テレビ番組で取り上げてから話題になっている押し麦ダイエット。最近ではレシピ本も見かけるようになってきました!
しかし、押し麦なんてあまり馴染みがないですよね。初めて聞いたときはどんなものか想像もつきませんでした。
ですが、実はスーパーにも置いてあるとても身近な食材です!
ご飯を炊くときに混ぜるだけで手軽に食べることができます。
効果を知ったらすぐに買いに行きたくなってしまうほど、ダイエットや美容にいいんです!
押し麦とは?
押し麦は大麦の外皮を取り除いたものです。押し麦は料理に使いやすいよう、加熱しローラーで潰して平らにし、乾燥されています。ローラーで押しつぶされているので押し麦と言われているんですね!
この押し麦には小麦に含まれている〝グルテン〟があまり含まれていません!グルテンフリーダイエットで有名になったグルテンですが、実はこのグルテンがアレルギーを引き起こす原因にもなります。
小麦よりもダイエット向きで安心して食べられる食材ですね!
押し麦ともち麦との違いは?
押し麦ももち麦も同じ大麦ですが、白米にうるち米ともち米があるように、麦にもうるち性ともち性があります。
押し麦がうるち性、もち麦がもち性です。
意外とわかりやすいものでしたね。
押し麦はうるち性の大麦の外皮を取り除き、料理に使いやすくなるように蒸気で加熱し、ローラーで潰されます。
一方もち麦はもち性の大麦の外皮を取り除いたものです。
見た目では、潰れている方が押し麦、潰れていないうがもち麦と見分けることができそうですね。
そして、押し麦はプチプチとした食感、もち麦はもちもちした食感が味わえます。
押し麦と胚芽押し麦のちがい
押し麦は精製段階で〝胚芽〟が削ぎ落とされているのに対し、胚芽押し麦は胚芽が残っているものになります。
スーパーなどでは普通の押し麦を目にすることが多いですが、実はこの削ぎ落とされてしまう胚芽にも栄養素が豊富に含まれているのです。
例えば、ダイエットに欠かせない不飽和脂肪酸や、美肌やアンチエイジングに欠かせないビタミンEやミネラルは普通の押し麦の何倍も含まれています。
それなのになぜ普通の押し麦が主流なのかというと、胚芽押し麦はにおいが強く、クセがあるからです。健康のために続けるのであれば、無理せずに美味しく食べられるほうがいいですよね。
胚芽押し麦のほうが栄養素が豊富といっても、普通の押し麦にもダイエットや健康にいい栄養素はたくさん含まれているのでご安心ください!
押し麦ダイエットの方法
ご飯と一緒に!
ダイエット中でもご飯は食べたい!そんな方にオススメなのがこの方法です。
作り方は簡単!普段と同じようにご飯を炊くときに一緒に炊いてしまいます。
まずいつも通りご飯を炊き、研いだお米の分量の水を入れます。そこに押し麦と押し麦の倍の量のお水を加えて炊飯器で炊くだけです!
ご飯2合の場合
米2合とその分量の水(普通のやり方です)+押し麦100+水200ml
これが押し麦の一番スタンダードな食べ方だと思います!
茹でてサラダやスープに!
押し麦の食感を楽しめる食べ方です。
鍋に水に1リットルを入れて沸騰させたら押し麦50g程度を入れてかき混ぜながら芯が透明になるくらいまで茹でます(約15~20分)
茹で上がったら水にさらして完成です。
1週間ほど保存が可能なので、作り置きしておくと簡単にお料理に使えるので便利ですね!
水から茹でると水溶性食物繊維が流れてしまいますので、沸騰させてから茹でます。
一食の摂取目安は大さじ3です。
これを1日3食食べると効果的です。