美肌づくりのため、ダイエットのため、大切にしたいのがこの女性ホルモンを整えると言うことです。
美肌を作るには化粧にこだわったり、ビタミンCを摂るようにするという方多いと思います。
さらにダイエットであれば食事量を減らしたり代謝を上げることを意識するという方は多いと思いますが、なかなかホルモンバランスに気をつけるという方は少ないのではないでしょうか。
しかし、ホルモンバランスはきれいをつくるためにはとても大切なものです。いくら外側から頑張ってきれいになろうとしても、内側からのケアができていなければ、すぐに元どおりになってしまいます。
とはいってもホルモンバランスの整え方なんてわかんないという方も多いはず!もしくは「豆乳をとればいいのかな?」くらいの知識の方もいると思います。
昔の私もそうでしたが、ここを意識するのとしないのとでは全然違います。
私自身ここを大切にしていた時期はニキビのような小さいぶつぶつができにくくなったり、生理周期が整ったりと嬉しい変化をいくつか感じることができました。
なので今日は女性ホルモンについて詳しく説明していこうと思います。
最近、疲れからかまた肌トラブルが出てきてしまった私も一緒に見直していきたいと思います。
女性ホルモンとは
脳からの指令で分泌されるホルモンです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つからできています。
卵巣から分泌されるこのホルモンは1ヶ月の中でばらんすをとっているのですが、このバランスが乱れてしまうことこそが〝ホルモンバランスの乱れ〟と言われているものです。
保健体育の授業をなんとなく思い出しますね。笑
約1ヶ月の中で常に同じバランスというわけではなく、これが生理前や排卵前などは特に変わってくるのですが、生理前に体調が悪くなったり太りやすくなるのもこのホルモンバランスのせいでもあります。
このホルモンの分泌は20代後半がピークだと言われており、そこから減ってしまうと言われています。
上に書いた2つのうちエストロゲンの方が美容やダイエットの味方になってくれるので、ぜひそちらを増やす生活をしたいですね。
ホルモンバランスが乱れる原因
〝整える〟前にまずは乱れる原因から。
私たちが普段から何気なくしてしまっていることでも乱れる原因になるので気をつけましょう。
□ストレス
これは一番の敵!と言いたいところですが、自分でコントロールできるものではないので難しいですよね。
忙しい毎日だと思いますがしっかりと体を休めてあげましょう。
□睡眠不足
脳の視床下部に影響を与えてしまうため、それによりホルモンの分泌に影響が出ます。寝る時間がなかなかとれないという方は短い睡眠でも質の高い睡眠をとれるように心がけましょう。
□過度なダイエット
ストレスにも繋がりやすいこちらですが、食生活も乱れるというマイナス面だらけです。特にファーストフードや揚げ物類には気をつけましょう。
□生活リズムの乱れ
幸せホルモンと呼ばれているホルモンの分泌が乱れることでストレスに繋がる可能性もあります。
自分なりのリズムを作って夜更かしなどはしないように気をつけましょう。
□運動不足
血行不良の原因にもなり、そこからホルモンバランスの乱れにつながる可能性もあります。軽い運動はストレス解消にもつながるので、毎日少しでも取り入れたいですね。
□冷え
万病のもともいわれていますが、子宮にとって冷えは厳禁です。普段から体を温める食事や服装などを意識しましょう。
特にお腹周り・骨盤周りはしっかり温めましょう。
□たばこ
これは健康面全体的に害になるものですよね。
若い頃は平気でも少しずつ身体に不調が出始めます。肌にも出ます。早めにやめましょう。
□加齢
上にも書いたように20代後半をピークに減っていってしまうのですが、これは機能低下によるものです。
食事や日常生活でできるだけカバーしたいところですね。
□卵巣の病気
若いからといって安心していられないのがこちら。
生理不順や生理痛の酷さなどで発覚する場合があるので、心配な場合はぜひ検査に行きましょう。
女性ホルモンを整える効果とは
バランスを整えておきたい女性ホルモンですが、気になるのは整えることで起こる効果ですよね。
次のような効果を得られると言われ問います。
・バストアップ
・代謝のアップ
・美肌
・美髪
などの効果を得られます。
反対に減ってしまうと生理不順になってしまったり、肌や髪のトラブルがでてきたりといった不調が現れてしまうので気をつけましょう。
余談ですが、抜け毛防止のためにホルモン注射を打ってかれこれ一年という私の知人は、男性ですがバストが大きくなったそうです。
羨ましい。笑
女性ホルモンを整える食事
食材や飲み物
大豆製品
一言で大豆製品といってもいろいろありますよね。
お豆腐やみそ・豆乳・納豆・おからなど、どれもダイエットにいいなんて聞くものばかりです。
この大豆製品にはイソフラボンという成分が含まれています。
イソフラボンはエストロゲンに似た働きをしてくれるため、ホルモンバランスが乱れてしまった時やエストロゲンの分泌量が減ってしまった時にしっかりフォローしてくれるのです。
種類もたくさんあるので飽きずに食べ続けることができそうですね。
ただ、イソフラボンの過剰摂取は子宮関係の病気にか買ってしまう可能性があるので気をつけましょう。
ダイエットにもよく比較的安価で買えるのでぜひ上手に取り入れて行きましょう。
卵
コレステロール値が高いといことが一時期話題になり、それによりあまり食べないようにしていた方も多いと思います。
しかし、卵のコレステロールは身体に悪影響はないと言われており、それどころか女性ホルモンをつくるもとになるので、ぜひ取り入れたい食材です。
含まれている栄養素がとても豊富で、ダイエット中にしっかり取りたいたんぱく質も補えます。
目玉焼きゆスクランブルエッグなど、簡単に作れるものや、ゆで卵のように保存が効くものなど、調理方法も様々です。
いろんな食材に合うので、飽きずに続けられるというのも嬉しいところですね。
料理のレパートリーを増やしながら楽しく栄養をとっていきましょう。
キャベツ
バストアップにはキャベツがいいなんていう話を聞いたことはないでしょうか。
ダイエットにいいイメージの野菜ですが、キャベツにはボロンという栄養素が含まれているため、ただ痩せるだけでなく女性ホルモンをサポートし、メリハリボディを目指せるのです。
このボロンという成分は女性ホルモンを活発にしてくれる働きがあり、サプリメントなどでも使われている成分です。
満腹感を得やすい野菜なので、ダイエットをしながらホルモンバランスを整えるサポートをしてくれる嬉しい食材です。
ちなみにこのボロンはりんごや梨・ぶどうなどにも含まれています。
発酵食品
腸内環境を整えることも女性ホルモンを増やすことに繋がります。腸内環境を整える方法はいくつかありますが、手軽にとれるのは発酵食品ではないでしょうか。
みそ・ヨーグルト・チーズ・キムチ・納豆など、身近にある食材で取り入れやすいものばかりです。
腸内環境を整えることは、代謝アップや老廃物の排出力アップにつながり、それがダイエットや美肌づくりにつながるのでいいことだらけです。
免疫力アップや疲れにくい身体を作るためにもとても大切です。
上に書いた中でもチーズは高カロリーで太りやすいなんてイメージもありますが、たんぱく質やカルシウムがしっかりとれるので実はダイエット中にもおすすめされる食材です。
ぜひ腸内環境を整えることは日頃から大切にしてください。
ハーブティー
一言でハーブティといってもたくさんありますが、効果も様々です。
・ホルモンバランスを安定させるもの
・ストレス解消による
・子宮の働きにつながるもの
・血行促進につながるもの
など、様々な角度から女性ホルモンをサポートしてくれます。
おすすめなのが
・ローズ
・カモミール
・ラズベリーリーフ
・オートムギ
などが含まれているものです。
余談ですがカモミールティーは一切前後の時1時間おきに起きてしまっていた息子の夜泣き対策のために飲ませていたのですが、こちらにも効果的でした。
といっても1時間おきだったのが2時間おきか3時間おきになるくらいでしたが、夜中に何回も起きているママさんにとってはこれでも嬉しいですよね。
赤ちゃんと一緒に飲むのもおすすめです。
その他の方法
睡眠
睡眠不足は疲れが溜まりやすくなったりぼーっとしてしまう原因になりますがそれだけではありません。
自律神経のバランスを崩しやすく、そこから女性ホルモンへも悪影響を与えてしまうのです。
とはいってもなかなか時間が取れないという方はぜひ質の高い睡眠を目指しましょう。
・寝る前のテレビやスマホをやめる
・寝る1時間前に湯船に浸かってゆっくりする
・食事は寝る3時間前までに
・朝日を浴びる
・朝食にトリプトファンが含まれている食べ物をとる
など、ここに書いてあることはぜひ心がけることをおすすめします。
睡眠の質を上げるだけでホルモンだけでなくダイエットにもプラスに働きますので、睡眠は大切にしましょう。
アロマ
ストレスや睡眠不足は自律神経を乱してしまい、それが女性ホルモンにも悪影響になるのですが、そんな自律神経の乱れに効果的なのがアロマオイルです。
アロマオイルは脳に直接届くため、ストレスの解消や自律神経・ホルモンバランスに影響を与えるのでぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
また、香りによってもホルモンバランスを整えてくれる効果のあるものもあります。
・スイートフェンネル
・イランイラン
・ローズ
・ジャスミン
・ゼラニウム
など。
ちなみにオイルでなくてもバラの花を飾るのもいいなんて聞いたことがあります。
一言でアロマオイルといっても純粋なものもそうでないものがあるので、少し値段は高くてもいいものを選ぶようにしましょう。
温活
美容や健康・ダイエットなど様々な目的に対して効果的なのが温活です。身体を温めることを意識した生活をしている冷えの改善を行うものです。
私も数年前に通っていた病院の先生から冷えについて指摘され、様々な不調もそのせいだと言われてから身体を温めることを意識した結果、どこの病院に行っても原因不明だと言われていた不調が改善され、今ではその不調すら起こらなくなりました。
話がずれてしまいましたがそんな温活はホルモンバランスを整えるためにも大切です。
特にお腹周りや骨盤周りの冷えはとても影響してしまいます。
・冷たいドリンクを避ける
・入浴をする
・マッサージやストレッチを行う
・ホッカイロや湯たんぽを活用する
・料理に生姜をプラスする
・もこもこぱんつや靴下を活用する
などなど。方法はたくさんあるのでぜひ取り入れやすいものから始めていきましょう。
ツボ
不調の改善と言われてよく聞くものにツボ押しもありますよね。簡単で時間をとらないので、ぜひテレビタイムやお風呂タイムの時に行いましょう。
ツボ押しは3秒かけて押し、3秒かけて戻すというリズムで5回ずつほど行いましょう。
・下垂体の反射区
足の親指の腹真ん中にあるツボです。
足裏には身体中の反射区がありますが、この部分のツボ押しはホルモンバランスを整えるのにぴったりです。
・壇中
バストアップにもいいと言われているこちら。
バストの真ん中で、乳頭と同じ高さにあるツボです。
女性ホルモンの分泌を活発にしてくれます。
など。
痛いほどは押さずに気持ちいいくらいの力で行いましょう。