夏は梅酢ドリンクでダイエット!効果や効能・賞味期限は!?

5月頃から暑くなるとさっぱりしたものを飲みたくなりませんか。レモンを使ってあるドリンクや炭酸飲料など飲みたくなるものはそれぞれだと思いますが、私は梅のドリンクが飲みたくなります。
 
私の母が毎年この時期に梅干しを作るのですが、その時に出る水分を飲むと夏バテ対策になるよ!といってよくくれます。
 
私は炭酸水で少し割って飲んだり、炭酸の気分ではないときは冷たいお水で割って飲むのですが、毎日のように飲んでいる時期はやっぱり疲れにくいなと感じます。
(ダイエットや美容のためには冷たすぎるドリンクは避けましょう。)
 
また、甘いジュースを飲むよりも体に良いですよね。
 
今回はそんな梅酢についてご説明していきたいと思います。
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梅酢とは

梅を塩漬けすると水分が出てくるのですが、その水分のことを梅酢といいます。
酢とあるのでお酢を使って作るのかと思いきや、実は使わなくても作れてしまうんですね。
もちろん他のビネガードリンクを作るときのように酢に漬けて作ることもできます。私は塩分を気にしていた時期にはよくこれを作って飲んでいました。
 
ですが、一般的には塩と梅を使って作るものをいいます。
 
塩漬けしておいて軽く重石をしておくだけで簡単に作れます。
梅自体は時期にならないとあまり出回っていないイメージですが、出回る時期が梅雨らへんの熱くなり始めた頃なので、夏バテ対策としても取り入れることができますよね。
 
また、梅干しダイエットというものが一時期話題になりましたが、梅はダイエットにも嬉しい働きをしてくれます。
果物の中では栄養素がとても優れています。
 
美容のため健康のため。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

梅の栄養

【たんぱく質】
三大栄養素のひとつで、体をつくるもとになります。
筋肉をつけるためにも必要になるため、ダイエット面でも欠かせません。
 
 
【ビタミンA】
目や粘膜を正常に保つ働きがあります。
不足すると暗いところでものが見えにくくなる夜盲症の原因になるので気をつけましょう。
 
 
【ビタミンB1】
食事からとった糖の代謝をサポートしてくれたり、皮膚や粘膜の健康を維持してくれます。
疲労回復にもいいビタミンです。
 
 
【ビタミンB2】
脂質の代謝をサポートしてくれたり、皮膚や粘膜の健康をサポートしてくれます。
口内炎の時にもとりたい栄養素です。
 
 
【ビタミンC】
高い美肌効果や抗酸化作用があるビタミンです。
鉄分の吸収率も良くなるため、鉄分が豊富なものを食べる時にはぜひ一緒に摂取しましょう。
 
【カリウム】
食べすぎた次の日や飲み会の次の日などのむくみ対策に大活躍です。むくみは放置するとセルライトになってしまう可能性があるので気をつけましょう。
 
【鉄】
血液中のヘモグロビンのもとになります。
不足すると貧血や代謝の低下に繋がります。
肉に多いヘム鉄の方が吸収率がいいので、ぜひ毎日しっかり摂りたいですね。
 
【カルシウム】
骨の健康に欠かせない栄養素です。
不足すると脂肪を蓄える酵素を分泌してしまうため太りやすくなると言われています。
【クエン酸】
酸っぱいと感じる酸味成分です。
疲労回復や夏バテ防止に役立つこちらの有機酸。
ミネラルの吸収もサポートしてくれます。
 
【りんご酸】
こちらも有機酸の一つです。
疲労回復効果や自然治癒力アップなどの効果を期待できます。
など。
 


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塩分の働き

梅酢といえば気になるのが塩分ですよね。塩分はむくみや生活習慣病につながってしまうため、減塩を意識している方も多いと思います。
 
しかし、実は身体にとってとても大切な働きをしてくれているこちら。ダイエットをしたいからといってぬきすぎてしむうと体調への影響が出てしまう可能性があります。
 
塩分の働き
 
・栄養素の吸収をサポートする
・体の塩分濃度を調節する
・ph値の調節
・神経伝達をサポートする
 
この塩分が不足すしてしまうと
 
・めまいやふらつき
・疲れやすくなる
・食欲不振
・脱水症状
・精神不安定
などにつながる可能性があります。
特に梅が出回るのは夏の前くらいなので、梅酢を作って飲む頃には汗をたくさんかく時期です。
 
そのため、過剰に心配しなくてもいいような気がしますね。
しかし、塩分は摂りすぎてしまうと生活習慣病の原因にもなります。
 
減塩!減塩!言われるようになったのは現代人が摂りすぎてしまっているというのも理由にあるのですが、過度な減塩はしないようにしましょう。
 
梅酢を飲むことで塩分を摂りすぎてしまうのではないかと気になってしまう方は紅茶や炭酸水に少し混ぜて飲むといいと思います。
 
そのままの状態で1日に何杯も飲むことは避けましょう。

梅酢の効果・効能

活性酸素を除去

梅ポリフェノールの一種〝梅リグナン〟とビタミンCには高い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去してくれます。
 
この活性酸素というのはもともと体内にあるのですが、日常生活で増えすぎてしまうと酸化の原因となり、これが身体に様々な悪影響を及ぼします。
 
活性酸素が増える原因
 
・紫外線
・食品添加物
・加齢
・ストレス
・大気汚染
・たばこ
 
など。これによって活性酸素が増えてしまうと
 
・肥満
・ガン
・生活習慣病
・肌トラブル
・老化
 
の原因となります。ですが、ストレスや大気汚染・食品添加物などってなかなか避けて通れないですよね。
 
そんな時に食事からとるポリフェノールが役に立つのです。
美容のためにも健康のためにもぜひ抗酸化作用のあるポリフェノールをとりたいですね。
 


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血糖値の急上昇を防ぐ

ダイエットをしていると血糖値という言葉よく聞くと思いますが、実は肥満だけでなく、糖尿病や心臓病のリスクにまでつながるので、健康のためにも血糖値が高くならないことはとても大切です。
 
そんな血糖値を安定させてくれる働きが梅に含まれている栄養素にはあるのです。
 
ダイエット面でいうと血糖値は急上昇することで、糖を体に蓄える働きをするインスリンの分泌量が増えると言われています。
 
また、急上昇した血糖値は急下降しやすいのですが、この時にお腹が空いたような感覚になるらしく、このせいで食べすぎてしまうこともあるようです。
 
そのため、痩せるためにも血糖値を気にする方法が多いですね。
食後に眠くなりやすい方は急上昇している可能性が高いので目安にしてみてください。
そんな方もぜひ梅酢で安定させましょう。

冷えの改善

血液をサラサラにしてくれる効果もあるためそれによる冷えの改善にも効果的です。
 
冷え性になってしまうとさまざまな不調が起こりますよね。
私もひどかったときは医者に原因不明と言われる体調不良が3ヶ月ほど続きました。
 
万病の元とも言われていますが、ダイエット面で考えても悪影響ばかりです。
 
むくみやすくなったり、代謝が下がってしまう原因になったり、冷えている部分は脂肪を燃焼しにくいとも言われます。
そんな冷えを解消するためにもぜひ梅酢を活用しましょう。
改善できるまでは時間がかかると思いますが、ぜひたくさん作って長期的に飲みたいですね。
 
飲むときは冷やしすぎずに飲みましょう。
ちょうど飲む頃が夏場だと思うのですが、夏場はクーラーの影響で冷えやすい時期でもあります。
 
梅酢だけでなく、身体の外側からも体を温められるよう温活も取り入れていくといいと思います。
 


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疲労回復

梅に含まれているクエン酸。疲労回復にいいとよく聞きますよね。クエン酸はエネルギーを効率よく作り出してくれるため、それによる疲労回復効果を期待できるのです。
 
また、糖の代謝をサポートしてくれるビタミンB1も含まれているのですが、こちらも疲労回復にいいと言われていますよね。
 
これらの効果により梅は疲れにいいと言われています。
また、疲れだけでなく夏バテ対策にもなるので、暑さで体力やミネラルが失いやすい時期にも特に作って飲むことをおすすめします。
夏前に出回るため夏までには作ることができます。
ぜひ早いうちに作って暑い夏を乗りきりましょう!

腸内環境を整える

近年、腸内環境整えるための〝腸活〟や〝美腸〟などと言うことががとても流行っていますよね。
食物繊維や発酵食品がいいイメージですが、実はこの梅酢でもその効果を得られるのです。
 
梅酢に含まれている梅ポリフェノールには乳酸菌を活発にしてくれる働きがあります。
 
食べ物の消化吸収を促し、便の排出を促す働きをしてくれる乳酸菌を活発にすることで腸内環境を整えることができるのです。
 
そのため、便秘の方も、便秘ではないけど毎日の排出量が少ない方もお通じを促せますね。
 
腸内環境が悪いと便秘になってしまうだけでなく、代謝が落ちてしまったり肌トラブルの原因になるなどマイナスなことだらけです。
 
腸内環境を整えることは
 
・代謝が上がる
・美肌
・免疫力アップ
・バリア機能を整える
・便秘の改善
・自律神経を整える
・ストレスの緩和
・アレルギーの緩和
 
などの効果を得られます。
 
きれいになるためには欠かせないことなので、ぜひダイエットと腸活は一緒に行うといいですね。
 


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梅酢ダイエットの方法

炭酸水や水で薄めた梅酢ドリンクをぜひ毎日取り入れるようにしましょう。ジュースや清涼飲料水を飲む習慣がある方はぜひこちらのドリンクにかえることをおすすめします。
痩せるために1日に何杯も飲む必要はありません。
大さじ一杯程度の梅酢を薄めて飲むといいと思います。
 
炭酸水ダイエットなんかも話題になりましたが、両方の効果を得られる炭酸割りは特におすすめです。
 
冷えを気にしている方は暖かい麦茶や紅茶などに混ぜて飲むのもいいと思います。
梅が出回るのが夏前なので冷たいドリンクが飲みたくなるかもしれませんが、夏場は意外と冷えに繋がる時期です。
 
冷たすぎるドリンクは避けてなるべく常温で作ることをお勧めします。
 
梅酢自体にもダイエットに嬉しい効果を期待できますが、食事のバランスや適度な運動もぜひ取り入れて効率よくダイエットを行なっていきましょう。
 

梅酢の賞味期限や保存方法

手作りの梅酢の保存は1年以上持つものもあると言われています。
 
私の母が作るものも次の年まで問題なく食べることが出来ていますので、そのくらいが目安になるかと思いますが、塩分濃度によっては短くもなってしまうのでご注意ください。
 
一般的に作られている塩分20パーセントなら一年ほど大丈夫だそうですが、塩分を気にして減塩をしている場合はそれよりも、短くなります。
 
見た目がちょっとでもおかしいと思ったり、においがおかしいと思ったらやめるようにしましょう。
 
また、作る前に保存瓶の消毒は必要不可欠です。
しっかり煮沸消毒をしてから使いましょう。
 
そして暗くて涼しいところで保存することが不可欠です。
特に春や秋は食材が痛みやすい時期なので、特に気をつけるようにしましょう。
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