ダイエット 効果 痩せない
コーヒー好きさんには嬉しいコーヒーを使ったダイエット方法が、今すごく人気を集めています。
私も大好きで毎日のように飲んでいます。
家事や仕事の合間に飲むのはすごく美味しいですよね。
頭もさえるのでこの記事を書く前なんかも欠かせません。
カフェインが多く含まれているため、運動前に飲むことで脂肪の燃焼効率がアップするという効果もあるので、そのようなしている方といそうですよね。
毎日飲むことでガン予防にもなると話題になった時期がありました。
そんなコーヒーブームの中ぜひ行なってみてほしいのがこのバターコーヒーダイエットです。だいぶ前から海外ですごく話題になっているようですね。
ただ気をつけたいのがこのバターというのを市販のバターで作ってしまうことです。
このバターコーヒーに使うものは普通のものではないのでそれだけ気をつけましょう。
作り方や使うものも含めながら、このダイエット方法について説明をしていきます。
バターコーヒーとは
〝グラスフェッドバター〟というものを使って作るコーヒーのことです。
バターと聞くと脂肪が多くて太りやすいイメージありますよね。
しかしこれは、牧草だけを食べて育った牛からとれるミルクで作られる無塩バターで、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれているためダイエットにいいと言われています。
それだけではなく、ビタミンも普通のものに比べると豊富に含まれているため、栄養面を見ると、断然こちらの方が良さそうです。
バターコーヒーが話題になるまではあまりスーパーで見かけませんでしたが、これが話題になっていることで置き始めたスーパーもあるかもしれませんね。
通販なら確実に購入できるので、ぜひ普段のコーヒーに入れて飲むんでみましょう。
バターコーヒーはどんな味?
口コミなんかを見てみると美味しいと感じる方が多いようですね。乳製品であるバターを加えるため、まろやかになったり、コクが出たりしそうです。
ただ単にブラックコーヒーに溶かせばいいだけなので、作り方もとても簡単です。
美味しくなるのに痩せる効果がアップするなんて理想的な飲み物ですね。
普段コーヒーに何か混ぜたくなってしまうという方はぜひグラスフェッドバターを入れてみましょう。
バターコーヒーのカロリー
カロリーを記載してあるものがないので計算してみます。
まずブラックコーヒー。こちらは一杯約4kcalです。
これだけなら低いですね。
そしてグラスフェッドバターが100gあたり約750kcal。
わお。笑
バターなのでもちろん高カロリーですね。
バターコーヒーで使うのは約10グラムなので、一回で摂るのは約75kcal。
コーヒーと合わせるとバターコーヒーのカロリーは約80kcalと言えそうです。
飲み物として考えると高めですが、砂糖やミルクを足して同じくらいになるのとこれとではもちろんダイエット効果が全然違ってきます。
カロリーだけでなく栄養素にも注目してみましょう。
バターコーヒーの栄養素
では気になる栄養素です。
バターとコーヒーに分けて紹介します。
グラスフェッドバター
・中性脂肪を減らす不飽和脂肪酸
・目の健康に必要なビタミンA
・カルシウムの吸収をサポートするビタミンD
・抗酸化作用の高いビタミンE
・止血効果のあるビタミンK
・ダイエット効果のある共役リノール酸
・骨の健康に必要なカルシウム
・カルシウムの働きをサポートするリン
など。
コーヒー
・ダイエットをサポートするビタミンB群
・妊婦さんに嬉しい葉酸
・高い抗酸化作用のあるビタミンE
・ダイエット効果の高いクロロゲン酸
・むくみに効くカリウム
・眠気覚ましに効果的なカフェイン
・カルシウムの働きをサポートするマグネシウム
・抗酸化作用のあるタンニン
・代謝をサポートする亜鉛
など。まだまだありますが、両方合わせて飲むことでより多くの栄養素を摂取することができますね。
意外にもビタミン類が多いことにびっくりしました。
飲み物でこれだけの栄養が取れるのはすごく嬉しいですね。
バターコーヒーダイエットの効果
中性脂肪減らす
グラスフェッドバターには通常のバターよりも不飽和脂肪酸が多く含まれており、これが中性脂肪を減らしてくれます。
脂肪が脂肪を減らすってちょっとよくわかんないですよね。
通常の飽和脂肪酸も身体に必要な栄養素ではありますが、取り過ぎてしまうことで体内に蓄積されてしまい、これが中性脂肪の原因になります。
しかしこのグラスフェッドバターに含まれている不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸と違い酸化しにくいため蓄積されにくく、さらに中性脂肪やコレステロールを抑えてくれる働きがあるんです。
キッチンの油よごれを思い出して欲しいのですが、時間がたって酸化した油はこびり付きますよね。酸化してしまうと体内でも似たような状態になってしまい、それが体脂肪になってしまうんですね。
ぜひ普段から使うバターもグラスフェッドバターを使うことをオススメします。
肥満防止
コーヒーとグラスフェッドバターに含まれているビタミンA・ビタミンE・クロロゲン酸・タンニンなどには高い抗酸化作用があり、これが肥満防止に役立ちます。
私たちの体内にはもともとわずかに活性酸素というものがあります。これが日常生活の中のストレスや紫外線・大気汚染・食品添加物・たばこなどにより増えてしまいます。
活性酸素が増えることで細胞が酸化してしまい、それが実は肥満の原因になります。
さらに太ることでより活性酸素が増えるため、より太りやすくなるのです。
それを防止してくれるのが先ほど書いた抗酸化作用です。
抗酸化作用というのは活性酸素を除去してくれる働きがあるため、肥満の防止に繋がるのです。
ストレスや食品添加物・紫外線などはなかなか避けられないので、日頃かは抗酸化作用の高いものを摂りたいですね。
むくみの解消
バターコーヒーに含まれているカリウムやカフェインにはむくみの改善効果があります。
私も飲み会の次の日のむくみのひどい時は朝からコーヒーを飲むようにしているのですが、これがとても効果的なのです。
まず、カリウムには塩分の排出効果があります。
塩分を摂り過ぎてしまうと体内に余分な水分をためてしまうため、これが原因でむくんでしまうんですよね。
飲み会やラーメンを食べた次の日なんかは特にむくみませんか?実はそんなときは塩分を摂り過ぎている可能性があるんです。
カリウムはその塩分を排出し、さらにカフェインの利尿作用によって余分な水分を尿から排出してくれるのでむくみの改善に効果的なのです。
そのため、朝からむくんでしまっている時なんかはさらにバターコーヒーがオススメです。
脂肪燃焼効率が上がる
コーヒーにはクロロゲン酸という成分が含まれており、このクロロゲン酸には脂肪を分解する働きがあるため、脂肪の燃焼にぴったりなのです。
脂肪を直接分解してくれる栄養素はダイエットをしている人にとっては嬉しいですよね。
さらにもう1つ嬉しいものがあります。それはカフェインです。
コーヒーにはカフェインが含まれていますよね。
このカフェインには脂肪を分解する酵素〝リパーゼ〟の働きを活性化させる効果があります。
なので、カフェインを摂ることで脂肪の分解効率が上がるのですが、さらに効果を上げる方法があります。
それは運動する30分前に飲むことです。
運動自体もダイエットにいいのですが、カフェインによってさらに効果的になるので、ぜひ運動前に飲みましょう。
カルシウムが補える
バターコーヒーにはカルシウムが含まれており、さらにカルシウムの吸収率を上げる栄養素も含まれているため、普段なかなかカルシウムを補えていない方にぴったりの飲み物です。
カルシウムというと骨の健康に欠かせないイメージですが、実は不足することで太りやすくなる栄養素でもあるのです。
これは、不足すると脂肪細胞の中からカルシウムを取り出して補おうとするのですが、このとき一緒に脂肪を蓄える酵素を分泌してしまうからなんてす。
そのため、カルシウム不足は脂肪を蓄えやすい身体になってしまうと言っても良さそうですね。
普段から不足しやすい栄養素の1つなので、ぜひダイエットをしながらしっかり補うようにしましょう。
美肌効果
肥満防止のところに書いた抗酸化作用ですが、実はこれ美肌効果やアンチエイジング(抗老化)にもぴったりで、美容にも欠かせないものなのです。
活性酸素による酸化は老化を促進してしまいます。
そうなるとシミやシワなどが気になるようになると思うのですが、それだけではなく、ニキビなどの肌荒れの原因にもなるため、美容にとって大敵なのです。
その活性酸素を除菌してくれる抗酸化作用が摂れるため、アンチエイジングや美肌効果を得ることができるんですね。
ダイエットもできて美容にもいいなんて特に女性には嬉しすぎる働きです。
キレイに痩せるためにぜひバターコーヒーを活用しましょう。
集中力が上がる
カフェインといえば眠気覚ましや集中力を上げてくれる効果が有名ですよね。
これはカフェインの覚醒作用によるものです。
脳の栄養になるのは炭水化物というイメージがある方も多いと思います。実際、炭水化物からとれるブドウ糖は脳の栄養素になるのですが、炭水化物を食べることで血糖値が上がってしまうと眠くなるというデメリットもあります。
昼食後の授業や仕事がやけに眠くなるのはこのせいです。
その点バターコーヒーなら糖質はそこまで高くありませんし、カフェインによって眠気覚ましもできます。
大切な仕事前なんかもぜひ飲みたい一杯ですね。
バターコーヒーの作り方
作り方はとても簡単です。
まずブラックコーヒーを用意します。そこにグラスフェッドバター10gを混ぜるだけという簡単な方法です。
コーヒーを用意するときインスタントのものよりも挽いた豆でドリップコーヒーやプレスコーヒーにすることをオススメします。
こちらの方がダイエット効果のあるクロロゲン酸をより多く摂れるんです。
特にプレスコーヒーは前からそのまんまのコーヒーを楽しむことができるので、より美味しく飲むことができます。
興味のある方はぜひ!
コーヒーはホットで用意するようにしましょう。
体温の低い朝に飲むことをオススメしているダイエット方法なので、代謝が上がるように温かいものがオススメです。
氷でキンキンに冷やしたものだけは止めるようにしましょう。
バターはギーでも代用できます!
グラスフェッドバターを使うのが一般的なバターコーヒーですが、なかなかスーパーでは見かけないですよね!
通販もなんかなー。
という方には!普通の無塩バターから作れる〝ギー〟でも代用できます。
健康志向のローラがめざましテレビでも紹介していたギーは、バターから余分なものを取り除いたものです。
実は少し前からこちらもすごく人気を集めているんです!
今日、スーパーを3件回ってみましたが、グラスフェッドバターはどこにもないのに対して、ギーは1店舗に置いてあったので、もしかしたらギーの方が手に入りやすいですね。
しかし、それなりのお値段がしてしまうので、ぜひバターから手作りギーを作りましょう!
ギーの作り方
1.バターを鍋に入れて中火で溶かします。
完全に溶かしてしまいましょう。
2.そこが少しだけ焦げてきて黄金色になったら火から下ろします
3.ザルにキッチンペーパーをひいて溶けたバターをろ過します(ドリップコーヒーの道具でも簡単にできそうですね。)
※焦げすぎないように注意です
あらかじめ保存用の瓶を煮沸消毒しておけば、3ヶ月くらいは持つので、せひ試してみてください!
このギーにも脂肪の燃焼効果や食欲を抑える効果もあるので、こちらもダイエット向きです!
ミルクを泡立てる時に使うミルクフォーマーやミキサーを使って混ぜるとよりクリーミーなコーヒーが楽しめます!
ミルクフォーマーは100均でも手に入りますよ!
バターコーヒーダイエットのやり方
このダイエットほうの基本は、上記で書いた作り方で作ったバターコーヒーを毎朝飲むというものです。
主に朝食を置き換える方法です。
カロリーや糖質量を減らせるし、何と言っても朝ご飯を作ったり片付けたりする時間も減るのが私的には嬉しいです。
お腹が空きそうな気がしますが、意外にも腹持ちがいいんだそうです。
その習慣に慣れてしまえば、お昼前にお腹が空いて間食をしてしまうなんていうことも減らせるのでぜひ毎日飲むようにしましょう。
胃が弱い方はヨーグルトを一緒に食べると胃痛が起きにくくなります。
とても簡単な方法なので毎日続けやすそうですね。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸ですが、こちらもダイエット効果の高い栄養素なのですが、インスタントコーヒーよりもドリップコーヒーの方がより多く摂れます。
インスタントに比べると若干手間ですが、ダイエットのためぜひドリップやプレスで飲むようにしましょう。
バターコーヒーはいつ飲むのが効果的?
朝
海外で話題になったのは朝ご飯をこのバターコーヒーにするという方法でした。
朝ご飯を食べるよりもカロリーや糖質量をグーンと抑えられるので、これだけで痩せそうですね。
しかも、これで驚きなのがお腹が空きにくいんだそうです。
飲み物なので逆にすぐお腹が空いてしまいそうな気がしますが、口コミでは空腹感が出にくいと話題でした。
そのため朝食を置き換えても大丈夫なんだそうです。
朝からコーヒーを飲むことで頭もさえるので仕事もはかどって一石二鳥ですね。
本来なら朝食で炭水化物を摂ることが脳の栄養になるのですが、それをとらなくてもシャキッとするので、糖質制限をしている方にもとても嬉しい方法です。
昼
お昼に飲むのも問題はありません。
ただ、このバターコーヒーは利尿作用などもありデトックスができるので、午前中のデトックスタイムに合わせて飲むのが一番いい気がします。
また、ダイエット中は食べたいものを我慢する方が多いと思いますが、お昼は好きなものを食べても影響がでにくいとも言われていますよね。
ストレス発散のためにもお昼は好きなものを食べて、バターコーヒーは朝に飲むのが私的にはいいのではないかと思います。
だからと言ってお昼に飲むのはダメというわけではないので、ご自身の生活習慣に合わせてでもいいと思います。
夜
ダイエットというと夜ご飯を減らすことが一番効果的だと言われているので、じゃあ夜ご飯を置き換えてもいいのかな?と思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
バターコーヒーに関しては夜にはオススメできません。
コーヒーに含まれているカフェインは覚醒作用があり、睡眠に影響が出てしまいます。飲んでも普通に眠れるよ?という方もいるかもしれませんが、寝れる眠れないよりも睡眠中の質の高さが問題になります。
睡眠ダイエットというものも話題になりましたが、睡眠の質の高さはダイエットに影響がでます。
質の高い睡眠ができればできるほど痩せホルモンが分泌されるため痩せやすくなります。
そのため、睡眠の質を悪くしてしまう可能性のあるカフェインを夜に摂るのは控えましょう。
カフェインの影響は5~6時間あるので、寝る6時間前にはやめましょう。
バターコーヒーダイエットの効果的期間は?
特に期間は決められていませんが、1日や2日で効果が出るわけではないので、最低でも1ヶ月は続けてみたいですね。
どのダイエットでもそうですが、結果を急いでしまうと効果が出なくて嫌になってしまい、短期間でやめてしまう方が多いですが、効果がしっかり出ている方は長期的に行なっている方が多いような気がします。
特にバターコーヒーは利尿作用や塩分の排出など、不要なものを体内から出してくれる効果もあるので、ぜひ毎日続けたい方法です。
バターコーヒーダイエットはコーヒーにバターを入れて飲むだけというとても簡単な方法でなのでぜひ毎日続けましょう。
コーヒーを飲む習慣がある方はグラスフェッドバターを買うだけなので長期的に行えますね。
バターコーヒーダイエットで痩せないのはなぜ?
バターが違う
バターコーヒーという名前だけ聞くとただ単純にバターを入れて飲めばいいのかな?と思う方多いと思いますが、それだと痩せるどころか太ってしまう可能性もあります。
このダイエットで使うのはグラスフェッドバターといって、普通のものよりも栄養価の高いものです。その栄養素がダイエットに必要なものになってくるので、使うのは必ずグラスフェッドにします。
これがとても大切なポイントになってくるので、普段使いのものは使わないようにしましょう。
購入できるスーパーが少ないのが少し厄介ですが、1つ買っておけば長期的に使えるので、ぜひちゃんとしたグラスフェッドバターを購入して使いましょう。
そのときオーガニックのものを買うのがオススメです。
バターコーヒーダイエットのポイント
ホットで飲む
バターコーヒーだけでなくダイエット中のドリンクは全て当てはまりますが、体を冷やしてしまう冷たい飲み物は避けましょう。
冷えによって代謝が悪くなったり、内臓が冷えてしまうことは太りやすくなる原因になります。
このコーヒーもホットで飲むことをオススメします。
ドリップやプレスコーヒーをのむ
脂肪の分解をサポートしてくれるクロロゲン酸をより多く摂るにはインスタントよりもドリップコーヒーやプレスコーヒーがオススメです。
多少手間ですが、香りも引き立ちリラックス効果も得られるので、ぜひその一手間を惜しまないようにしましょう。
鉄分を積極的に摂る
コーヒーに含まれているタンニンには高い抗酸化作用があり、ダイエットや美容に嬉しい働きをしてくれるのですが、鉄分の吸収を阻害してしまうというデメリットもあります。
鉄分は不足すると代謝が落ちてしまうためダイエットに欠かせない栄養素でもあるので、不足してしまわないよう、普段から意識して摂るようにしましょう。
また不足している時ほどコーヒーを欲してしまうので、思い当たる方はぜひお肉から鉄分を摂るようにしましょう。
寝る前には飲まない
先ほども書きましたが、カフェインによる覚醒作用は睡眠の質を悪くしてしまう可能性があります。
睡眠の質がいいほど、痩せホルモンと呼ばれる〝成長ホルモン〟の分泌が増えます。ただ単に眠ればいいというわけではなく、あくまで質が大切になるので、寝る前に飲むのは控えるようにしましょう。
胃が弱い方は注意
コーヒーは胃痛の原因になってしまう可能性があるので、胃が弱い方は空腹時に飲むことと飲みすぎに注意しましょう。
それでも痛くなってしまったらヨーグルトやホットミルクを飲んだり、薬を飲むなどの対策をとりましょう。