フルーツといえば、ダイエット中のおやつにぴったりですよね。おやつだけでなく、フルーツデトックスやデトックスウォーターとしてもダイエットに取り入れられています。
果物といえば朝に食べるといいとよく聞きます。
デトックスタイムと呼ばれている朝に食べることで体内の毒素の排出力をより高めてくれます。
反対に夜は身体を冷やしてしまうから向いてないとも聞きますが、これは果物の種類によって夜でも効果的か否か違ってくるみたいですね。
キウイはどうでしょうか。
私自身、フルーツは高いと思ってしまい余り買わな買ったのですが、子供がご飯を食べるようになってからは、よく買うようになりました。
それまではチョコレートやスイーツなどを完食に食べることが多かったのですが、果物に変えてからは、むくみにくくなったり、肌に透明感がでたりなど、いい変化ばかりです。
そんな中でも特にダイエットにオススメされているのがキウイです。
あまりイメージがないですが、特に食べ過ぎをなかったことにするのにぴったりなんだとか!
授乳中の暴飲暴食が酷かった自分に教えたいです。笑
普段は食欲をセーブできる方でも、飲み会があったり、生理前だったり、ストレスが溜まってしまった時なんかに暴飲暴食をしてしまうことありますよね。
そんな時にはぜひキウイをチョイスしましょう。
食べ方や効果についてこの記事で詳しく説明していきます。
キウイダイエットとは
キウイを食べることでたくさんの栄養素が摂れ、それによりダイエットができるというものです。
先ほども書きましたが、果物は朝に食べるといいというイメージありますよね。しかしこのキウイダイエットでは夜に食べることでより効果を得られるんだそうです。
しかもこの方法で嬉しいのは、痩せることだけでなく美肌にもいいということです。
美肌にいいと言われているビタミンCが他の果物に比べて何倍も含まれていることがポイントのようです。
最近のCMでもキウイが主役のものが放送されています。
見た目はジャガイモみたいだと言われてしまっていますが。笑
それほど注目されるくらい、ビタミンCだけでなくその他の体に良い栄養素がたくさん摂れるんですね!
ぜひ毎日の食事に取り入れましょう。
キウイのカロリー
カロリーは100gあたり約53kcalです。
低カロリーですね。
最近では糖質が低い方が痩せるイメージになって来ていますが、それでもダイエッターにとってはカロリーも気になるはず。
しかしこれくらいなら罪悪感なく食べることができますね。
食事から摂るエネルギー量(カロリー)が多すぎると、体はそれを消費しきれなくなってしまい、使わなかった分は体内に脂肪として蓄えられてしまいます。
そのため、糖質だけでなく、摂取エネルギーも少しは気にした方がいいのです。
そう考えると53kcalしかないキウイはおやつとしても取り入れやすいですね。
キウイの栄養素
CMでも紹介されていますが、見た目が地味なキウイには実はたくさんの栄養素が含まれています。
・抗酸化作用の高いポリフェノール
(ケンフェロール・クエルシトリン)
・美肌効果の高いビタミンC
・ビタミンCとの相乗効果が期待できるビタミンE
・むくみ改善に効くカリウム
・タンパク質を分解するアクチニジン
・妊婦さんに嬉しい葉酸
・鉄分の吸収をサポートする有機酸
・便秘にいい食物繊維
これだけ見ると、ダイエットよりも美容にいいものが多い気がしますが、痩せるためにもいい栄養素もたくさんあります。
また、不足すると太りやすくなると言われている鉄分やカルシウム・亜鉛もわずかですが含まれているので嬉しいですね。
キウイダイエットの効果
ポリフェノールによる肥満防止
私の中ではポリフェノールといえば赤ワインのイメージですが、キウイにもしっかりと含まれています。
特にタネの部分に多く含まれています。キウイの種はみんな食べると思うので自然と摂取できますね。
ポリフェノールには高い抗酸化作用があります。
この抗酸化作用は私たちの体内の活性酸素を除去してくれる働きがあります。
この活性酸素は増えすぎてしまうと、体内の細胞を酸化(サビ)させてしまい、これが肥満の原因になります。そして太るとより活性酸素が増えるのでさらに太りやすい体質を作ってしまいます。
それを除去することで痩せやすくなることからポリフェノールはダイエットにいいと言われるようになりました。
活性酸素はストレスや紫外線・食品添加物・大気汚染・タバコなどにより日常的に増えやすいので日々除去していけるポリフェノールをしっかり摂りたいですね。
脂肪燃焼力を上げる
そんなキウイに含まれているポリフェノールの一種〝ケンフェロール〟には脂肪燃焼力を上げる働きがあります。
体内にはエネルギーの生産に関わっているミトコンドリアというものが存在します。よく聞く名前ですよね。
このミトコンドリアを活性化することで脂肪の燃焼力を上げることができるのですが、そのミトコンドリアを活性化させてくれるのがこのケンフェロールなのです。
ダイエットをする上で大切なことに、代謝を上げるとか、便秘を解消するなどありますが、このように直接脂肪を燃焼してくれるものがわたし的には一番嬉しいです!
抗酸化作用とこの脂肪燃焼効果の2つがあるポリフェノールのおかげで痩せられそうな気がしてしますね!
カリウムによるむくみの解消
塩分の排出と利尿作用があるカリウムはむくみの解消にぴったりです。
飲み会の次の日や、ラーメンを食べた後など、身体がむくんでしまった経験ありませんか?これは、塩分の摂り過ぎに原因があります。
塩分の取り過ぎにより体内のナトリウム濃度が上がると、それ薄めるために身体は水分を蓄えます。
よく水分を摂るとむくむという話も聞きますが、これは正確には水分と一緒に多くの塩分を摂ってしまっているからです。
その塩分を排出できるのがカリウムで、さらに利尿作用がたるため、溜まっていた余分な水分も排出できるため、むくみ解消効果があるのです。
特に味の濃いものを食べてしまった次の日は、カリウムを摂るのと一緒にマッサージをして上げることで、より効果的になります。
食べ過ぎをなかったことに
カリウム
食べすぎてしまったときの対処法の1つにカリウムを摂るといいとよく言われます。
カリウムの効果については先ほど書いた通りです。
なぜ食べすぎた時にいいのかと言うと、食べすぎてしまう時は大抵塩分を摂りすぎています。それによりむくんでしまうと、血行の流れがより悪くなってしまい、最終的にそれがセルライトに変わってしまう可能性があるからです。
セルライトは一回できてしまうと、自分でケアするのがとても大変です。
そうなってしまう前にその日のむくみはその日のうちにしっかり対処しましょう。
アクチニジン
タンパク質分解酵素であるアクチニジン。プロテアーゼとも呼ばれているこちらは消化を促進する働きがあります。
そのため、食べすぎてしまった時でも消化を促してくれるため胃もたれの予防や改善にぴったりです。
そして、便秘解消の効果もあるため、食べすぎたものをしっかり消化して排泄するまでがスムーズに行われます。
この酵素は今の所キウイにしかないという声も上がっているようです。そう聞くとキウイフルーツはすごいですね。
一年中食べられるフルーツなので、忘年会シーズンなどには特に嬉しいです。
便秘の解消
上にも書いたように、キウイに含まれているアクチニジンには便秘の解消効果があります。そして、もう1つ食物繊維も豊富に含まれています。
便秘になってしまうと腸内環境が悪くなってしまい、血液やリンパの流れが悪くなります。それにより老廃物の流れも悪くなってしまうので、血液中に溜まりやすくなり、血行が悪くなります。
そうなると代謝が落ちてしまうため、太りやすい体質を作ってしまうので、便秘で太るのはただ単に便で身体が重くなるだけではありません。
痩せやすい体質づくりをするにはまず腸内環境を整えることが大切になります。
そのため、食物繊維やアクチニジンはとても大切な栄養素なのです。
美肌効果
キウイには美肌にいい栄養素がたくさん含まれています。
ポリフェノールとビタミンE
この2つには高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用は活性酸素を除去すると書きましたが、活性酸素は肥満の原因になるだけでなく、老化やニキビなどの肌荒れの原因にもなります。
それを除去してくれるため、アンチエイジング(抗老化)や美肌づくりができます。
肌トラブルが多いだけでも老けたような印象を与えてしまうので、これは女性にとって嬉しい効果ですね。
便秘解消
便秘解消も美肌づくりに欠かせません。
便秘になると血液中やリンパの中の老廃物の排出力がわるくなります。
血液は全身に栄養素を運ぶ役割がありますが、ここに老廃物がたくさんあるとそれが肌まで送られてしまい、この老廃物のせいで肌荒れをしやすくなるのです。
キウイにはその便秘解消効果もあるので、この面でも肌荒れを防ぐことができます。
ビタミンC
美肌づくりに欠かせないといえばビタミンCですよね。
ビタミンCの殺菌作用はニキビ対策ができます。
ターンオーバーの乱れを整えてくれる効果があるので、これにより肌のキメが細かくなったり、毛穴の開きを防ぐことができます。
紫外線によるシミ対策やコラーゲンの生成をサポートすることで、肌の弾力を作り、シワ対策もできます。
ビタミンCを摂るだけでこれほどたくさんの美肌効果を得ることができるなんて嬉しいですね。
ダイエットをしながら美肌づくりをしたいならぜひキキウイがオススメです。
疲労回復
キウイにはリンゴ酸・キナ酸・クエン酸などの有機酸が豊富に含まれています。
特にクエン酸には疲労回復のイメージありますよね。
これら有機酸には疲労回復効果があるため、つかれやすい方にもぴったりです。
疲れが溜まってしまうと、甘いものを欲してしまったり、ダイエットをしたくても運動をする気になれませんよね。
仕事や家事の効率も悪くなってしまいます。
特に夏場や、少し疲れたなーと思った時にはぜひキウイをチョイスしましょう。有機酸の働きによって身体が楽になります。
他にも腸内環境を整えたり、カルシウムの吸収をサポートしたりなどの嬉しい働きもしてくれます。
精神安定
キウイを毎日2個食べると憂鬱感がなくなるという研究結果が報告されているほど、キウイには精神安定効果があるようです。
病みやすかった20代前半の頃に知りたかった話ですが。笑
これはキウイに含まれているビタミンCの神経伝達物質を活性化させる働きによるものではないかと言われています。
さらに疲労感を感じにくいというのもポイントになりそうですね。
とくにゴールドキウイという品種の方がビタミンCがより多く含まれているため、美肌を目指したい方も、疲労やストレスを感じやすい方もぜひこちらの種類を選ぶようにしましょう!
キウイダイエットの方法
このダイエットのポイントは2つです。
・常温のキウイを毎日食べる
・一緒に水か白湯を飲む
これだけです。
含まれている食物繊維は水と一緒になることで膨らむという性質があるため、これだけでも意外と満腹感を得られるようです。
水よりも白湯にすることでより代謝が上がりそうですね。
量は一日1~3個を目安にしましょう。
精神安定効果が出たのは一日2個食べた場合だったようなので、2個くらいがいいかもしれないですね。
いくらダイエットにいいからといっても食べすぎは禁物です。
さらに、このダイエットでは、朝ごはんか夜ご飯をキウイ&水のみにすることもオススメされています。お昼ご飯を食べすぎて夜そこまでお腹が空いてない時などは、無理に食べずにキウイにするといいですね。
キウイは冷えているものではなく、常温にしてから食べるようにしましょう。こうすることにより、より酵素の働きが良くなるので、効果を得やすくなります。
また、果物の栄養素は皮に多く含まれていると聞きますが、キウイの場合、種子に多く含まれているので、無理に皮を食べなくてもいいかもしれないですね。
皮をむく時はなるべく薄くすることで皮付近の栄養素をしっかり摂れます。
ジュースを飲むときはタネのつぶつぶが入っているものを選ぶとよりよさそうですね。
いつ食べるのが効果的?
朝
デトックス
朝のフルーツはデトックス効果を上げてくれます。
朝はデトックスタイムと言われている時間ですが、その時間に酵素が多いフルーツを食べることで、老廃物の排出を促せるのです。
常温にしておくことでより酵素が活発になるので、冷蔵庫から出してすぐのものはやめておきましょう。
外出予定があるなら朝はNG
キウイには光毒性のある成分が含まれています。
他にもレモンやグレープフルーツにもある光毒性は、摂取してから紫外線に当たると、紫外線のダメージを受けやすく、シミになってしまったり、ひどくなると火傷のような状態になってしまいます。
せっかくの美肌効果を無駄にしないよう、朝食べるときは外出予定がない時や、時間を空けてから外出をするようにしましょう。
夜
自律神経のバランスを整える
自律神経のバランスを整える効果のあるキウイは夜に食べるのもオススメです。
日中の活動モード(交感神経が優位な状態)からお休みモード(副交換神経が優位な状態)に変わるサポートもしてくれるため、寝ている間の脂肪を燃焼効率を上げてくれます。
質のいい睡眠は痩せホルモンと呼ばれる成長ホルモンの分泌促せるのですが、そのためには副交換神経を優位にしておく必要があるので、キウイは睡眠の質を上げるのにぴったりでさね。
整腸作用
夜中の0時は腸のゴールデンタイムと呼ばれており、その時間に合わせて酵素を摂ることは、腸にとってとてもいいことなのです。
さらに、アクチニジンには、タンパク質の分解作用があり、消化を促進してくれます。
これらにより夜ご飯後や寝る1時間前くらいに食べることがオススメされています。
寝る直前だと逆に消化器官への負担になってしまうので気をつけましょう。
これらを踏まえると夜に食べる方が良さそうな気がしますね。夜いつもお腹がすいて何か食べてしまう方はぜひキウイにしましょう!
ダイエットや美肌にいい栄養素がとれてお腹も満たされるなんて一石二鳥です。
キウイダイエットで痩せないのはなぜ?
冷たい状態で食べている
キウイに含まれている酵素は常温にしておくことでより効果を発揮します。
しかし、冷たい状態で食べてしまうと、効果が薄くなってしまうだけではなく、体を冷やしてしまうため代謝も落ちてしまい、ダイエットをする上で不利になってしまいます。
痩せられなかった方はキウイを常温にするのと同時に水も白湯に変更してみましょう!
普段の食事を摂り過ぎている
このダイエット方法だけでなく、全てに当てはまりますが、食べすぎていればどんなダイエット食品を試しても痩せることはできません。
エステティシャン時代、痩せなくて悩んでいる方に食生活を伺うと「そんなに食べてないよ。」という方がたくさんいましたが、いざ食事をノートに書き出して来てもらうと、つまみ食いのようにちょこちょこ食べてしまっている量が意外と多い方がたくさんいました。
このように少し食べたつもりが、実際には結構な量を食べてしまっている方が多いです。
毎日の食事量、ぜひ見直してみましょう。