
・アンチエイジング(老化防止)
体内で作ることができない必須脂肪酸の1つであるリノール酸。身体にいい脂質だとよく聞きます!
特に血糖値に関しては、上がりすぎると脂肪を蓄えやすくなってしまうので、いかに安定させておくかがダイエットの成功のカギだと言われています。
そんなダイエット効果を持ちながら美肌効果や老化防止ができるので、女性にはぜひ摂りたい栄養素ですね。
オレイン酸
・血液さらさら効果
・ガン予防
・美肌効果
・コレステロール値を下げる
ダイエット効果の高いと言われているアボカドにも含まれているこのオレイン酸。
コレステロール値を下げて血液をサラサラにする効果があるため、代謝アップできる栄養素です。
焼きりんごアレンジレシピ
ご近所さんからたくさんりんごを頂けるので、よくおやつに食べる私が作るアレンジレシピです!
ありきたりなものもありますが参考までにぜひ!
シナモンりんごのクリームチーズ
材料:りんご・シナモンパウダー・クリームチーズ
1.りんごは1/8サイズにカットし、耐熱容器に入れたらラップをふんわりかけて電子レンジ600wで約5分加熱します
2.加熱が終わったら1~2分ラップをしたまま蒸らします
3.シナモンパウダーをかけてクリームチーズをトッピングしたら完成!
画像の左上です。
これをパンに乗せて、レーズンも載せてトーストしたり。
餃子の皮に包んで簡単アップルパイ風にも作れます!
冷凍のパイシートを使えばそのままアップルパイにもなりますが、ダイエットのことを考えるならこれは聞かなかったことにしてください!笑
くるみレーズンのりんごソテー
材料:りんご・くるみ・レーズン・バター(ギー)
1.りんごは薄めに切ってバターをひいたフライパンでソテーします
2.砕いたくるみやレーズンをお好みでトッピングしたら完成!
タレントのローラはココナッツオイルで作っていました!
ダイエットのことを考えたら、バターよりもココナッツオイルやギーを使った方が良さそうですね!
ギーについてはこちらでご紹介しています。
りんごチップス
これ焼きりんごの扱いにして良いのかわかりませんが、美味しいのできになる方は是非!
材料:りんご
1.丸ごとの状態で芯をくりぬいたら(包丁で頑張る。)薄めの輪切りにします
2.キッチンペーパーで水分をとります
3.110℃に加熱したオーブンで約40分、そのあと100℃で10分ほど加熱したら完成です
まだしんなりしていたらもう10分ほど加熱するとパリパリになります。
すごく甘みが強くなるので、甘いものが食べたいときにはおすすめです。すぐに食べ終わってしまうのが残念ですが。笑
ぜひ試してみてください!