ダイエットをしているときに気になるのがおやつ事情ですよね。特に女性は甘いものが大好きな方が多いと思います。
私自身も甘いものが大好きで、特にチョコレートは毎日のコーヒータイムには欠かせません。
一時期、砂糖抜きを行ったときがあり、砂糖が含まれている食材全般を控えるようにしていたときがありました。
その時は劇的に痩せたということはなかったのですが、むくみが全然なくなり、見た目でのすっきり感はとても感じられました。
しかし、一回甘いものを食べたら、それまで我慢できていたのが一変、食べたい欲求がすごくでてきてしまったのです。
痩せたいのならば砂糖が含まれているものは控えるに越したことは無いのですが、私のように我慢していた反動が出てしまうとひどいときには痩せ始める前よりも体重が増えてしまう可能性があります。
そこで今回はダイエット中のおやつにもおすすめされているチョコレートとアーモンドについてご説明していきたいと思います。
我慢するばかりではなく、少しの息抜きプラスしながら頑張って目標体系を目指して行きましょう。
アーモンドチョコはダイエット中のおやつにいい?

アーモンドもチョコも両方、カロリーが高いイメージありますよね。
しかも甘い甘い食べ物なので痩せたいなら控えた方がいいと考える方も多いと思います。
ですがここ数年、原料であるカカオの美容効果がとても話題になってきています。
カカオそのもののカカオニブというものもスーパーフードとして話題となりました。
そのため、カカオの高いチョコレートは美容やダイエットに取り入れることをおすすめされるようになってきたのです。
カカオが70パーセント以上のものなら、むしろ取り入れる方が美容に良いと言われるようになってきました。
カカオの含有量が高くなればなるほど苦味が増しますが、70パーセントくらいであれば甘さもあり、満足感を選べます。
そして、アーモンドを含めたナッツ類は、小腹が空いた時のおやつとしてモデルさんたちが取り入れているという話をよく聞きます。
健康にいい食べ物を紹介しているテレビでもよく見かけますよね。
このように選び方さえ間違わなければ、高カロリーであるアーモンドチョコでも我慢をせずにおやつとして取り入れられるのです。
もちろん食べ過ぎはNGですが、ストレスを溜め込まないためにもうまく取り入れて行けるといいですね。
アーモンドチョコのカロリー

カロリーはメーカーさんや大きさにもよって変わってきますが、有名メーカーさんのものは一粒あたり24kcalでした。
アーモンドが一粒あたり6~7kcalほどで、そこにチョコレートがプラスされますね。
一箱でのカロリーを見てしまうと驚いてしまうくらい高めです。
10粒食べたら240kcal。
おやつとして考えると高めですね。
しかし、最近では、カロリーよりも栄養素を重視する方がいいと言われるようになってきています。
そのため高カロリーだから太るというものでもなくなってきているので、あまり気にしすぎなくてもいいのでは無いかと思います。
だからといって食べ過ぎには気をつけたいところなので、あくまでも甘いものを食べたくなった時や疲労時、頭を使う前などにに補う程度にすることをおすすめします。
スポンサーリンク
アーモンドの栄養

【ビタミンE】
若返りのビタミンとも呼ばれており、高い抗酸化作用でアンチエイジングに効果的です。
その他、肥満予防や生活習慣病の予防にもなります。
【亜鉛】
味覚を正常化するために欠かせないミネラルです。
DNAの合成やタンパク質の再合成など生命の維持に関与する働きもあります。
不足すると太りやすくなる栄養素の1つです。
【カリウム】
塩分によるむくみを解消してくれるミネラルです。
神経伝達のサポートや体液の浸透圧の調整などを行います。
【鉄】
血液中の赤血球を作るヘモグロビンのもとになる成分です。
不足すると貧血になるイメージが強いですが、それだけでなく、太りやすくなるとも言われています。
【カルシウム】
骨の健康に欠かせないこちら。特に20歳を超えてからはより積極的に摂るのが大切です。
こちらも不足すると太りやすくなると言われています。
【マグネシウム】
補酵素として酵素の働きをサポートします。
神経伝達やエネルギーの生産、骨の健康維持など様々なな働きをしてくれます。
不足すると疲れやすくなったり、身体がつりやすくなるなどの症状が出るので気をつけましょう。
【食物繊維】
便秘の解消はもちろん、血糖値の急上昇を抑える働きもしてくれます。便秘は代謝の低下や肌トラブルの原因にもなるので、ぜひ毎日来るように食事や運動面を意識しましょう。
【不飽和脂肪酸】
体にいい脂質なのでぜひ補いたいものです。
悪玉コレステロールや中性脂肪の低下を期待できるため、ダイエットだけでなく健康効果も期待できます。
など。
チョコレートの栄養

【カカオポリフェノール】
高い抗酸化作用があり、美肌づくりや肥満防止など嬉しい効果を得られます。
血液をサラサラにしてくれる効果もあるため、生活習慣病の予防効果も期待できます。
【テオブロミン】
集中力や記憶力アップ効果を期待できるため、仕事や勉強前にぜひとりたい栄養素です。
リラックス効果もあるため、ストレス対策にもいいですね。
【食物繊維】
野菜に豊富なイメージの食物繊維はチョコレートでも補うことができます。さらに、最近では乳酸菌を摂取できるものもあるので、便秘に悩んでいる方はぜひそんなチョコレートをチョイスしてもいいかもしれないですね。
【リグニン】
食物繊維と合わせてお通じの改善をサポートしてくれるのがこのリグニンです。腸のぜん動運動を活発にしてくれると言われています。
【ミネラル類】
原料のカカオには、マグネシウムやカリウム・亜鉛などのミネラルが含まれているためチョコレートからも摂取することができます。
など。
スポンサーリンク
アーモンドチョコの糖質

近年糖質制限ダイエットというものがとても話題になっていますよね。
お米やパンなどの糖質の量を制限する方法なのですが、結果が出やすいことからとても人気のあるダイエット方法の1つです。
そんな糖質ですが、アーモンドチョコの場合、一粒あたり2グラムいかないくらいです。
アーモンドがある分普通のチョコレートに比べれば低めになります。
糖質制限中の糖質の摂取量は制限の仕方にもよるのですが、一粒ずつ量を調整しながら食べられるこちらなら比較的取り入れやすいのではないでしょうか。
もちろん食べ過ぎは禁物ですが、ダイエット中のストレス発散に少しだけ取り入れたい時には味方になりそうです。
この場合もカカオ70パーセント以上のものを選ぶことをおすすめします。
また、品揃えの豊富なスーパーでは糖質〇〇%オフと書かれた少し少なめになっているものなんかも見かけます。
痩せたいけどチョコレートが食べたい時にはぜひそのようなものを選ぶことをお勧めします。
アーモンドチョコの効果・効能
脂肪の燃焼を促す

まず、痩せるサポートをしてくれる感触といえばナッツがありますよね。その中でも特にアーモンドはよく美容や健康にいいとメディアなどで取り上げられています。
アーモンドは【テストステロン】というホルモンの分泌を促してくれるのですが、なんとこのホルモンが脂肪の燃焼の促進につながります。
痩せたい私にとってはこの効果が一番嬉しいです。笑
さらに、痩せやすい体質を作るために欠かせない筋肉の合成を促してくれる働きもしてくれるため、綺麗なボディラインを作りたい方には嬉しい効果です。
余談ですが赤ワインでもこのテストステロンの分泌を促せると言われているので、お酒が好きな方は赤ワインのおつまみに!なんていうのもいいですね。
継続することで結果を実感しやすくなると思うので、ぜひ毎日のおやつタイムに取り入れてみましょう。
スポンサーリンク
抗酸化作用

チョコレートに含まれているカカオポリフェノールとアーモンドチョコに含まれているビタミンEには高い抗酸化作用があり、体内に増えてしまった活性酸素の除去効果があります。
活性酸素は身体を酸化(サビ)させる原因となるもので、それにより様々な悪影響があります。
その活性酸素を除去してくれる効果がどちらの食材にも含まれているため、高い抗酸化作用を得ることができ、それにより以下のような嬉しい効果を得ることができます。
血液サラサラ
肥満予防
美肌
アンチエイジング
ガンや生活習慣病の予防
など。
とくに抗酸化作用はアンチエイジング(抗老化)にいいと有名ですね。
この活性酸素は日常生活の
・紫外線
・食品添加物
・大気汚染
・たばこ
・ストレス
・激しい運動
・加齢
などによって増えると言われています。なかなか避けることができないものがあるので、増やさないことを意識するよりも、ぜひ食べ物で除去していくようにしましょう。
糖化対策

上に書いたのは酸化対策ですが、次は糖化対策です。
糖化とは糖によってタンパク質が変化してしまう現象についていいます。
身体は筋肉や皮膚などほとんどの部分がタンパク質から構成されているため、糖化のダメージを受けやすいですよね。
その原因となるAGEsを減少させるのにアーモンドがいいと言われています。
このAGEsというものが蓄積してしまうことで糖化による老化が起きやすくなると言われているのですが、アーモンド を継続して食べるとこの成分が減少すると言われています。
この成分が蓄積してしまうと老化だけでなく、ガンや骨粗しょう症などの健康面への影響だけでなく、シミやシワなどの肌トラブルにも繋がります。
美容面にくわえて健康面を考えると糖化も酸化もどちらも避けたいですね。
スポンサーリンク
便秘の解消

アーモンドには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維といえば便秘の解消にいい!というのは有名ですよね。
それに加えてカカオに含まれているカカオプロテインがさらに便秘の解消を手助けしてくれます。
このカカオプロテインは腸内細菌のエサになってくれるため、腸内環境を整えるのにぴったりなのです。
腸内環境が整うことは毎日のお通じのためには欠かせません。
さらにこの成分は小腸での消化吸収されずに便になるため、便のかさを増やしてくれます。
これらの効果によってお通じのためにもいいと言われています。
さらに最近では乳酸菌入りのものも売られているので、便秘解消のために食べたいという方はそちらをチョイスするといいですね。
脳の活性化

カカオに含まれているカカオポリフェノールには脳の血液量を増やし、これが脳を活性化することにつながると言われています。
また記憶力を高めるBDNFというものを増やす可能性があるとも言われています。
さらに含まれているテオブロミンにも記憶力や集中力を高める効果があると言われていることから、勉強前にチョコレートをとるといいという話を聞くようになりました。
勉強前や頭を使う仕事の前にはエネルギー源になるブドウ糖も含まれているアーモンドチョコをぜひ食べるようにしましょう。
ちなみに、食べることで頭が良くなるのではなく、あくまで活性化するだけです。
その状態で勉強をすることで効率よく勉強ができるということなので、頭がよくなると勘違いはしないでくださいね。笑
食べ過ぎてしまうと副交感神経が優位になってしまいリラックスモードになってしまう可能性もあるので、食べる場合は少量にしましょう。
スポンサーリンク
ストレスの緩和

原料のカカオにはカフェインの一種である【テオブロミン】という成分が含まれており、これがストレスの緩和にいいと言われています。
このテオブロミンは幸福ホルモンといわれている脳内物質【セロトニン】の分泌を促してくれるため、リラックス効果や精神安定を促してくれるため、対策になるんですね。
私自身もチョコレートのこの効果にはとても助けられています。
特にダイエットはストレスがかかりやすいですよね。
上ででてきた活性酸素を増やしてしまう原因にもなりますし、暴飲暴食につながってしまうこともあります。
それを防ぐためにもぜひほんのり甘いアーモンドチョコで解消しながら行いましょう。
もちろん仕事や勉強でのストレス対策にもぜひが活用しましょう。
アーモンドチョコをダイエットに取り入れる方法

まず、選ぶ時ですが、上でも書いたようにカカオ70パーセント以上のものを選びます。
カカオが高くなればなるほど苦味が強くなるので、食べにくいという方もいるかとか思いますが、70パーセントは程よく甘みもあります。
それ以下のものだと砂糖の含有量が増えてしまうため、ダイエット向きではありません。
チョコレートの健康効果を最近いろんなところで耳にすると思いますが、これはカカオに健康や美容にいい成分が豊富に含まれているからです。
なのでそのカカオをしっかりと補えるように比率の高いものを選ぶようにします。
そして、食べるタイミングは甘いものを欲してしまった時や空腹感が強い時などに補うといいでしょう。
特に空腹感が強い時は一度空腹感を落ち着かせてくれるので暴飲暴食も防げます。
甘いものを食べないダイエットはストレスにもなるので、ストレスが強い時にもおすすめです。
いくら美容にいいからといっても食べ過ぎには気をつけてください。
1日の摂取量は?

アーモンドのみだと1日あたり25粒が目安だと言われていますが、チョコレートがプラスされている分、その量ではカロリーや糖質の摂りすぎになってしまうため、ダイエットと考えると摂りすぎに思えますよね。
こちらの場合は1日あたり6〜8粒程度を目安にしましょう。
カロリーだけで考えるとダイエット中の間食は150kcal以下にするのが好ましいと言われています。
そこに合わせるとするなら6粒くらいが好ましいですね。
少なすぎると思ってしまいそうなところですが、いくら健康や美容にいいと言っても、砂糖が含まれている食べ物でもあります。
息抜きのために少しだけ。ということを忘れずに、食べ過ぎに気をつけましょう。