温活という言葉が広まってから体を温めことを大切にしている方多いですよね。
本屋さんへ行けば常にと言っていいほど、何かしらの本で方法が紹介されています。
特に体を温めることはダイエットだけでなく、美容や健康効果も得られるため、痩せたい人だけでなくても、たくさんの人にとって嬉しい効果を得られるんです。
私ももう何年も温活をしているうちの1人です。
一時期すごく体調の悪い時期があり、漢方を処方してくれる病院へ行ってみたところ、内臓の冷えがいけないと言われました。
胃腸が弱い体質だということもあり、特に冷えに敏感だったようです。
その時期から体を温めることを徹底していた私は、当時の吐き気が続く症状が減り、食欲も戻り、さらにらむくみに悩まされることも減りました。
私が実際に行なっているのは
・生姜やシナモンを使ったドリンクを飲む
・家の中ではモコモコ靴下を履く(冬場は出来るだけ温かい格好をする)
・入浴は絶対(シャワーで済ませない)
・マッサージやストレッチは欠かせない
・筋トレや運動も取り入れる
・湯たんぽを使う
・氷で冷やしたドリンクは避ける
などなど。
パッと思いつくのでこれくらいです。
昔は冷え性で一年中手足が本当に冷たい状態だったのですが、気づけばそれも気にならなくなりました。
このように少し意識するだけでも体への変化を感じることができるのですが、さらに、温める部位を意識することでより効果的になってきます。
この辺もふまえて今回は冷えと温めについて書いていこうと思います。
ダイエットと冷え
万病のもと言われる冷えですが、太りやすくなるともよく聞きますよね。
それにはいくつかの理由があります。
脂肪が燃えにくくなる
脂肪は柔らかい部分ほど燃えやすいと言われています。
逆に硬くなってしまっている部分ほど脂肪が落ちにくいと言われているのですが、この硬くなる原因の1つが冷えです。
しかも、冷えて硬くなってしまうとさらに血行が悪くなり、より冷えてしまうという悪循環がうまれます。
ダイエットをするとバストから落ちてしまう理由の1つもこれで、心臓に近いバストは冷えにくく脂肪が柔らかいからだとも言われています。
自分の身体を触ってみてください。
冷たい部分はありませんか?
手足が冷たい人って自覚がある人が多いのですが、それ以外の部分は自覚がない方が意外と多くいます。
ぜひ冷えてしまっている部分のマッサージなどをして改善を心がけましょう。
老廃物が溜まりやすくなる
これは、わたしのむくみが改善できたのと繋がるのですが、冷えによって血行が悪くなってしまうと老廃物の排出力が落ちます。
特に内臓の冷えはむくみに繋がりやすく、溜まった老廃物は次第にコラーゲンと絡んでセルライトになってしまう場合があるんです。
セルライトになるとセルフケアではなかなか改善できません。そしてこのセルライトによって血液の流れが邪魔されることでより血行が悪くなり、その部分がさらに太りやすくなります。
デトックス系のダイエットがたくさん増えてきているので、体内の老廃物を排出することがとれだけ大切なことかおわかりの方多いと思います。
特にお腹を触って冷たい方は内臓が冷えている可能性があるので気をつけましょう。
代謝が落ちる
痩せやすい体質を作るためには何が必要かと聞かれると、一番にこれだと答えたいのが代謝を上げること。
代謝が低いと食事からとったエネルギーを使い切ることができず、使えなかった分が脂肪として蓄えられてしまいます。
そんな代謝が悪くなる原因の1つが冷えです。
そして冷えによる老廃物の排出力が落ちることも代謝の低下に繋がります。
太りやすい循環を作るだけになってしまう気がしますよね。
痩せやすい体質を作るためにもぜひ冷えの改善を行いましょう。
冷えによる症状
ダイエットと冷えの関係について書きましたが、太りやすくなるだけでなく、健康面にも影響がでます、
以下のような症状がある方はぜひ改善していきましょう。
・肩こり
・肌荒れ
・頭痛
・風邪をひきやすい
・しもやけができやすい
・だるさ
・胃腸の不調
・食欲の低下
・便秘または下痢
・むくみ
・不眠
・生理痛や生理不順
・クマができやすい
・身体を触ると冷たい部分がある
・お腹がはる
・抜け毛
などなど。
ここに書いたのは一部で、他にもまだまだあります。
当てはまるものがあったらぜひ温活を始めましょう。
簡単にできるものもたくさんあるので、やりやすいものから行うといいですね。
冷えが起こる原因
そもそも原因がわからなければ改善のしようがないですよね。次の項目が当てはまる方はそこから改善していくことをオススメします。
・冷たい飲み物をよく飲む
・入浴をせずにシャワーで済ませてしまう
・ストレスが多い
・食生活の偏り
・生活リズムが整っていない
・薄着が多い
・砂糖を使っている食べ物が大好き
・下着のサイズが合っていない
・痩せすぎまたは筋肉量が少ない
・ダイエットをしている
・運動不足
・たばこ
など。
特に食生活の偏りによる影響はとても大きいようです。
一見冷えると思われがちな生野菜やフルーツからとれるビタミン・ミネラル不足も原因になるので、食生活はしっかりと整えたいですね。
温めることによる効果
代謝が上がる
上で老廃物の排出力が悪くなることについて書きましたが、それだけではありません。
なんと、体温が一度上がると代謝は14パーセント前後も上がると言われています。
わたしも一時期平熱が35.5度だった時期がありました。
ここから一度上がると36.5度。
そうなると基礎代謝が1200kcalだった私は、1368kcalになります。プラス168kcal。
大したことないじゃんと思われるかもしれませんが、これ、だいたいウォーキング1時間分くらいにあたります。
ウォーキング1時間しなくてもそれと同じだけの消費カロリーが毎日あるなら。。
確かに痩せそうですよね。
いかに代謝が高いことが大切かわかりますね。
免疫力が上がる
風邪を引きやすいかどうかってすごく個人差がありますよね。食生活も大きく関わってきますが、体の冷えもとても重要です。
体温が一度上がると免疫力はなんと5倍にもなると言われているそうです。
免疫力を上げる方法というとヨーグルトを食べたり、腸内環境を整えることの方がテレビでよく聞く気がしますが、体温も関係するんです。
風邪を引きやすい方、腸内環境に気を使っているけどなかなか改善されないという方は、まず冷えの改善を行ってみましょう。
免疫力というと風邪を引きにくくなるイメージが強いと思いますが、それだけでなく、病気に対しての免疫もアップします。
便秘の改善
冷えによって内臓も冷えてしまうと、腸の働きが低下したり、むくみ腸の原因になります。
働きが低下するぜん動運動が弱くなってしまうため、それによる便秘が起きてしまう可能性があるのです。
そうなるといくら食物繊維を頑張ってとっても効果が現れにくくなってしまいます。
また、便秘によって腸内環境が悪くなると
・太りやすくなる
・肌トラブル
・疲れやすい
・免疫力の低下
・むくみ
・肩こり
・いらいら
・腹痛
などが起こります。また、わたしの知人は突然倒れたとき、病院で原因は便秘だと言われたそうです。
これらを改善するためにもぜひ身体を温めること、大切にしたいですね。
美容効果
体温が上がると痩せるだけではありません。なんと肌にも嬉しい変化があります。
代謝が上がるというのはエネルギー消費が増えるということだけでなく、肌の新陳代謝も上がることになります。
肌の新陳代謝とは、生まれ変わりサイクルであるターンオーバーです。新陳代謝が上がってこのサイクルが整うことこほ美肌に繋がります。
このサイクルは早すぎても遅すぎても肌トラブルの原因になります。ストレスや生活リズムの乱れによって早くなることもあれば、加齢によって遅くなることもあります。
これらを改善できるなんて嬉しいですよね。
温活をすることは美容面でも痩せるためにも健康のためにもとても大切ですね。
体のここを温めるとダイエットに効果的
骨盤周り
内臓を温めることは痩せるためにとても効果的です。
内臓が冷えてしまっていると働きが弱くなり、それが代謝の低下に繋がります。
老廃物の排出力も下がるため、むくみや下半身太りの原因にもなってしまいます。
また、女性にとってとても大切な子宮を温めることも下半身太りの対策や女性ホルモンの分泌を促すなど、嬉しい効果がたくさんあるんです。
最近では子宮を綺麗にすると金運が上がるなんて本も出版されていたので、これもぜひあやかりたいものです。笑
骨盤周りにホッカイロを貼ったり、毛糸のパンツや腹巻などもオススメです。
また、下半身を冷やすファッションなどはなるべく減らすか、せめて家の中だけでも下半身から骨盤を温める服装をしましょう。
入浴もオススメです。
特にお尻の上にある仙骨を温めると効果的なので、ぜひなるべく時間を作って入浴するようにしましょう。
ふくらはぎ
特に冷えやすいと言われているふくらはぎ。
そして特に冷えによる不調に繋がりやすいともいわらています。
私も触ってみたら見事に冷たい。笑
ふくらはぎは筋肉量の少ない部分です。
特に女性はそのせいでむくみやすく、それにより血行が悪くなり冷えてしまっている可能性があります。
さらに、筋肉量の多い部分はそれだけ熱生産量が多いのですが、少ない筋肉量では熱生産量も少なくなってしまうのも原因の1つです。
しかしふくらはぎは血液を押し戻すポンプのような役割をしている場所でもあるため、血行を良くすることはとても大切です。
そのためにもぜひここの温めは意識しましょう。
家ではモコモコのレッグウォーマーや、ハイソックス履くといいですね。
ロングブーツなどをチョイスすれば、冬でもスカートのファッションを楽しめます。
工夫しながらおしゃれもダイエットも楽しみましょう。
肝臓
肝臓の働きは主に
・食べ物からとった栄養素をエネルギーとして使えるように変えて蓄えておく
・有害物質(添加物やアルコールなど)を解毒
・消化吸収を助ける
などの働きをしています。そのため、ここが弱ってしまうとむくみやすくなったり、代謝が低下するなど、太りやすくなる原因になります。
他にもめまいやだるさなど、健康面への影響も出てしまいます。なので機能が低下してしまわないように肝臓もいたわってあげましょう。
外側から温める場合はお腹の右側を温めるようにします。
ホッカイロや湯たんぽを使って温めることで代謝アップに繋がるのでぜひ試してみましょう!
また、温めるだけでなく、食事もとても大切になります。
塩分・カロリー・砂糖・アルコールなどのとりすぎを控え、バランスのとれた食事を心がけましょう。
また、なるべく食品添加物をとらないで済むように、自炊を心がけることもオススメします。
お腹
肝臓を温めるためにはお腹の右側を温めるのがいいと書きましたが、むしろお腹は全体的に温めたい場所です。
肝臓を温めることで代謝が上がりますが、そのほかの胃腸などを温めることも代謝アップに繋がるのです。
特におへその下にあるツボを温めることで、全身を温めることにつながるので、ぜひここを意識して温めましょう。
腹巻をするのが全体的に温められるので楽ですね。
先程同様ホッカイロもオススメです。
ただ、ホッカイロを使う場合は睡眠時は避けましょう。
火傷の原因になります。
お出かけのときや、仕事中などに使うようにしましょう。
足首
もう一つ、全身の温めに効果的なのが足首です。
よく〝首〟が付く部分を温めるといいと聞きますよね。
足首を温めることは血行促進に繋がり、それにより代謝が上がったり美肌効果を得られます。
特にヒールを履くことが多い方や、スカートファッションの多い方は冷えやすくなっているので、意識して温めるようにしましょう。
モコモコ靴下で対応するといいですね。
さらに、入浴中に足首をぐるぐる回すなどのストレッチも行いましょう。
むくみの改善につながります。
温めるのにおすすめのもの
食べ物
これはもう定番ですよね。
食材であったら生姜やネギ・根菜などですね。
逆に砂糖や温かい地域で作られる野菜や果物・冷えたドリンクなどは身体を冷やす原因になります。
寒い地さときには温かいものを食べる方多いと思いますが、夏場でもなるべく冷たいものは避け、温かいものをとるようにしたいものです。
ここで、少しわたしが試して効果的だったものをご紹介します。
生姜ココア
一時期話題になったときに私もちゃっかり試しました。
相性が悪そうな2つですが、意外とまずくありません。
特に内臓の冷えに効果的なのですが、内臓の冷えが改善されることは全身にいい影響が出るのでこれはオススメです。
これを飲んでいたとき、わたしは身体の冷たい部分が改善され、生理痛やむくみがなくなりました。
また、冬場は湯たんぽプラス電気毛布で寝ていたわたしですが、湯たんぽだけで問題なくなったのもこの効果だと思います!
作り方はとても簡単で、ピュアココアに温めた牛乳を混ぜ、はちみつと蒸し生姜パウダーを混ぜるだけ!
生姜の中でも最も冷えやダイエットに効果的なのが蒸し生姜パウダーなので、ぜひこれを使ってみてください。
スパイス白湯
白湯がダイエットにいいというのはもう有名だと思いますが、そこに温め効果のあるスパイスをプラスすることで、こり効果的になり、さらにダイエット効果もアップします。
シナモンやクローブ・生姜などのスパイスを白湯に入れるだけなのでこれも簡単に作れます。
朝一に飲むことでその日の代謝アップに繋がるので、ぜひ朝に飲んで欲しいドリンクです。87
モコモコグッズ
食事面で改善するのが一番いいような気がしてしまいますが、料理をしない方にとっては面倒でしかないですよね。
そんな方にオススメなのがモコモコグッズです。
履くだけ着るだけつけるだけ!
簡単ですよね。
わたしの場合、ルームウェア・パジャマ・靴下・ブランケットを使っていますが、他にも腹巻やパンツ・ネッグウォーマー・レッグウォーマーなどたくさんの種類があります。
最近では100円均一でもたくさん売られているので、それらならそこまでお金もかかりません!
ぜひおうちで過ごすときだけでもこれらを活用して冷えを防ぎましょう!
ホッカイロ
ホッカイロダイエットというものもあったくらい使えるのがこちら。特に骨盤周りを温める事が効果的だと言われています。
骨盤の両サイド・下腹部・腰を温めることで内臓の冷えにも効果的です。
わたしもよく腰に貼っていたのですが、ここを温めるとなぜか太ももまで温かくなるので、下半身太りを気にしている方にもオススメですね。
毎日使うと少しお金がかかってしまうのがマイナス面ではありますが、冷え改善のために一時期だけでも使用することをオススメします!
布ナプキン
最近少しずつ人気が出ている布ナプキン。
使い捨てに比べると肌触りが良く、不快感が少ないだけでなく、体がポカポカすることで、一度使った方はこちらの方がちいとなるようです。
そんなわたしも使っていますが、洗うのもそこまで手間ではなく、生理痛の緩和に繋がりました。
オーガニックの商品もあり、化学物質を使っている紙タイプに比べると身体に優しい素材です。
紙タイプの使用頻度を減らしてぜひこちらを使用してみましょう!