市販 おすすめ 作り方
効能 副作用
以前、ダイエットにおすすめのドリンクを書いた記事があるのですが、その記事はこのブログの中でも比較的人気のある記事になりました。
食べ物を食べるよりも水分を取るほうが手軽でダイエットには取り入れやすいからでしょうか!
私も飲み物は体にいいと言われている白湯や、お茶をメインに飲むようにしています。
お茶も効能で選ぶことが多いのですが、他にもコーヒーや紅茶も好きでよく飲んでいます。
そンな痩せる飲み物の記事には書きませんでしたが、もう1つ、おすすめしたい飲み物があるのです。
それが今回書くなた豆茶です。
あまり聞かないかもしれませんが、少しずつ注目が集まっているようですね。
お茶なので食事中でも飲めますし、持ち運びもしやすいですよね。さらに、カロリーも気にしなくていい飲み物なので、健康おたくの私には嬉しいです。
この記事ではダイエット目的の場合についてをメインに書いていきますが、他にも美容効果や鼻炎などへの対策など嬉しい効果がたくさんあります。
その辺も含めてご紹介していきたいと思います。
なた豆茶とは
なたまめというマメ科の植物から作られるお茶です。
そのまんまですね。笑
ジャックと豆の木のモデルになっているこちらの豆には、赤なたまめ・白なた豆・タチナタマメの3種類があるのですが、お茶に使われるのは最初の2つ、赤なたまめと白なた豆です。
中国では400年も前から漢方薬として使われていたほど、体へのいい効能があるようですね。
特に肝臓の働きを高める効果が期待できるようなので、食生活が乱れたり、ストレスの多い食事が多い方にはぜひおすすめしたいお茶です。
スーパーへ行っても煮豆として売っているところを見ないですよね。これは、なた豆が成長した時にできる灰汁の中に少しだけ毒素が含まれているからだそうです。
お茶を作るときには焙煎をするため、それにより副作用が出ないようになるんだそうです!
なので、お茶なら安心して飲めそうですね。
ちなみにタチナタマメは毒性が強いため、食用としては用いられないそうです。
おなじなた豆茶でもメーカーさんによって味わいが全然違うようなので、飲みやすいものを見つけて続けることをおすすめします。
カフェインは含まれている?
基本的にはカフェインは含まれていないようです。
そのため、カフェインの摂取を控えている方や、妊娠中・授乳中でも飲めますね。
しかし、市販のものは商品によって緑茶などとブレンドされているものもあります。
そのようなものはブレンドされたものに含まれている可能性があるので、パッケージをしっかり見てみるようにしましょう。
カフェインというと眠気覚ましのイメージがありますよね。
他にも運動前に摂ることで脂肪の燃焼効率が上がったり、集中力アップにいいんです。
このように嬉しい効果がある反面、体を冷やしてしまう原因になったり、胃腸の不調につながったり、不眠の原因になるなどのデメリットもあります。
コーヒーや紅茶が好きで日頃からカフェインを摂取している方は、お茶だけは含まれていないものを選ぶなど、摂りすぎにならないように気をつけましょう!
特に寝る前なんかは含まれているものを飲んでしまうと睡眠の質が悪くなってしまい、疲れが取れなくなってしまったり、食欲増加につながる可能性があるので、気持ちを落ち着かせるためにホットのなた豆茶を飲むのもいいと思います!
なた豆の栄養素
それでは気になる栄養です。
・炎症を抑えるカナバ二ン
・ダイエットのサポートをしてくれるサポニン
・肝機能を向上させるウレアーゼ
・アミノ酸の一種、コンカナバリンA
・抗酸化作用のあるポリフェノール
など。
その他、ビタミンやミネラル・食物繊維なども含まれています。
上に書き出したものは聞きなれないものばかりだと思いますが、これら全てが嬉しい働きをしてくれます。
それを次からご紹介していきます。
なた豆茶のダイエット効果・効能
脂肪の吸収を抑える
ちょうど最近大豆サポニンについてのダイエット記事を書きました。少しずつ注目が集まっていること栄養素ですが、実はなた豆にもサポニンが含まれており、これが痩せるサポートをしてくれるのです。
特に脂肪の吸収を抑制する働きがあるため、脂っこい食事の時にはぴったりです。
最近CMで食べ物に〝糖〟や〝脂肪〟が書かれてあるものが放送されていますが、あれをいると炭水化物だと思って今ものにも多くの脂肪があるんだと気がつけました。
このような普段食べているものの中にも意外と脂肪が多いものたくさんあるのです。
質のいい脂質は体にとってとても大切になってくるのですが、質の悪い脂質(調理されてから時間が経っているものやマーガリンなど)は身体のために排除したいものです。
だからといって食べないようにするのも大変ですよね。
そんな時に、それらの吸収を抑制してくれるサポニンに頼りましょう!
お茶なら食事と一緒に飲めるので、より効果的な気がします。
活性酸素の除去
活性酸素といものを聞いたことはありますか?
・ストレス
・大気汚染
・食品添加物
・たばこ
・激しい運動
・紫外線
・肥満
これらによって体内に増えてしまい、増えることで細胞を酸化(サビ)させてしまうものです。
酸化により太りやすくなってしまうのですが、上にあるように太ったらさらに活性酸素が増えるため、肥満への悪循環ができてしまいます。
それを防いでくれるのが含まれているポリフェノールです。
ポリフェノールには抗酸化作用というものがあり、これが活性酸素の除去をしてくれるのです。
除去をしてくれれば活性酸素によるダメージも防ぐことができるので、肥満防止に役立ちますね。
特にストレスや紫外線などはなかなか避けられないので、日頃から抗酸化作用のあるものを食べるようにするのがおすすめです。
便秘の解消
便秘といえば食物繊維というイメージが強いと思いますが、しっかり摂るようにしているのに、それでも効果がないという声、意外とよく聞きます。
そんな方にも試して欲しいのがこのお茶です。
含まれているコンカナバリンAという栄養素が、腸に働きかけ、それにより便秘の解消ができるのです。
便秘になってしまうとお腹がポッコリしてしまうし、なんだか身体が重く感じますよね。
さらに老廃物がしっかり排出できなくなってしまうことで血行も悪くなってしまい、結果、代謝が悪くなってしまう可能性もあります。
ダイエットをしていると代謝という言葉よく聞くと思いますが、代謝が悪いと太りやすくなってしまうため、ここはしっかりと改善したいですよね。
即効性があるものではないので継続することで効果を得やすくなります。
ぜひ毎日一杯でも飲むようにしてみましょう!
その他の効果・効能
肝機能の向上
含まれているウレアーゼという栄養には肝臓の機能を向上させる働きがあります。
私の中では肝機能が低下すると疲れやすくなるイメージが強いのですが、他にもたくさんのダメージがあります。
・むくみやすくなる
・食欲の低下
・お酒に弱くなる
・だるさ
・肌荒れ
・爪が白くなる
・出血しやすくなる
などなど、他にも症状はあります。
これは不規則な生活や食生活の乱れ・ストレスなどによるものですが、特に疲れやすくなるのは日常生活にも影響が出てしまいますよね。
しかしこのウレアーゼには肝機能の向上効果が期待できるため、代謝機能や解毒機能などの向上やエネルギーの貯蓄などが期待できます。
それらにより上のような症状の改善に繋がるんですね。
お腹が痛くなったり頭が痛くなるように、他の部分に比べると不調がわかりやすい場所ではない気がするので、ぜひ日頃から気をつけておくよにしましょう。
美肌・アンチエイジング
肥満の防止に繋がると書いた活性酸素の除去ですが、これにはなんと美肌やアンチエイジング(抗老化)などの効果も期待できるんです。
活性酸素によって酸化してしまうことは肌トラブルや老化の原因になってしまいます。
肌って年齢を表す気がするので、特に女性はこだわりたい部分ではないでしょうか。
そんな時に役立つのが含まれているポリフェノールです。
上記にもあるようにポリフェノールの抗酸化作用は活性酸素の除去に繋がります。
それにより肌トラブルや過度な老化を防止できるため、美容面でもとっても役に立つのです。
綺麗になりながらダイエットをしたい方はぜひ毎日飲みたいですね。
蓄のう症の改善
なた豆茶は蓄のう症の改善にも効果的だと言われています。
蓄のう症とは、風邪などが原因で副鼻腔内で炎症が起きてしまうものです。
これが慢性的になったのが蓄のう症です。
風邪などと書きましたが、原因は風邪だけではないようで、実は様々なことが原因になるようです。
友人が服鼻腔炎になってしまったとき、とにかく頭痛が酷かったことで受診したら、実はそれは鼻の中が原因だったそう。
このように鼻以外の場所にも影響が出てしまうので、かかってしまったら大変ですね。
その改善を期待できるのがこのなた豆茶です。
即効性があるわけではないですが、飲み続けていたことで症状が軽くなる方が多いようです。
実際その友人も改善できた1人です。
副鼻腔炎でお悩みの方は試してみるといいですね。
なた豆茶ダイエットの方法
毎日飲むだけというとっても簡単な方法です。
生活する上では欠かせない飲み物をなた豆茶にすればいいだけなので続けやすいですね。
もちろん劇的に改善するというわけではなく、ダイエットに良い成分が含まれているということです。
そのため、飲んでいるから大丈夫と思ってぐうたら生活をしたり、食生活をめちゃくちゃにしてしまったら、もちろんせっかくの栄養素の効果を得ることができません。
毎日飲むのと同時に食生活や生活習慣の改善を行うことでより効果を得やすくなると思います。
さらに、たった1日や2日飲むだけではなく、毎日最低一杯でも飲むようにしましょう。
どのダイエット方法でもそうですが、1週間だけでやめてしまうよりも、継続して飲んでいる方の方が結果的に効果を実感できている方が多いように感じます。
全然効かないと思ってすぐにやめてしまうのではなく、ある程度続けるようにしましょう。
置き換えダイエットではないので、バランスのいい食事にプラスして飲むようにしましょう。
なた豆茶の飲み方
まず、飲む量ですが、あまり一度にカブカブ飲めばいいというわけではありません。
かといって分量に決まりがあるわけではないので、買ったものであれば、袋に書いてある飲み方や、普段の自分が水分を取るペースを参考にして飲むようにしましょう。
普段から下痢をしやすい方は少しずつ始めることをおすすめします。
私だったらコップで2、3杯を毎日喉が渇いたタイミングで飲みます。
3食の食事の時に飲むようにしたり、職場にマイボトルで持っていくドリンクにしたり、取り入れやすい方法で飲むようにしましょう。
そして、お茶の出し方ですが、やっぱりスタンダードな煮出しが一番おすすめです。
香りや風味もよく、さらに栄養素もしっかり流れ出るのでぜひ煮出して、さらにそのまま温かい状態で飲むことをおすすめします。
冷やしたものばかり飲んでしまうと内臓の冷えにも繋がり、そのせいで太りやすくなってしまったり疲れやすくなるなどの影響も出てしまいます。
そのため、身体の中から温めてあげられるようにぜひ温かいものか、常温のもので飲むことをおすすめします。
ちなみに冬の方が冷えを感じやすい気がしますが、実は夏の方が身体が冷え切ってしまっている方もいます。
クーラーなどの影響ですね。
そんな時こそぜひ温かい状態で飲むようにしましょう。
ちなみに水出しができるものも多いですが、時間がかかるので私は水出し嫌いです。(聞いてない?笑)
なた豆茶の副作用
下痢や吐き気に注意
デトックス効果が高いため、それによる下痢や吐き気を起こしてしまう可能性があります。
特に焙煎されていないものを料理に使ってしまったり、知識なしでお茶を作ってしまうとそれによりこのようなことが起こる可能性があります。
これが食用として流通していない理由でもあるので、安易に料理に使ってしまうのはやめましょう。
お茶の場合は市販のものが一番安心かもしれないですね。
ちなみにお茶での健康被害報告はないようですが、体に合う合わないは個人差があると思います。
飲んですぐに下痢をしてしまう方もいれば、飲んでいるのに便秘が改善しにくい人もいると思います。
その辺の個人差は理解して飲むことをおすすめします。
飲んでいるのに効かないのはなぜ?
特に鼻炎関係を改善したくて飲んでいる方が多いようなイメージがあるのですが、それでも効かないという方。
飲んですぐに効果が出るというわけではないと思います。
そのため、改善していくためには継続して飲むことをおすすめします。
また、これらを改善する栄養素が含まれているため、効果が期待できることを書いてきましたが、あくまでもお茶です。
薬のように治る!というものではないので、その辺もご理解いただければと思います。
また、薄すぎている可能性もあるので、少し濃く作るようにしてみるのも1つの手かもしれません。
ただ、口コミやインターネット上の意見を見てみると、だいぶ改善したという方けっこう多い気がするのて、試してみる価値はありそうですね。