食事
夏!といえばレジャーが楽しい季節!
うみ・プール・バーベキュー・花火大会などなど、ワクワクするイベントがたくさんあります。
そんな中、薄着になることやビキニを着るため、ダイエットを頑張る方多いのではないでしょうか。
夏は汗もかくし、暑さのせいか他の季節よりも食欲が減るため痩せる方多いですよね。
実際に私も春まであった旺盛すぎる食欲が熱くなり始めた五月の終わりから落ち着き、普段の筋トレやウォーキング以外何もしなくても2キロほど減りました。
しかし、実は夏は痩せにくい季節でもあるのです。
体重の変化も、本当に体脂肪が落ちているのかわかりません。
私がエステティシャン時代、夏の終わりに久しぶりにご来店頂いたお客様の足にセルライトが増えてしまっていたなんてことも記憶にあります。
なぜ、そうなってしまうのか、また痩せにくい原因はなんなのかここで詳しくご説明していきます。
夏に痩せるのはなぜ!?
夏に体重が減る方多いと思いますが、大体の理由をあげていきます。
夏バテによる食欲低下
私もこの記事を書いている現在それに近い状態になっているのですが、暑くなってくと食欲が低下しますよね。
それによって体重が減る方多いと思います。
しかしこれ、実は体脂肪が減っているわけではなく、筋肉量が低下している可能性があります。
ダイエットをするのなら体脂肪を減らさないと意味がないですよね。だって筋肉はキレイなボディラインを作るのに欠かせないですから。
これを痩せたと勘違いしている方要注意です。
筋肉量が落ちてしまうと、見た目の引き締まりがなくなるため、シュッとしたボディラインを作れません。
さらに代謝が低下する原因にもなるため、食欲が戻った頃にしぼうをつけやすくなってしまい、太る原因にもなります。
余り食べられなくても食べやすい麺類や冷たいものばかりにせず、ビタミンミネラル・タンパク質を意識した食事にしましょう。
体内の塩分や水分が減っている
夏はエアコンが効いている部屋にいる以外、何もしなくても汗をかきますよね。私は普段家でエアコンを使わずに過ごしているのですが、朝から掃除をしているだけでも汗ダクになります。
寝ている時に普段よりも汗をかいている可能性もありますよね。
このように汗をかきやすいことで体内の塩分や水分・ミネラルが排出されやすくなっています。
それによって一時的に体重が減っている可能性があります。
塩分がなくならことはむくみに効くイメージがありますが、塩自体は体の機能を保つために欠かせない栄養素です。
水分も不足するとダイエット面でも健康面でもマイナスです。
そのため、これで体重が減ったことを喜ばず、水分や質のいい塩分はしっかり摂るようにしましょう。
塩は天然のものを摂ることをオススメします。
実は痩せにくいのはなぜ?
身体を冷やしてしまっている
冷えはダイエットにも美容にも健康にも良くないというのをご存知の方多いと思います。
暑さを少しでも紛らわすために住めたいドリンクやアイスクリームを摂りたくなりますよね。
入浴よりもシャワーですませる方も多いと思います。
実はこの冷えこそが痩せにくい原因を作り、さらに太りやすい体質も作ってしまいます。
冷えることで血行が悪くなったり、内臓の働きが弱くなり代謝が落ちやすくなります。
さらに、冷えている部分ほど痩せにくくなってしまうというデメリットもあります。
他にも身体の不調を起こしやすくなるので、暑いからといって冷たいものばかりに頼るのはやめましょう。
ちなみに、冷たいものを食べる方が身体が体温を戻すために暑くなるという話も聞いたことがあります。
運動量が減る
寒い冬もそうですが。とにかく動きたくなくなりますよね。
涼しい部屋でダラーっとしたくなります。
しかしこれもダメですよね。
確かに暑さで汗をかけますが、運動をして汗をかくのとはエネルギーの消費量が違うような気がします。
運動をすれば筋肉をしっかり使えますからね。
先ほどもかいたように筋肉を使うことや維持すること・増やすことは痩せるためには欠かせません。
そのため、ダラーっと過ごしてしまえば、筋肉量低下させてしまう可能性があり、ダイエット面でもマイナスです。
せっかく汗をかける季節。汗からは老廃物も排出されるので、この機械をぜひ活用しましょう。
特に普段汗をかきにくい方は太りやすくなっているので、朝をかくような運動も取り入れましょう。
ビタミン・ミネラルの不足
ダイエットといえば野菜!というイメージ強いですよね。
野菜はカロリーが低いからという理由もありますが、もう1つがビタミンやミネラルを豊富に含んでいるからです。
特にビタミンB群はダイエットの強い味方であり、B1は糖質の代謝をサポートし、B2は脂質の代謝をサポートします。
βカロテンやビタミンC・ビタミンEには高い抗酸化作用があり、抗酸化作用は肥満の原因になる活性酸素を除去します。
そして、ミネラルには
・むくみの改善に効くカリウム
・不足すると脂肪を蓄えやすくなるカルシウム
・不足すると代謝が悪くなる鉄分
などダイエットに必要なものがたくさん含まれています。
しかし、ビタミンやミネラルは汗から排出されやすいため、汗をかく夏には不足しやすくなります。
これらの不足を補うためにも野菜や果物をもしっかり摂りましょう。
夏でも効果的なダイエット方法
冷たい食べ物を避ける
暑い夏はキンキンに冷えたドリンクやアイスクリーム・かき氷が恋しくなりますよね。
でも、そんなものばっかり食べてしまったら、内臓は冷えて疲れ切ってしまいます。
手足の冷え性って気がつくけど、内臓はなかなか気づきません。お腹を触ってみてください。冷たくありませんか?
冷たい方は内臓が冷えてしまっているので要注意です。
内臓の冷えは内臓の働きが弱くなってしまうため、代謝が低下します。代謝が低下するのは太りやすい体を作ってしまうということです。
さらに血液や老廃物の流れが悪くなってしまうため、むくみの原因にもなります。
ダイエット以外にも疲れやすくなったりなどの不調が出てきます。
暑いからといって冷たいものばかり摂るのはやめましょう。
せめて寝る前や朝一には温かいものを摂ることをオススメします。
しっかり入浴をする
こちらもダイエットには欠かせません。
上に書いたように冷たいものをとってさらにシャワーですませてしまっていたらどんどん身体の冷えは加速します。
本当は痩せやすい体質を作るとき高温反復浴がオススメですが、暑すぎるのが嫌な方は半身浴でもいいので、入浴はしっかりと行なって、身体の内側からしっかり温めるようにしましょう。
夏場はいつも以上に入浴前後の水分補給が大切になります。
脱水症状を起こしてしまわないようにしっかりと水分を摂りましょう。
このときの水分もできるだけ常温のものにします。
冷蔵庫でキンキンに冷やしたものや氷を入れて冷やしたものは、せっかく温まった体を冷やしてしまい入浴の効果を下げてしまうので気をつけましょう。
エアコンの温度下げすぎない
とにかく冷えに注意したい夏場の一番の冷えはこれですよね。エアコンの温度は下げすぎないようにしましょう。
特にエアコンの風は足元を冷やしてしまいます。
ただでさえ薄着な上にそれでは身体がかわいそうです。
冷えている部分ほど痩せにくくなるので、下半身太りの原因にもなりますね。
家で使うエアコンの温度は少し高めに設定しておきましょう。
外食に行ったり電車に乗る機会が多い方、すごく冷えますよね。何か一枚カーディガンなどを持ち歩き、足元にかけているだけでも違ってきます。
美容を気にするならぜひ細かいところまで気にしましょう。
ビタミン・ミネラルをしっかり補う
上にもかきましたが、夏場は汗をかきやすく、体に必要なビタミン・ミネラルまでも出て行ってしまいます。
そのため、意識して補うことが大切になります。
最近ではベジファーストという朝ごはんにサラダメインの食事をするダイエット方法が話題になりました。
パワーサラダやブッダサラダなど、野菜メインにバランスよく食べられるものが、インスタグラムなんかでもたくさん紹介されています。
ぜひそれらを参考にして、しっかり野菜を食べるようにしてください。
ちなみに夏野菜は体を冷やす作用があるので食べ過ぎには気をつけましょう。
フルーツもビタミンやミネラルを豊富に含んでいますが、食べ過ぎは太る原因になるので、朝食か間食で食べるようにしましょう。
夏ダイエットで気をつけたい食事
冷たいものは控える
何度も書きましたが、冷たいものは内臓を冷やす原因になり、代謝が下がってしまったり、老廃物の排出力がさがってしまいます。
冷たいアイスクリームや飲み物を摂りたくなってしまいますが、ダイエットをしたいのであれば控えるようにしましょう。
また、冷たいものは薄味に感じてしまうというデメリットがあり、これにより気づかないうちに濃い味付けの料理を食べてしまう原因になります。
質のいい塩分ならいいのですが、精製された塩や砂糖を多く使ったものはダイエットの妨げになってしまうので気をつけましょう。
夏野菜の食べ過ぎに注意
夏野菜は体を冷やす作用があります。
水分を多く含んでいるため、夏バテしてしまっている時には食べやすいですが、冷えの原因になってしまうので、食べるのであればこれも常温や温かい料理にしたものをオススメします。
それ以外にも温かいスープを一緒に飲むなどの工夫をするとよりいいですね。
食後に温かいお茶なんかもオススメです。
飲み物にも気を使う
喉が乾きやすいこの時期ですが、飲み物って実はダイエットではとても重要です。
ダイエットをしたいのであれば水かお茶を選ぶようにしましょう。一見スポーツドリンクもいいような気がしてしまいますが、スポーツドリンクにも多くの砂糖が使われています。
たまに飲むのなら問題ないと思いますが、毎日飲むようなことはないようにしましょう。
カフェインの入ったコーヒーや紅茶は利尿作用があり水分が出ていきやすいので、水などもしっかり摂りましょう。