ダイエット 作り方 オーブン はちみつ 効能
学生時代、とても痩せていた私は今よりもとてもひどい冷え性でした。
寒さよりもファッションを重視していたのもさらに冷えを加速させる原因だったと思います。
その頃から原因不調の体調不良を起こすようになり、病院を何か所もまわることになる時期がありました。
そんな時に出会った漢方に詳しい先生に、胃腸が弱いから特に冷えからの影響を受けやすいし、それによるむくみや疲れやすさもでやすいと言われ、その頃から冷え対策を行うようになりました。
その時に一番に思い浮かんで実行したのが生姜を使った料理をとることです。
冷えがひどかったため、すぐには改善しませんでしたが、それからかれこれ数年、現在では自分が冷え性だと思うことが減りました。
触ると常に冷たかった手足やお腹は今ではポカポカしていることが多いです。
むくみも気にならなくなり、原因不調の不調を起こすこともなくなりました。
それからというもの、特に冬場は生姜を料理に使うことが多くなりました。特に生姜ココアが取り入れやすく、毎朝のように飲んでいるときもあります。
そんなうれしい効果を得られた生姜ですが、実は調理方法によっては栄養素が壊れてしまい、身体を芯から温めることができなくなってしまうなんて話も聞いたことがあります。
それだと嫌ですが、手間なことはできれはしたくないですよね。
そんなときに役に立つのが今回紹介する干し生姜です。
干し野菜やフルーツは通常のものよりも栄養価がアップすると聞きますよね!
生姜にも同じような効果を得られます!
今回はそんな干し生姜の効果や作り方についてご説明していきます。
干し生姜とは
生姜を乾燥させたものです。乾燥生姜とも呼ばれています。
干し野菜は一般的には天日干しにして数日おくだけてわ作れて、しかも栄養価があがり、さらには保存もきくため、野菜やフルーツで作っている方も多いと思います。
私も今年は大根やネギ・さつまいもを干しておいたのですが、日持ちするため無駄にすることもなく、料理にも取り入れやすいというメリットがあります。
干すだけでこのようなメリットを得られるのはうれしいですよね。
天日干しだと時間がかかってしまって嫌だ!
という方!オーブンを使えば簡単にその日のうちに疲れちゃいます。
一度作っておけばしばらく持つし、使い方もとっても簡単なので、ぜひ今日から始めてみませんか!
特に寒い冬場なんかは乾燥していてすぐに作れますし、冷え対策がしっかりできるのでオススメです。
生姜のカロリー
まずは干す前の状態について。カロリーは100グラム当たり約30kcalです。とても低いですね。
といってもこんなに1日で食べないと思うので、実際に食べる量はもっと低くなります。そのためここはあまり気にしなくても良さそうですね。
また、近年はカロリーよりも栄養素を重視するダイエット方法が増えてきました。制限をしすぎることで必要な栄養素まで不足してしまい、それによる不調が起きたり、太りやすい体質を作ってしまう可能性があるからです。
しかし生姜は低カロリーなのに嬉しい栄養素をしっかりととれる食材です。
薬味として様々な料理に使いやすいので、ぜひいろんな料理に混ぜちゃいましょう!
生姜の栄養素
・ジンゲロール
ジンゲロンが加熱により変化したこちらは血管を拡張させて血行をよくします。
手足などの末端冷え性に効果的。
・シネオール
疲労回復に効果的。
食欲を増進するため夏バテ時にも取り入れたいです。
・マンガン
酵素の働きをサポートします。
代謝アップにも繋がります。
・カリウム
塩分の排出に効果的。
むくみの解消にききます。
・ショウガオール
加熱することで生まれます。調理方法によっては摂取できなくなってしまいますが、干すことでも生まれるのです!
身体芯から温めてくれる成分なので、これは一番とりたいですね。
分類的には野菜ですが、野菜に豊富なイメージのあるビタミンやミネラルはそこまで多くはありません。
しかし上に書いたように他では聞かない栄養素がたくさん含まれています。
これが魅力の一つですね。
干し生姜の効果・効能
冷えの改善
生姜といえばこれですよね。
含まれている栄養が加熱や干すことでショウガオールとジンゲロールにかわります。
このジンゲロールが身体の末端の冷えを改善してくれ、そらにショウガオールが身体を芯から温めてくれるため、全体の冷え改善に効果的なのです!
まさに温活向きの食べ物ですね。
手足の冷え性って自覚している方が多いと思いますが、内臓の冷えって気にしている方少ないと思います。
わかりやすいのがお腹を触った時に冷たいかどうか。
ここが冷たいと内臓も冷えてしまっている可能性があると言われています。
ちなみにわたしが生姜ココアを飲むようにしてから触った時に一番わかりやすく冷えなくなったのがお腹でした。
いつ触ってもちゃんとあったかいんです。
冷えている部分て脂肪が硬くなりやすく、そのせいで血行が悪くなり老廃物が溜まりやすくなると言われています。
固い脂肪はなかなか燃焼できないとも言われています。
さらに、内臓が冷えてしまっていると機能が低下してしまい、それによって代謝が落ちたり、老廃物の排出力が低下してしまいます。
太る原因だらけですね。
毎日しっかりとってぜひ内側からの改善をしていきたいですね。
代謝アップ
上でも書きましたが、まず内臓の冷えを改善することができれば本来の機能を取り戻すことができ、それによる代謝アップを期待できます。
それだけではありません!
この干し生姜は低体温の改善にもつながるのです。
私は冷え性が酷かった頃の平熱が35度台でした。
このくらいだと自律神経が乱れると聞きましたが、多分私の謎の体調不良もこのせいだったのでしょう。
最近では平熱が36.5度くらいになったのですが、体温が1度上がると基礎代謝が14パーセントほど上がると言われています。
基礎代謝1200kcalの私の場合、ウォーキング約2時間分にもあたる168kcalもアップするのです。
何もしていないのに2時間歩いたぶんのエネルギーが消費されれば、痩せやすくなる気がしませんか!
このように代謝が上がりやすくなるため、痩せやすい体質づくりをできるのです。
低体温のだからと諦めてしまわずにぜひ改善に向けて頑張りましょう。
ダイエット
生姜といえばダイエット!私の友人は毎日食べて数ヶ月で8キロ痩せたと言っていました!(何ヶ月か忘れてしまいましたが。)
これは、上に書いた冷えの改善や代謝アップによるもの、さらに余分な水分や塩分を排出してくれることで得られます!
私たちの身体は食事からとったもの(摂取エネルギー)よりも、それらを消費するエネルギーが上回らなければ太りやすくなってしまいます。
その消費エネルギーを増やす方法が代謝を上げることです。
基礎代謝が上がればいつもと同じ生活をしていても安静時の消費エネルギーが増えるため、痩せやすくなるというわけです。
また、カリウムによる塩分や余分な水分の排出はむくみに効果的です。
むくんでしまうと少し太ったように見えますよね。
以前勤めていた職場にはむくむとすぐに気がついて太って見えると教えてくれる人がいたので、気づく人は気づくようです。
さらに、むくみを放置するとそれがセルライトになり、さらにむくみやすくなるという悪循環もうまれます。
これらの改善を促し、痩せやすい身体づくりをサポートしてくれるので、ダイエットをしたい方にはぜひとってほしい食材です。
美肌
冷え性の改善や代謝アップ・むくみの改善はどれも美肌にも効果的です。
代謝が上がるというのは肌代謝もあがるということです。
肌代謝とはお肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーのこと。
ターンオーバーの周期は28日と言われており、老化やホルモンバランスの乱れによって周期がみだれやすくなるのですが、それが肌トラブルの原因にもなります。
そのため、代謝を上げてこの周期を整えて上げることで肌トラブルを防止し、きめ細かい肌を目指すことができるのです。
冷え性の改善も血行促進につながり、血行が良くなると代謝を上げるだけでなく、老廃物の排出にも効果的です。
老廃物が多いことも肌トラブルに繋がるので、様々な角度から美肌ケアができそうですね。
免疫力アップ
先ほど体温が一度上がると基礎代謝が14パーセント前後上がると書きましたが、実はそれだけではありません。
免疫力も約37パーセントアップするんです。
37って凄いですよね。
免疫力というと風邪をひきにくいっていうのを思い浮かべる方が多いと思います。
もちろんそうなのですが、それだけではなく、ガンなどにも影響してきます。
ガン細胞は低体温好むと言われているので、体温を1度上げるだけでも予防につながりそうですよね。
ちなみに低体温は代謝や免疫力の低下だけでなく、酵素の働きまで低下させてしまいます。
そうなると、疲れやすくなったり、むくみやすくなる・だるい・頭痛などの症状まで出てきてしまうので、そう感じやすい方もぜひ体温を上げることを頑張りましょう!
干し生姜の作り方
天日干し
まず、昔から言われているのはきっと天日干しですよね。
私も最近たくさんの野菜を干していますが、ほっといてもかってに完成しているのでとっても簡単です!
1.生姜をスライドまたは千切りにして干し野菜用のネットかザルの上に並べます。
この時重ならないように並べてください。
2.晴れていたら日向に置いておきましょう。
夜や雨またら雪の日は家の中にいれます。
2・3日したら水分が抜けて完成です!
干し野菜用のネットは100円均一でも購入できました!
私はダイソーで一個150円のネットを2つ重ねて吊るしています!
100均のものでも意外と大きくて使いやすかったので、お金をかけたくない方はぜひ!
ちなみに干しやすさを選ぶのなら、インターネットなどで買える広く開けられるタイプのものを選ぶのがオススメです。
オーブンの場合
電子レンジについているオーブン機能でも作ることができます。天日干しだと数日かかってしまいますが、オーブンなら1時間ちょっとで作れるので、早く使いたいという方はこちらがオススメです。
1.天板にクッキングシートを敷いておきます。
2.スライスした生姜を並べたら100度で1時間加熱したら完成です!
ちなみに私はこの方法でりんごチップスも作りましたが、こちらも美味しいのでぜひ!
以前テレビで電子レンジで加熱する方法を紹介していましたが、焦げて煙が出る可能性があるので気をつけましょう。
オーブンで作るときもたまに確認するようにしてください。
パウダー状にしよう!
私はこのままの状態よりもパウダー状にして摂取した方が全部の栄養を摂れるし、自分的には一番使いやすい形なのでパウダー状にしてしまいます。
作り方は乾燥生姜をミキサーにかけるだけ!
パリパリなので粉々になります。
最近では買って楽してるなんてこともなくはないですが。笑
干し生姜の保存方法や期間
保存する場合は、チャック付きの保存袋などにいれて湿気が入らないように保存します。
私は海苔を買った時などに入っている乾燥剤を一緒に入れるようています。
しっかりと乾燥させてあればワンシーズンは保存が効くので、たくさん作って置けば後は使うだけなので簡単ですね。
料理に使いたくて生姜を買っても、余らせてしまうことありませんか?
わたしはよくそうなってしまっていたのですが、乾燥する方法を試すようになってからは無駄にすることもなくなりました。
わたしのように使い切れないことが多いという方にもこの方法はオススメです!
食品ロスをなくしてしっかりと活用していきましょう。
干し生姜ダイエットの方法
毎日の食事や、一息の時のドリンクにプラスして取り入れましょう。
私が生姜ココアにハマった時は、1週間ほどで体がポカポカするようになったり、身体の冷えていた部分が温かくなるなどは実感しましたが、1週間では体重に関してはそこまで変化がなかったので、長期的に続けることをオススメします。
生姜に限らずどのダイエット方法でもそうですが、継続することが一番効果的なので、すぐに挫折してしまわないで頑張りましょう。
ちなみに私がよく飲んでいた生姜ココアは朝食の置き換えとしてもオススメされていました!
置き換えで行う場合はその他の2食でしっかりとバランスのいい食事を心がけてください。
栄養バランスが偏って不足する栄養が出てしまうことも太る原因になります。
バランスのいい食事と生姜でぜひ目標体型をクリアしましょう!
干し生姜の使い方
はちみつ漬け!
紅茶やココアに入れる方法をご紹介する前にそれらに使える便利なはちみつ漬けをご紹介します。
材料
干し生姜
はちみつ
瓶
1.瓶は煮沸消毒をしてしっかり乾かします
2.乾いた瓶に生姜をいれ、そこにはちみつを浸るくらいいれましょう
3.一晩寝かせたら完成です。
甘みがつくのでよりとりやすくなりますね!
生姜ココア
では次は私の好きな生姜ココアです。
材料
ピュアココアパウダー
牛乳
生姜のはちみつ漬け 又は はちみつと生姜パウダー
1.牛乳は温め、ピュアココアを混ぜます。
2.上で作った生姜のはちみつ漬けか、生姜パウダーを混ぜます。
3.生姜パウダーを混ぜる場合ははちみつで甘さをつけると飲みやすくなります。
ふた通りご紹介しましたが、私はパウダーを作る方法の方が好きです。ココアではなく紅茶でも同じやり方で作れます。
ココアはミルクココアなどを選んでしまうとお砂糖を多く使われている可能性があり、ダイエット向きではないので、ピュアココアを選ぶようにしましょう。
はちみつは美容にもいい食べ物です。
できれば生はちみつやマヌカハニーを選ぶとより効果的ですね。