バナナダイエット 夜 太る 昼
ダイエット効果の高い置き換えダイエット。その中でも一時期話題になったのが朝バナナダイエット。
甘さがあるからストレスがたまらない、お金がかからない、満腹感を得られる、お手軽など、いいとこずくしのこの方法!
朝ごはんを抜いたときにおこる代謝の低下を防ぐこともできます。
私は授乳期に起こりやすい便秘対策として毎朝食べるようにしていました!
カリウムが豊富なバナナはむくみにも効果があったようで、朝むくんで足が痛くてもバナナを食べた日は心なしかむくみも取れている気がします!
とは言っても毎朝バナナだけで食べるのは飽きてしまいます。
そんなときは少し調理をして食べるのがいいですね。
バナナのカロリー
100グラム当たり約86kcalです。
以前話題になった朝バナナダイエットのように置き換えをするのであれば、大幅にカロリーカットができそうですね。
食事の置き換えではなく、間食をお菓子ではなくバナナにしても大幅にカロリーカットができそうです。
最近では、ヘルシースナッキングという健康的な間食を摂って痩せる方法なども話題になってきているので、間食がやめられない方はそれをうまく利用するといいですね。
そんな方にもオススメです。
栄養素も豊富に含まれているため、食事で摂りきれない栄養素を補えるという面でも優れものです。
甘みもあっておやつとしてもぴったりなので、お菓子ではなくこちらをチョイスするようにしましょう!
バナナの栄養素
では栄養素です。
・ダイエットの味方になるタンパク質
・むくみに効果的なカリウム
・代謝をサポートするマグネシウム
・糖や脂質の代謝をサポートするナイアシン
・脂質の代謝をサポートするビタミンB2
・貧血予防になるビタミンB6
・美肌効果のあるビタミンC
・妊婦さんに嬉しい葉酸
・幸せホルモンセロトニン(トリプトファン)
・便秘に効果的な食物繊維
・骨の健康を維持するカルシウム
・カルシウムの吸収をサポートするマグネシウム
など。
書き出しただけでもたくさん含まれていることがわかります。
また、バナナは消化吸収がいいため、エネルギーとして使うまでが早い食べ物です。運動前はもちろん、朝ごはんなどにオススメされる理由がわかりますね。
バナナの効果
便秘の解消
バナナにはオリゴ糖が豊富に含まれています。このオリゴ糖には整腸作用や、腸内の善玉菌エサになり働きを助けてくれる役割があります。
善玉菌が減り悪玉菌が優勢になってしまうと新陳代謝が低下してダイエットに良くないというだけでなく、疲れやすくなったり、肌荒れや免疫力低下など美容面にも健康面にも悪影響がでます。
代謝をあげて脂肪を燃焼する
バナナには脂肪を燃焼するために必要なビタミンB群や葉酸などの成分が豊富に含まれています。
これらの栄養素が不足してしまうと食事から摂った脂質や糖質がエネルギーとして消費されることがなく、体内に蓄積されてしまいます。
そうならないために必要な栄養素が含まれているバナナはダイエットに適しています!
血糖値を下げる
バナナは低GI値食品です。GI値が高い食品ほど血糖値が急激にあがります。
そのためGI値が60以下の食べ物がダイエットにいいと言われているのですが、バナナは55なのでダイエットに適しているのです。
血糖値が上がるとインスリンが過剰に分泌されます。このインスリンはブドウ糖を全身に運んだり、脂肪を合成したり分解してくれる作用があるため、ある程度分泌されるのは正常なのですが、過剰に分泌してしまうと使い切れずに余ってしまいます。
この余ってしまったインスリンは行き場がなくなり脂肪として体内に蓄積されます。これが血糖値が急激に上がると太るという理由なのです。
むくみの解消
バナナにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムはナトリウム(塩分)を排出する効果があります。
そもそもむくみとは、体内に老廃物や余分な水分が残ってしまうことによりおこります。
その老廃物を残してしまう原因になるのが塩分です。この塩分を排出すれば余分な水分も体内に残りにくくなるため、カリウムが多い食品はむくみに効果があります。
美肌
バナナには美肌効果のある栄養素が豊富に含まれています。
・オリゴ糖が腸内環境をよくしてる
・美肌に繋がるカロテン、ビタミンB群が豊富
・カリウムが老廃物を排出してくれる
・ポリフェノールでアンチエイジングができる
このようにダイエットにもいい栄養素が美肌にも効果があるため、痩せ体質だけでなく美肌効果も同時に得ることができます。
睡眠の質を上げる
バナナに含まれているトリプトファンは朝食に摂ることで睡眠の質を上げると言われています。
少し前に睡眠ダイエットというものが話題になりましたが、睡眠は痩せるためにとても必要な行動です。
これは、ただ長時間眠ればいいというものではなく、睡眠の質を上げることで、ダイエットに必要なホルモンの分泌を促すというものです。
成長ホルモンという名前聞いたことがある方多いですよね。
これがしっかり分泌されると、脂肪の燃焼率が上がるります。
そのサポートができるのがトリプトファンです。
朝食で摂ることで睡眠の質を上げられるので、寝ている間にもダイエットができるように朝ごはんに取り入れたいですね。
精神安定
食べ物に精神安定効果があるなんて不思議な気がしますよね。
バナナにはトリプトファンという成分が含まれています。このトリプトファンは幸せホルモンと言われているセロトニンの元となります。セロトニンは精神を安定させ幸福を感じることができる物質なため精神安定効果があるそうです。
うつに効くこの成分ですが、免疫力も上がるそうです。特に赤ちゃんを抱っこした時に分泌されることが多いホルモンですが、バナナを食べるほうが簡単にできますね!
食欲を抑える
バナナには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンというホルモンを分泌する効果があります。
上記の精神安定効果と繋がるのですが、このホルモンにより幸福感を感じることで自然と食欲を抑えられます。
ストレスが溜まると食べることで発散してしまうということはありませんか?バナナはこのニセ食欲を抑える効果があるため食べ過ぎ防止になります。
バナナダイエットの方法は?何本食べるの?
バナナダイエットは、食事の代わりにバナナを1・2本食べます。そして、常温の水か白湯を飲みます。
バナナは水分と一緒に摂ると、食物繊維がお腹の中で膨らむため、満腹感がでるんだとか!
その他の食事に関しては特に決まりはありませんが、1食はバナナしか食べないので栄養バランスが崩れやすくなります。
野菜中心のバランスの取れた食事を心がけましょう。
食事を制限するダイエット方法は筋肉量が落ちやすくなります。ダイエット中に不足しやすいたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう!
ヘルシーな鶏胸肉・鶏のささみ・ヒレ肉などはダイエットの味方です!
また、鯖やサンマなどの青魚もダイエット効果があるため積極的に取りたいですね!
お魚は缶詰なら手軽に食べれて栄養もしっかり詰まっています!さらにお手頃価格なので続けやすいと思います。
1食をバナナに置き換えれば後は何を食べてもいいような気がしてしまいますが、あくまでダイエット中です。
食べ過ぎには気をつけましょう!
朝バナナダイエットの効果
朝バナナダイエットとは名前の通り朝ごはんをバナナと白湯または常温の水にする方法です。
バナナと一緒に水分を摂ることで胃の中で食物繊維が膨らみ満腹感を得ることができます。
その水分を白湯にすることでさらに代謝があがるため、ダイエット効果が出やすくなります。
また、午前中はデトックスの時間と言われています。
カリウム午前中はデトックスに最適な時間と言われています。人の体は寝ている間にも消化機関が働き、便や老廃物を作り出します。
この作り出した老廃物を朝に排出するサイクルがあることから午前中はデトックスタイムと言われるそうです。
酵素やカリウムを豊富に含んでいるバナナを午前中に摂取することで、さらに塩分や毒素の排出力が高まりデトックス効果が高まります!
さらに人は寝ている間に汗と一緒にビタミンやミネラル・糖を失ってしまいます。朝にバナナを食べることはこれらの失った栄養素を補給できます!
朝バナナ メリット
・デトックス
・便秘の解消
・置き換えなのでカロリーを大幅に減らせる
・寝ている間に失われた栄養素の補給 など。
夜バナナダイエットも効果がある!?
夜、バナナダイエットは夕飯の15分~30分前にバナナとコップ一杯の水を飲み、あとは普通に夕食をとる方法です。こちらもバナナと水の効果で満腹感がでるので、脂肪を蓄積しやすい夜の食事量を減らすことができます。
さらに、夜にバナナを食べることで血糖値を下げることができるので、夜の脂肪蓄積を防ぐだけでなく脂肪燃焼を促してくれます。
朝バナナとは違い、食事制限がないのがうれしいですね。
また、バナナには成長ホルモンの分泌を促す作用があります。成長ホルモンは寝ている間の基礎代謝を上げ筋肉をつきやすくしてくれるため、寝る前にバナナを食べてホルモンの分泌を上げることで痩せやすい体質をつくることができます。
成長ホルモンにはバストアップの効果もあるので、バストが落ちやすいダイエット中には欠かせないですね!
さらに!
夜にバナナを食べると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。このセロトニンによりダイエットの大敵のストレスを解消できるだけでなく、睡眠の質もあがるため、より成長ホルモンの効果が期待できます。
夜バナナ メリット
・脂肪を蓄積しやすい夜の血糖値をさげる
・成長ホルモンの分泌を促す
・つらい食事制限がない
・ストレス解消
・睡眠の質が上がる など。
また、バナナは熟し加減で効果がかわってきます。
青いバナナ ‥ ダイエット効果
黄色いバナナ ‥ 美肌効果
熟したバナナ ‥ 整腸作用
ダイエット目的であるなら少し青めのバナナが一番効果がでやすそうですね!これを知っているだけで効果が違いそうな気がします。
朝バナナダイエットの落とし穴
2008年10月、週刊ポストで栄養学博士による朝バナナダイエットの落とし穴が掲載されていました。ここでは栄養面の問題や、バナナの食べ過ぎで起こる病気についての記載がありました。それを踏まえての落とし穴を書いていきます。
バナナの9割が炭水化物
バナナにはダイエットにいい栄養素が豊富ですが、実は9割が炭水化物がです。そのため、朝食をバナナのみにしてしまうと脂質やタンパク質が不足してしまい太る可能性があります。
脂質の不足は便秘につながります。
タンパク質の不足は筋肉量に低下につながります。さらに、皮膚や粘膜の機能が弱くなり免疫力が低下してしまいます。免疫力の低下というと風邪をひきやすくなるというイメージですが、それだけではなく発がん率が高くなってしまうという話もあるそうです。
これについて記事では、朝はバナナ一本と目玉焼きを二つ食べるのがより理想的な栄養バランスに近づくと記載されていました。
朝食にタンパク質をしっかり摂取すると、その日のトータルの摂取カロリーを抑えられる効果もあるため一石二鳥ですね!
高カリウム血症
バナナはカリウムを豊富に含んでいます。
現代人に不足しがちなカリウムはむくみに効果があり、ダイエッターにとっては積極的に摂りたい栄養素です!
不足することはむくみ以外にも疲れやすくなったり、筋力が低下してしまうなどの影響がありますが、実は過剰摂取にも危険があります。
それは、摂りすぎてしまうと不整脈・嘔吐・しびれ・神経症状などがでてしまう可能性があるということです。一日二本くらいなら問題ないようですが、肝機能が低下している場合には注意が必要です。
体を冷やす
これはフルーツ全般に言えますが、特に南国のフルーツは体を冷やしてしまう食材です。冷えはダイエットや健康の大敵なため、摂取し過ぎは体によくありません。
1日一本摂取するときも暖かい飲み物を一緒に摂取するようにしましょう。
余談ですが、以前ある番組で「体が冷えたことで栄養素を吸収しにくくなるなら、それでダイエットができるのではないか?」という質問を専門家にしているのを見たことがあります。
しかし、栄養素を吸収しにくいということは、体に必要な栄養素までも摂取しにくくなってしまいます。ダイエットとはあくまでも健康的な体を作ることであり、ただ痩せればいいというものではありません!
不健康に痩せてしまえば、当然キレイな体型を作れないだけでなく、肌や体もぼろぼろになってしまいます。
間違ったダイエット方法はしないようにしましょう!
尿路結石
尿路結石とは尿の通り道に結石ができてしまう病気のことをいいます。これはバナナに含まれている〝シュウ酸〟の過剰摂取が原因になるため、摂取量に制限のない朝バナナダイエットを行うとしても1日3本以上食べることは控えましょう。
この尿路結石は、救急車で運ばれてしまう人がいるほど激痛に襲われるようです。
このシュウ酸ですが、ヨーグルトと一緒に摂取することで体へ吸収されにくくなります!
バナナとヨーグルトの組み合わせは、尿路結石の予防になるだけでなく、便秘の解消や美肌効果にも繋がるためおすすめです!
さらに、ヨーグルトを電子レンジで加熱してホットヨーグルトにすると、冷えを防止できるだけでなくダイエット効果も上がります。
バナナダイエット アレンジレシピ
ココナッツバナナ
材料 : バナナ・ココナッツオイル
ココナッツオイルをひいたフライパンでバナナを焼くだけの簡単レシピ。ダイエット中のおやつに!
バターでソテーしても美味しいですが、ダイエットのことを考えると、痩せると話題になったココナッツオイルを使用することによりさらにダイエット効果をあげられます!
はちみつバナナヨーグルト
材料 : はちみつ・バナナ・ヨーグルト
材料を混ぜるだけ!ダイエットの大敵、便秘の解消にとても効果があります。また、ヨーグルトはダイエット中でに不足しがちなたんぱく質をしっかりと摂ることができるのでダイエット中にぴったり!
キウイを入れるとさらに効果があがります。
バナナミルク
バナナと牛乳をミキサーにいれて回すだけの簡単メニューです!痩せホルモンを分泌するカルシウムを牛乳から摂取できるので、さらにダイエット効果があがります!
ココアをプラスすればまたさらに違ったドリンクとして楽しめます!
バニラアイスをプラスすればスイーツのようなドリンクになるのでこちらもおすすめです。
ダイエット中なのであくまでアイスの入れ過ぎには気をつけましょう!
まとめ
忙しい朝にぴったりな朝バナナダイエット。
ストレスを溜めにくい夜バナナダイエット。
それぞれに長所がありますが、どっちも痩せたという声が上がっているダイエット方法です。
自分の生活リズムに合わせた方法を選ぶことでしっかり継続でき、それがいい結果に繋るのではないかと思います。